くんくん日記
バックナンバー
2006年10月9日(月) 新しい壁時計
買った。電波時計の壁掛け時計。枠がちゃんとした木なのが気に入っている。
もう15年ぐらい前に、友人からもらった掛け時計を使っていたのだけれど、カチカチという音が気になるのと、少しずつ時刻が早くなっちゃうので、買い換えたかったのだ。
広島にある、イマイチなアウトレットにある時計屋で買った。時計のアウトレットなんて、サイズ違いがあるわけでもなく、ちょっと傷物だったり古いデザインなのかと思ったのだが、僕が先日カタログで目をつけていた時計が、半額で売っていた。傷もないし、時刻が狂っちゃうということも、たぶんない。
ということで、我が家に新しい壁時計がやってきた。時計が変わると部屋の雰囲気ってかなり変わるもんだと思った。
2006年10月11日(水) 資料提出
よりよい活躍の場を求めて、自分の資料を提出した。現状から逃避するわけではないが、次のステップへの挑戦は大切なことだ。
広島に移ってそろそろ6年が経つ。その間に多くの人と出会い、有難いことにいくつかの役割もいただいた。いくら欲しがっても得られない機会もあった。それには感謝しているし、そういう人たちを見過ごすつもりもない。でも、新しい場所は僕にとって必要なのだ。
できることはやった。僕がどれだけ評価されるか、試す機会だ。
2006年10月16日(月) 8年ぶりのバンコク
福岡からバンコクに向かうタイ航空の機内。A300-600に乗るのは久しぶりだ。2-4-2の座席は20年近い古さを感じさせるし、シートTVもないけれど、座り心地は悪くない。もともとプライベートモニターがあってもTVも映画もゲームも関係ない僕にとっては、どうでもいいことだ。
機内で資料を作成し、あとは現地でプリントアウトするだけだ。博多までの新幹線の中で二つ仕事を終えてメールを送り、いま一通り準備が終わって一安心。ようやくゆっくりすることができる。
今年は4度目の海外だが、何度行っても出発の前は緊張する。ずっと自宅に居たいと感じる。出てしまえばそんなことは思わないのに不思議である。
今回の訪タイは8年ぶり。先月末に開港したスワンナプーム国際空港に到着することになる。先日クーデターも起きたばかりだし、市内にもBTSという新交通システムができたらしいし、ずいぶんと大きく変わったようだ。
2006年10月17日(火) バンコクの黄色いポロシャツ
8年ぶりのバンコク。今回はかなりよいホテルに4泊する。
今日は街中の人々がみんな黄色のポロシャツを着ていた。旨には王室の刺繍が。現地の人に聞いてみたら、国王の誕生日が月曜日なので、毎週月曜日は特にみんなで月曜日の誕生日カラーの黄色のポロシャツを着るらしい。今日が月曜日だから、ますます多かったけれど、このご時勢だから毎日着ている人も多いらしい。
困るのは、店員さんもお客さんも黄色いポロシャツを着ていて区別がつかないこと。
でも、こうやってみんなで国王を崇めるのってなんかいいな。
今日は昨年末にできたばかりのサイアムパラゴンというショッピングセンターに行ってきた。すごく広くて高級感もあって驚いた。アジアは何処の国もショッピングセンターが大流行だ。
GSM携帯電話のSIMを買いに行った。なんと199バーツ=おおよそ650円ぐらい。これで新しい番号がもらえる。なんかすごいことだ。
2006年10月26日(木) 不満とステップ
社会の役に立ちたい。人に喜ばれるよい仕事がしたい。そしてそれが物理的にできないわけではないのに、頭と体が動かない。
現在の環境には不満がある。自分にも不満があるがそれ以上に、周りの人々に不満がある。不満だらけである。これは単に僕が神経質なだけなのだろうか。
不満が全て解消されることなどは、ないものだと思っている。でもいまの現状では、職場に相談相手もいない。一人だけでもがいている。苦しんでいる。
やりがいのある仕事にも恵まれている。でも達成する意欲に欠けているし、それゆえに達成感もない。
それでも家庭には恵まれているから、幸せなんだと思う。
2006年10月28日(土) 裏山散歩
妻が美容室にいっている間、午前中から壮一郎と裏山に散歩に出かけた。もうだいぶ歩くようになってきて、今日は階段を上るのもだいぶ慣れてきた。でも降りるのはまだまだだ。
裏山は気持ちよかった。壮一郎と僕は中腹にある公園のベンチで、持ってきたお茶を飲んだ。そして落ち葉を観察した。こういうのって大切なことだと思う。木の感触とか、土の香りとか。できる限りともに感じたい。
充実した散歩から帰って、お昼を食べたら二人してウトウトしてしまった。そして壮一郎が起きた3時半頃から、我々は妻の待つ街へと繰り出したのだった。(そして、すき焼きを食べて帰ってきた)
2006年10月29日(日) ダンスダンスダンス
村上春樹のダンスダンスダンスを読んだ。何度目のことだろう。僕が持っているのは初版本である。この小説はストーリーもおもしろいが、人生の生き方を考えさせるフレーズが各所にあるのが僕にとってはとても人生のバイブル的である。うまくいかないときは、とにかく踊り続けること。最初は下手でもいいからステップを踏み続けること。みんなが華麗に感じるくらいステップを踏み続けると道が拓ける。そんなことだ。仕事面で人間関係で何事もうまくいかないなぁと感じることの多い日々が続いているこういうときに、とても読んで力がわいた。とにかくステップを踏み続けるぞ。止まっちゃいけない。そして人を魅了させるのだ。そこに僕の未来はある。がんばるぞ。