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カタリエヌモノ

** 2008.12の カタリエヌモノ **

 ++ 08.12.01 (mon) ++ 



フラストレーションが溜まっています。

私は自分は研究者だと思っています。

もし,私個人が本物の研究者であれば,いかなる環境でも研究できるはずです。
しかし,今の大学に移ってからはなかなか研究できていません。

その場合,これまで私個人が研究をしていたわけではないという解釈が生まれます。
つまり,前の大学環境が研究させていたという可能性が生まれるということです。

早く納得のいく研究をしないと「お前はエセ研究者か?」と自問を始めそうです。

 ++ 08.12.02 (tue) ++ 



ふ じ き だ い す け

自分の名前でアナグラム(*1)を作ろうと思いましたが,頭が悪いので思いつきませんでした。

−−−−−−−−
(*1)綴り字の順番を入れ替えて別の語を作ること,あるいは,そのようにして作られた語。

 ++ 08.12.03 (wed) ++ 



再帰的頭字語(*1)でFUJIKI Labのかっこいい略称を考えようとしましたが,頭が悪いので何も思い浮かびませんでした。

−−−−−−−−
(*1)「TTPプロジェクトのTTPは何の略か」と問われ,「The TTP Project」の略だと答えるようなものです。

 ++ 08.12.04 (thu) ++ 



私が学生の頃は「夕日がまぶしいから休講」とかいう先生がいたものです。

しかし,今は(特に資格・免許にかかわる授業では)授業回数がきっちり決まっています。
なので,そういうことはできません。

私も「おなかがすいたから休講」とか言ってみたいです。

 ++ 08.12.05 (fri) ++ 



今日の午後から上京します。

ということで,明日の更新はお休みします。

次回更新は8日(月)です。

 ++ 08.12.08 (mon) ++ 



愛用のノートPC,ThinkPad X40を使用し始めて丸3年となりました。

X40にはポインティングデバイスとして通常のPCのようなタッチパッドではなく,トラックポイントのみが搭載されています。(*1)
このトラックポイントを覆うキャップがヘタってきたので,先日交換しました。

当然,キャップの予備は確保してありました。
しかし,もう少し買い足しておこうかと考えています。

末永く使う(*2)ためには,こういう消耗品を確保しておくことは大事だと思います。
どのみちThinkPadシリーズを使い続けるのであれば,このキャップは無駄にならないわけけですし。

−−−−−−−−
(*1)キーボードにある赤いポッチです。普段ThinkPadを使用しない人に貸すと,どうやってポインタを動かして良いか分からないという事態がよく起きます(笑)。
(*2)「08.11.22」参照。

 ++ 08.12.09 (tue) ++ 



多様性を認めなくなったら,それはもう大学ではないでしょう。

 ++ 08.12.10 (wed) ++ 



昔から「趣味のない人間はダメだ」と思っていました。
私自身,あれこれ興味がわく人間で,それなりに趣味も持っているつもりです。

ただ,最近趣味の時間が煩わしくなってきました。
そうなってくると,それはもう趣味ではないと思います。

今いちばん楽しいのは「心理学」です。
#てか,それ,仕事ですから…(涙)。

 ++ 08.12.11 (thu) ++ 



Dマル合教員(*1)の基準について調べてみました。

Wikipediaによると(*2),論文著書40本程度とのことです。
また,文系の場合は30本程度とも書かれています。
このままのペースで行けばいざというときにも困らなさそうです。
#まぁ,「いざというとき」が来ればスリリングですが(笑),難しいでしょうね。

先日も書きました(*3)が,これまで泥臭くやってきました。
そのおかげで,いろいろと備えができてきたと思います。
なので,これからは少し自分のための業績づくりをしていこうと思います。

−−−−−−−−
(*1)博士課程で講義と学位論文の指導が担当できる教員のことです。
(*2)08.11.03に確認。
(*3)「08.10.16」参照。

 ++ 08.12.12 (fri) ++ 



そろそろ学生に気付いて欲しいこと。
(というか,大人になって欲しいと思うこと。)

優しい先生≠甘やかす先生

 ++ 08.12.13 (sat) ++ 



発達系の先生だと,授業で保育者を目指す学生に
「年齢ではなく実際の子どもの姿を見て,その発達の姿に合わせた適切な指導をしなければならない」
といったことをおっしゃるのではないでしょうか。

私も「子どもの人」(*1)のフリ(?)をしているので,同じようなことを言います。

また,同じようなことは学生を対象とする際の大学教員にも当てはまるんじゃないかと思います。

我々は大学生に注意を与える際,大人に対して言うような言い方をします。
その際,教員は大局的に物事を考えており,同時に,それを学生も共有できる(*2)と思い指導しています。

しかし,抽象的な思考が出来ない段階(*3)でとどまっている学生がいる可能性も考慮すべきです。
そういう学生の場合,大人向けの指導では理解できないため,単なる脅迫,あるいは悪意ある発言としか受け取れない可能性があります。

というよりも,これは学生云々ではないかもしれません。
「想像力のない大人」なんてそこらにごろごろしているわけですし。(*4)
大人が必ずしも大人ではないというのは常に心にとめておかなければならないのでしょう。

実際問題として,まずは「スーパーのお菓子売り場で駄々をこねている」レベルの学生への対処法を考えようと思います(涙)。

−−−−−−−−
(*1)つまり,子どもを専門とする心理学者,という意味。
(*2)ピアジェの言う形式的操作期(10-12歳以降)以降の能力でしょう。
(*3)ピアジェの言う具体的操作期(7-10歳)の能力。もちろん,ここで言っているのは「速さと時間と距離」の問題が解けない学生が存在するかどうかということではなく,そういった抽象的な思考力が日常に般化できていない学生が存在するのではないかということです。
(*4)「08.06.17」参照。

 ++ 08.12.15 (mon) ++ 



数週間毎に
「パソコンをばらしたり組み立てたりしたい病」
にかかります。

原因はストレスです。

 ++ 08.12.16 (tue) ++ 



学び続けない教員に学びを指導する資格はない。

 ++ 08.12.17 (wed) ++ 



学生の実習記録の書き方の指導をしていて思ったこと。

私の書く実習指導の報告書(大学提出用)もあまり良く書けていないな,ということ(笑)。
#時間がないので,要点だけ書く感じになってしまっています。

 ++ 08.12.18 (thu) ++ 



アロエさん。(*1)

−−−−−−−−
先日SleepTalker氏が
「月が大きい」
とおっしゃいました。

その日,私は月が傾いていくのを見ていたので,
「もうすぐ沈みそうだね」
とお答えいたしました。

すると,
「月って沈むんだっけ?」
とおっしゃいました。

もう,これはネタだろう(*2)と思いましたが,
SleepTalker氏は,さらに続けて
「だって,昼間でも月は出てるし」
とおっしゃいました。

理屈がよくわかりません。

−−−−−−−−
(*1)「08.11.11」参照。
(*2)「05.10.17」参照。

 ++ 08.12.19 (fri) ++ 



日曜祝祭日は大学に入れない(*1)ので,近所の図書館(*2)で仕事をしたりします。

が,そこの男性司書さんの声がやたらデカい(笑)(*3)。

誰かあの司書さんに,窓口業務や電話応対等を小声でするように言ってあげてください。

−−−−−−−−
(*1)「08.04.09」参照。
(*2)日曜日なども6時まで開館しているので,5時で閉まる大学よりも長く仕事が出来ます。
(*3)しかも,口調が少し神経を逆なでするような感じす。この前は市民(おじさん)と口論になってました。終いには「そういう態度をとられると,お巡りさんを呼ばなければならなくなります」とまで言い出していました。というか,図書館で口論始める司書さんって…。

 ++ 08.12.20 (sat) ++ 



我々「子ども学部」の教員の仕事の1つに,保育士,幼稚園教諭,小学校教諭など,子どもと関わる職業人が備えるべき視点を学生に持たせることがあります。

この仕事は心理学しか知らない私にとってはチャレンジングなことです。
なぜなら,子どもと関わる職業人が何を重視しているか知らないからです。
なので,付け焼き刃的にではありますが,あれこれ観察しながらコツを盗む日々です。

その結果わかってきたのは,案外に心理学者としてのものの見方の「コツ」は応用が利くということです。
つまり,子どもと関わる職業人が備えるべき視点と,心理学者の思考法とはかなり類似しているということです。

というよりも,保育所の先生も,幼稚園の先生も,小学校の先生も,中学校の先生も,高校の先生も,大学の先生も,乳幼児,児童,生徒,学生ときちんと向き合うためには,ある程度科学者的な素養を備えておくべきなんだと思います。

なので,「何を伝えればよいのか皆目見当も付かない」という状態には陥らずにすんでいます。
コツコツと勉強をし,それを学生に還元するということをやっています。

だからといって,これが簡単な仕事かというと,全くそうではありません。

心理学に関することであれば既にある程度の知識と経験があるので,何かについて語るときも割と自然に言葉が出てきます。
この理由は,何かの課題について考える上で,配慮すべき側面というものある程度わかっているからだと思います。

しかし,子どもと関わる職業人になりたい学生に役に立つように語ろうとすると,可能性をあれこれと慎重に考えながらしゃべらなければなりません。

そういう意味では,久しぶりに頭を働かせている自分を感じる日々です。

 ++ 08.12.22 (mon) ++ 



自宅が無駄に広い(*1)ので,ミニ四駆のコースでも造ろうかと思っています。
(2コースくらいなら生活に支障はなさそうです。)

−−−−−−−−
(*1)「08.04.23」参照。

 ++ 08.12.24 (wed) ++ 



ここ数ヶ月は寸刻を惜しんで研究時間をひねり出しています。

これまでも「数分という時間も無駄にしないように」とは思っていました。
しかし実際には,もったいないと思いながらも「1分という時間では大したことはできない」などとも思っていました。

ところが,先日茂木健一郎氏が,訓練をすれば瞬時に集中することができるようになると言っていました。

ということで,1,2分も無駄にしないよう
・モバイル用のパソコンはサスペンド状態にしておく
・読むべき書類を持ち歩く
・知識を広げるためにに読む文庫本を鞄の中に入れておく
といったことをしています。

今の環境は全く研究に適していません。
そのためなにかと効率が悪く,研究のスピードが下がっています。
それでも,少しでも時間を見つけ,良い仕事ができるようにコツコツやっています。

 ++ 08.12.25 (thu) ++ 



明日は仕事納めです。
その後,大学は封鎖され,年明け4日まで開きません。
(この大学の先生はみなさん自宅で仕事をされるんでしょうね…。)

明日が仕事納めです。
しかし,明日は午前中会議があり,午後は施錠されます。

ということで,少し早いですが,今日で本年の更新を終了といたします。
今年も1年,お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

皆様,どうぞ良いお年をお迎え下さい。

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