近況

研究成果最適展開支援プログラムA-STEP(育成型)に採択されました

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は,社会課題解決等に向けて、大学等の基礎研究成果(技術シーズ)を、企業等との共同研究に繋げるまで磨き上げ、「学」と「産」のマッチングを行い、共同研究体制の構築を目指すための支援事業「研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラムA-STEP 産学共同 ステージI(育成フェーズ)」(以下,A-STEP 育成フェーズ)を実施しています。

https://www.jst.go.jp/a-step/koubo/index.html

井川と広島大学大学院統合生命科学研究科生物工学プログラムの廣田教授が中心となり、生物資源科学プログラムの河上准教授、生命医科学プログラムの中根助教と進めてきた、温泉藻を利用した飼料開発に関する共同研究が令和8年度のA-STEP 育成フェーズに採択されました。

研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラムA-STEP
令和8年度産学共同 ステージI(育成フェーズ)(2026~2028年度)
温泉藻を利用した高温ストレス低減飼料の開発(課題番号: JPMJTR26U2)

研究代表者: 井川 武(広島大学両生類研究センター、広島大学大学院統合生命科学研究科)
研究分担者: 廣田 隆一、河上 眞一、中根 達人(広島大学大学院統合生命科学研究科)
研究費合計: 3,750万円(間接経費含む)

URL: https://www.jst.go.jp/pr/info/info1870/index.html
プレスリリース: https://www.jst.go.jp/pr/info/info1870/pdf/info1870.pdf

【課題概要】
地球温暖化により家畜・養殖生物の健康と生産性において暑熱ストレスが深刻な問題になっている。本研究では、40℃を超える温泉に生息するカジカガエル類の幼生が摂食するLeptolyngbya属シアノバクテリア(温泉藻)を、既存飼料に添加する機能性素材として活用する。温泉藻の成分分析・メタボローム解析と、両生類、ニワトリ、魚類等を用いた有効性・安全性評価および遺伝子発現解析を組み合わせ、暑熱ストレス低減成分と作用機序を明らかにする。さらに、培養・製造・品質管理の基礎条件を整え、畜産・水産分野で利用可能な低炭素型飼料添加物の社会実装につなげる。

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