三浦研究室へようこそ

  本研究室では、巨大地震などの広域災害による被害軽減を目指して、次の項目に関する研究を行っています。地震動や振動解析、防災のための空間情報解析に興味があり、研究に意欲的な学生を募集しています。

研究概要

強震記録や微動記録を用いた地盤震動特性の把握
構造物の地震防災を考える上で、対象地域の地震環境や地盤条件を知ることが重要となる。強震記録の解析による地震動強さの予測や微動観測に基づく地盤震動特性の評価を行う。

建物群の地震被害予測手法の高度化に関する研究
地震に対して脆弱な地域を把握するために、想定地震に対する地震被害予測が行われる。強震記録と建物モデルに基づく地震応答解析や被害統計資料を基に被害予測手法の高度化を行う。

GISやリモートセンシング技術を利用した地震危険度評価・被害把握
地震直後の被害把握や面的な危険度評価を行うには、GISやリモートセンシングが有効である。リモートセンシングによる災害把握や数値地形データ等を用いた広域危険度評価を行う。

最近のニュース

工学部教員インタビュー (2024年3月掲載)
https://www.hiroshima-u.ac.jp/eng/labs/researcher_interview.
普段の揺れから地盤や建物の地震危険度を簡便に指標化する技術を開発しました (2024年)
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/84138.
リモートセンシング技術と保険データを用いた台風による建物損害額の早期推計手法の開発 (2023年)
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/75472.
AI技術により普段の地盤の揺れから地震時の揺れやすさを自動的に推定する技術を開発 (2022年)
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/70323.
人工知能技術で航空写真から災害による建物被害を自動的に把握する技術を開発 (2020年)
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/58594.
衛星画像データ等から土石流による崩壊土砂量を簡便かつ短時間に推定する方法を開発 (2019年)
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/55386.