ただいま読書中(近況一言報告)
1999年7月
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8月分
最近読んだ本
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1999.07.31
- 『遺伝』の8月号を購入。特集も面白そうだが、僕的には以前東北大の浅虫臨海実験所にいて今は京大の大学院にいる中山さんが書いた「眠るクラゲ―ヒトツアシクラゲの生活史―」が目玉。この話は学会でもきいたことがあるが、刺胞動物の多様な生活史というのは、とても面白い。
- 『楽しく学べる多変量解析法』(藤沢偉作)購入。
- 『玩具修理者』(小林泰三)、『サムライダー』3(すぎむらしんいち)、『ももいろシスターズ』6(ももせたまみ)購入。
1999.07.30
- 九州大の佐方先生のセミナーを聴く。減数分裂時にはS期(DNA合成)をスキップして2回続けてM期(分裂)が起きるが、どのようにしてそのような(体細胞分裂の周期からみれば)変則的な周期が可能になっているのか、という話。たいへん面白い。その後、佐方先生らと飲みに行く。
1999.07.29
- 『科学の目 科学のこころ』(長谷川眞理子)、『論争と「詭弁」』(香西秀信)、『つかぬことをうかがいますが…』(ニュー・サイエンティスト編集部編)購入。
1999.07.28
- 総合科学部の教員のビアパーティがあったらしいが、出席せず、ひたすら実験。
1999.07.27
- 忙しい。
- 『カモン!恐怖』(しりあがり寿)、『ヘイ!マスター』(上村一夫&関川夏央)、『パワー・オフ』(井上夢人)購入。
1999.07.26
1999.07.25
- 久しぶりに岡山の街を歩いて、買い物。紀伊国屋と丸善で買った本:
『博士と狂人』(サイモン・ウィンチェスター)。話題作ですね。生協で見つからないので買ってしまった。
『双頭の鷲』(佐藤賢一)。『本の雑誌』で絶賛されていたなあと思いながら冒頭をぱらぱらと読んでいたら、いきなりぐいっと引き込まれるような吸引力。これは面白そう。
『蜂工場』(イアン・バンクス)。「ざぼん」で紹介されているのを見て読んでみたくなった。
『サラマンダー殲滅』(上)(梶尾真治)。その前に『クロノス・ジョウンター』を読まないと。
『のら』3(入江紀子)。単行本未収録分も加えて新たに3巻で復活、だそうだが、どの巻に未収録分が入っているのかよくわからない。(ぜんぶ買えってことか?)とりあえず3巻を買ってみる。
『海猿』1(佐藤秀峰)。2番煎じでも面白ければ良いのですけどね。今のところ『め組の大吾』の方がずっと面白いよな。
『大王』(黒田硫黄)。この絵が好きかときかれると悩むんだけど、とにかくいろんな意味で斬新なのは確か。楽しめます。
『天上天下』3(大暮維人)。なんか、どういう話なのかいまいちよく分からん。
『スリーピース』1(安彦麻理絵)、『AYA』(克・亜樹)、『近未来馬鹿 改訂版』(唐沢商会)はこれから読みます。
- 友達夫婦と待ち合わせて昼飯。蕎麦を食べに行く。「ぼっこう蕎麦」というらしい。
- タワーレコードでCDを購入。
『ウクレレ・レディ』(ペティブーカ)。最近、ウクレレに弱い。
『ポッパーモスト』(ちわきまゆみ)。けっこう良いじゃないですか、ちわきまゆみ。今まで聴かなかったことを後悔。
『フォトジェニー』(ティアーカルテット)。試聴コーナーで聴いて気に入った。
『LOST AND FOUND』(Yukari Fresh)。同上。
『水中メガネ/七夕の夜、君に逢いたい』(Chappie)。前のアルバムが良かったので買ってみたが、これは今一つかな。
『nonstop to tokyo e.p.』(pizzicato five)。まだ聴いていない。
『まりんのバンドのパレード1/2.』(mary's 9th cut)。ポイントカードが2000円分たまったので、その分で購入。可愛い。
- 電車で西条に帰る。車中で『ホワイトアウト』(真保裕一)読了。直球勝負の正当派冒険小説。こういうのを続けて何冊も読もうとは思わないけど、たまに読むのは良い。ちょっとトリッキィな味付けもあって、楽しく読めた。
- 帰宅して、「特命リサーチ」の再生医学の回を途中から見る。話自体は、まあこんなものでしょうという感じだが、研究関連の映像は面白い。こういう動く絵は、学会なんかでは(あまり)見られないからね。
1999.07.24
- 『生命記号論』を読んでいる。「構造主義生物学」や「オートポイエーシス」と同様にオルタナティヴな生命の一般理論をめざす試みの一つで、おもしろい。池田清彦らの「構造主義生物学」がソシュールから強く影響を受けているのに対して、ホフマイヤーの議論はパースの記号論に多くを負っているらしい。この辺の違いにも興味がもたれる。
- 去年も行った岡山の夏期限定ドイツ風ビアレストランに友達夫婦と行く。後半は貸しきり状態で、アコーディオンの生演奏を聞きながら、ドイツのビールをしこたま飲む。そのまま友達の家に泊まって、「妖怪伝・猫目小僧」のビデオとかを見せてもらう。
1999.07.23
- 『グイン・サーガ・ハンドブック2』購入。
- 音がするのでのぞいてみたら、ベランダから花火が見えた。
1999.07.22
- 学生実習。これで前期の実習はすべて終わり。
- 『生命記号論』(ジェスパー・ホフマイヤー)、『戦争論妄想論』(宮台真司、姜尚中、水木しげる、中西新太郎、若桑みどり、石坂啓、沢田竜夫、梅野正信)購入。
- iBookは、でかいらしい。あとなんか電波が出るらしい。
1999.07.21
- 学生実習。「ウニの発生」
- マックの新しいノートがもうすぐ発表されるらしい。わくわく。
1999.07.20
- アポロ11号、月着陸30年の記念日。
僕は当時、3歳半か。早熟な子だったら記憶があっても良い歳だが、憶えていませんすみません。
- スチールの本棚を新たに2本買ってきて、同居人の本類を整理する。
1999.07.19
- 『デビルマン・イラストレーションズ』購入。
- 『め組の大吾』19(曽田正人)、『なぎさMe公認』16(北崎拓)、『告白』(福本伸行/かわぐちかいじ)購入。
1999.07.18
- 『スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス』を観た。
いろいろ悪口も言われていたのであまり期待していなかったのだが、僕的には満足。少なくとも『ジェダイの復讐』くらいには楽しめた。まあ、文句つけようと思えばいくらでもつけられると思うんだけど、スター・ウォーズはあれで良いんじゃないですかねー。いろんな星があって、変な生物がいろいろ出てきて、戦闘機やらポッドやらがハイスピードでかっ飛んで、チャンバラがあって、ヨーダが意味ありげなことをしゃべっていれば、それでもうOKでは?
- 京極夏彦『百鬼夜行 陰』購入。
- ふと思い立って、積ん読だった小林泰三『人獣細工』を昨晩読みはじめ、読了。3つの短編からなる本。1、2本目の『人獣細工』と『吸血狩り』は、「ああ、やっぱりそうなるの?」という感じで、まあつまらなくはないんだけど、大して面白いとも思えない、普通の短編。3本目の『本』は、奇妙な味があって結構おもしろかった。森博嗣のいくつかの短編に通じるセンスを感じた。
1999.07.17
- このところ忙しい忙しいと書いているんだけど、これは今やっている実験の種類によるのですね。ふつうの分子生物学の実験だと、酵素を混ぜて2時間放置とか、電気泳動を1時間とか、作業の合間にいろいろと空き時間があって、その間は他の事に使えるのだけど、今やっているのはカエルの卵(正確に言うと卵母細胞)をいじる実験で、やろうと思えばほとんど際限なく連続して実験できてしまう。新しい実験で、まだ慣れていない作業をやっているので、だんだん腕が上がっててくるのが自分でも分かって楽しいというのもあるんだけど、ずーっと連続して顕微鏡を覗きながらピンセットで卵を操作する作業を続けてしまう。もちろん時々は休むけど、実際に身体を使っている時間がいつもに比べてとても長い。
まあ疲れるんだけど、やっていて楽しいのはこういう実験の方ですね。疲れるといっても、学生時代に1回始めると2時間ぶっ通しで12℃の部屋にこもって作業をするという実験を、1日に3セットとか4セットとかやっていたのに比べれば、まだ楽だし。
- 久しぶりに『本の雑誌』を買ってみた。8月号。
- 『ザ・怪獣魂』というムック本を購入。
怪獣の造型で僕が好きなベスト3をあげると、ツインテール、タッコング、エレキング。こいつらについては人形も持っていて部屋に飾ってある。ツインテールはエビに似た味がすることからも節足動物のようにも思えるし、顔を見ると脊椎動物のようにも思えるが、実際に何に近縁なのかは判然としない。タッコングはタコと脊椎動物のあいのこという無茶な怪獣だし、エレキングは、まあ脊椎動物みたいなんだけど、どことなくウミウシが入っていそうで怪しい。ありきたり過ぎず、かといって奇をてらいすぎず、という非常にバランスの良い怪獣だと思う。もちろんこの本にも登場してます。
- 『海がきこえる』を数日前に読了していたのだが、書くのを忘れていた。なんか、どうってことない話だなあ、という感想。かつて『なぎさボーイ』は面白く読んだ私だが、相応に歳をとったということか。
1999.07.16
- 忙しい。
- 『BRUTUS』でマンガの特集をやっていたので買ってみる。
1999.07.15
- 忙しい。
- セミナーで紹介した論文はNatureに出ていた、ヘビの形態進化を発生学的に研究した論文。面白い。
「ヘビは何故ああいう形をしているのか?」という疑問に対して、「細長い身体は這って移動するのに有利」とか「四肢は不必要なので退化した」というような説明というのもあるのだけど(というか今まではたいていそういう答え方がされてきたわけだけど)、そうではなく、「このような遺伝的変化によって、このような形態形成メカニズムの変化が引き起こされて、このような形をとるようになった」というようなタイプの説明もあり得る。この論文は、ヘビの形の進化についてそういうタイプの説明を行なおうという試みで、ヘビのHOX遺伝子の発現や、四肢の形成に関与する遺伝子の発現などを調べている。こういう研究は今後もどんどん増えてくるんだろうね。
- カエルの卵(核)に注射。結構うまくいきそうなので満足。
1999.07.14
- 忙しい。でも卵(←カエルのね)をいじっているので、楽しい(←発生学の血)。パソコンのマウスのポインタの矢印がピンセットの先に見えてくる。
- 『コミックバーズ』が復活していたので『コミックビーム』とともに購入。
1999.07.13
- ひきつづき新しい実験の準備。忙しいぞ。
- 『新 形づくりの分子メカニズム』(上野直人、野地澄晴)購入。
1999.07.12
- 色々いろいろやることがあって、忙しい。新しい実験を始めるので、その準備をしたり、試験監督が急に入ったり、今週セミナーが当たっているので論文紹介の準備をしたり。今までの実験も続けているのでそちらの作業もあるし、来週の実習関係の手配もしないといけないし。
1999.07.11
- 朝8時半から官舎の周囲の草刈りに参加。1時間の予定が2時間も。
- 草刈りで疲れて、スター・ウォーズを観に行く気もなくなり、家で論文を読んだりしてだらだらと過ごす。
- 『海帰線』(今敏)、『ザ・ワールド・イズ・マイン』8(新井英樹)購入。
- 嶺川貴子のニューアルバム『fun9』購入。期待どおりのCuteな音楽です。
1999.07.10
- 広島現代美術館に「マンガの世界」展を見に行った話を以前書いたが、その時に気になったのが「佐々木マキ」というガロ系のマンガ家だった。聞いたことのない作家だったのだけど、どこか懐かしい感じのする味のある絵と、前衛的な表現が強く印象に残った。その佐々木マキの本を昨日本屋で偶然みつけた。といってもマンガではなく、絵本。ちょっと驚きつつ、そうか絵本作家もやっていたのか、でもどこかで見たような絵だなあ――と思いながら著者紹介を見ると、ああそうでしたか、あの『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』の作者の方でしたか。いや、マンガを見た時はぜんぜん気付かなかったけど、そう言われてみると、すごく納得。
- 『養老孟司・学問の格闘 ―「人間」をめぐる14人の俊英との論戦―』購入。
- 『スター・ウォーズ完全基礎講座』(トーキョー“スター・ウォーズ”評議会)購入。
1999.07.09
- 学生実習最終日。でも、再来週にはまた別の実習が。さらに夏休みには臨海実習が。
- 大学図書館で文献を探す。古い雑誌の論文がいくつか欲しかったので、書庫に入る。中央図書館の書庫は、図書館の奥まったところに隠れるように存在している階段を降りた、地下2階にある。鉄の扉を開けると、だだ広い空間に迷路のように書棚が立ち並ぶ。まるで昔のアドベンチャーゲームに出てきた地下迷宮のよう。そこをさまよって、文献を探し出し、またあちこちうろうろしてコピー機を探し出し、複写して、さあ戻ろうと思ったら帰り道が分からない(i-i)。普段は開架か西図書館の書庫で用が済んでしまうから、中央図書館の書庫には滅多に入らない、それが災いした。しばらくうろつき回って階段につながる扉を見つけた時は、心底ほっとしました。
- 嶺川貴子のニューアルバムは7日に出ているはずなのだが、近くのCDショップはどこも置いていなかった(T-T)。超メジャーとは言えないけど、そこまでマイナーでもないはずなのに。田舎では予約しないと入手できないのかなあ? (でも予約してまで買うのは恥ずかしい……。)
1999.07.08
- 学生実習。学部紹介(高校生なんかに配って観てもらうやつ)のための実習風景のビデオ撮影があって、電気泳動の作業のモデルをやった。
- 『スキップ』(北村薫)読了。北村薫は初期のミステリ(世間ではかなり絶賛されていた)を2作くらい読んで、これは自分には合わないわ、と思ってほとんど読んでいなかったのだが、この話題作が文庫に落ちたのを機会に再挑戦してみた。
結論としては、やはり自分には合わないなあ、という感想。理由はいろいろあるんだけど、主人公である若い女性が、「おじさんの理想とする娘像」みたいな感じに見えてしまう、というのが大きいかなあ。頭が良くて、善良で、潔癖で、庶民的。「感受性が鋭」いんだけど、決してある一線以上は踏み越えないだろうと安心できる保守性ももっている。そういうキャラをしみじみと「良いなあ」と感じるおじさんたちが多数いるであろうことは想像に難くないんだけど、僕としては「なんか優等生すぎてつまらないキャラだなあ」という感じ。どこかに傷があることで、キャラは生き生きとしてくるんじゃないかと思うんだけど。
ストーリーも、「ちょっとそれは無いんじゃない?」というところが多い。一番気になったのは、「25年分の記憶を全て失って、17才に戻ってしまったかのように見える主人公」(実際に何が起こったのかはともかく、この状況ではそう解釈するのが最も自然でしょう)に対する、その夫や娘の態度ですね。そんなことが起こったら、普通もっとショックを受けるでしょう? 妻なり母なりが、自分達と過ごした時の記憶(それは家族にとってはとても大切なものであるはず。というか、人と人の愛着は、そういう大切な思い出を積み重ねて共有することによって生まれるものだよね)を失ってしまって、彼女にとって自分達は見知らぬ他人になってしまったという状況は、本来なら妻なり母なりの「死」にも匹敵するような喪失感を引き起こすんじゃないのかな? 何らかの治療によって記憶が取り戻せないものかと、必死になるのが普通でしょう? でもこの人たちはそれをしないんだよね。失われてしまった人格を取り戻そうという努力もないまま、「17才」の人格と何とかやって行こうとする。それって、むちゃくちゃ不自然じゃないですか?
いちいち書かないけど、他にも不満はいろいろ。まあ、こういう話が好きな層というのは一定数いるだろうな、とは思うけど、僕にとってはだめでした。
1999.07.07
- 徳間文庫『海がきこえる』(氷室冴子)購入。氷室冴子は昔(高校生のころ)は好きでけっこう読んでいた。『クララ白書』『雑居時代』『なぎさボーイ』とか、まあその頃の作品ね。『海がきこえる』は、映画は(ビデオで)観たんだけど、原作は読んでいない。これに影響を受けたのは僕よりも数年ないし10年くらい下の世代でしょうね。
- 『ゴルゴ13』113購入。惰性で買っている。
1999.07.06
- 生協で平凡社の15%引きセールをやっていて、その関係で平凡社のPR誌『月刊百科』を無料で配っていた。これ結構おもしろくて、斉藤美奈子が「百万人の読書」という連載コラムを書いていたり、小谷真理が『ガサラキ』論を書いていたり。おまけに岡野玲子のマンガも読めるという、なかなかのもの。毎月配付してくれないかな。
- オーケンの本は先月の新刊だったか。関係ないけど、「オーケン」というと昔のドイツの先験論的形態学者を思い出すな。
- ひきつづき実験の合間に"HOMOLOGY"を読んでいたら、面白いことが書いてあった。ホモロジーの概念は、Morphological homology(形態学的な同型性に基礎を置く概念)、Historical homology(系統学的な起源の共有に基礎をおく概念)、Biological homology(発生学的な機構の共通性に基礎をおく概念)、などの異なる意味を含む多義的な概念なんだけど、Wagnerという著者は、自分はこの論考では"Biological homology"の概念を採用すると述べている。で、その後で、ホモロジー概念はこのところ系統学の方でよく使われてきたけど、系統学の方では分岐学が出てきて、"synapomorphy"とか"plesiomorphy"とか"homoplasia"とかいう、もっと洗練された概念枠が整備されたんだから、もうそっちでは「ホモロジー」を使わなくても良いじゃん(大意)というようなことを書いていた。なるほどね、と思うんだけど、問題は分子生物学方面で「ホモロジー」という言葉が大量に流通している現状でこういうことを言っても、誰も聞いてくれないだろうなあ、ということでしょうね。
- 同居人のオーストラリア土産を見せてもらう。洋書がたくさんあって面白い。
『TUESDAY』という絵本は火曜の夜にカエルたちが空を飛ぶ話で、ファンタスティックですばらしい。
"TEST YOUR CAT'S CREATIVE INTELLIGENCE"という本は、"Why Cats Paint?"の姉妹編で、飼いネコのINTELLIGENCE、芸術的能力をテストするためのカードとテスト方法がついている本。ばかばかしくて面白い。
オーストラリアの哺乳類図鑑は、写真が豊富で非常によくできている。有袋類ファンにはうれしい1冊。
本以外には、カエル・グッズなどをいろいろ。こちらも種類が豊富で楽しい。カード、文鎮、蝋燭など。いただきもののカエルの置物(センサーがついていて、前を横切るとゲコゲコと鳴く)も素敵だ。
1999.07.05
- 新潮文庫の新刊『オーケンののほほん日記』(大槻ケンヂ)購入。
- 先日から思い立って、Brian K. Hallの "HOMOLOGY -THE HIERARCHICAL BASIS OF COMPALATIVE BIOLOGY-" の発生関連の章をだらだらと読んでいる。以前は前から順に読んで行こうとしてBIOMETRYの章(全体の2/5くらい)で挫折したのだが、やはり発生のところはちゃんと読んでおこうと思って。
- 同居人がオーストラリアから帰還。
1999.07.04
- 本当は官舎の周りの草刈りの日だったのだけど、朝起きて見ると小雨が降っていた。草刈りは来週に延期になる。もっとも雨自体はすぐに止んで、昼には晴れ間ものぞいていた。
そういうわけで、朝から家事をいろいろと。あとは溜っていた未読マンガを読んだり、『スキップ』や『キリンヤガ』をだらだら読んだり、大学にふらふらと行って一瞬だけ仕事をしたり、自転車の整備をしたり。
- そうそう、書き忘れていたけど、数日前から「毎日新聞」で大沢在昌の『新宿鮫 風化水脈』の連載が始まったので、久しぶりに新聞の連載小説を読んでみようという気になっている。『新宿鮫』は『毒猿』までしか読んでいないんだけどね。ん、いや、『屍蘭』も読んだっけかな? よく覚えていない(笑)。未読のはず、と思って小説を読んでいるうちに、ああこれ読んだことあるわ、と気付くことがままあるからなあ。まあ、いずれにしろ連載は楽しみ。
しかし、朝に『新宿鮫』を読んでから仕事に行くというのも、いかがなものかという気もするな。帰宅してから読むべきか。これって、都市部では夕刊の連載なのかなあ?
1999.07.03
- 午前中、ひきつづきネットワークが死んでいる。午すぎに復旧。
- 『リベラリズムの存在証明』(稲葉振一郎)購入。
- 『歌謡界「一発屋」伝説』というムック本を購入。
- 広島大学のハラスメント対策に関する文書を取り込んだものを置いておきますので、興味のある方はどうぞ。啓発用資料によると、「本学のハラスメント対策は、『セクシュアル・ハラスメント』だけではなく、『そのほかのハラスメント』も含めている点が、他大学の対策と異なります。」とのことです。
- スガシカオのシングル『夜明けまえ』購入。
- 『犬狼伝説』(藤原カムイ&押井守)購入。
1999.07.02
- 学生実習。電気泳動、ノザン・ハイブリダイゼーションのためのメンブレンへのトランスファー。
- 夕方、雷が鳴って瞬間的な停電が何度か。そのせいかネットワークが落ちて、メールもWebも使えない。
- 『MONSTER』12(浦沢直樹)購入。
- 文庫に落ちた『スキップ』(北村薫)購入。
1999.07.01
- 学生実習。RNAの定量、電気泳動。
- NASAが30年間、門外不出にしていたというアポロ計画関連の写真を集めた写真集『FULL MOON』(マイケル・ライト&アンドルー・チェイキン)を購入。非常に鮮明な月面の写真など、感動ものの写真が一杯。4700円は高いけど、それだけの価値はあります。
- 『レッド・カード』4(島本和彦)購入。
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