日本語研究会で実施していること

日本語研究会では、学部生から大学院生まで、全員で同じ課題に取り組んでいます。
これまでは、論文の講読、Wikipediaの言語関係の記事の編集、Pythonの講習会、研究講演会、卒論プレ発表会、遠足、合宿などを実施してきました。


令和6年度の課題

○課題1

令和6年度は近代文学研究会の皆さんとご一緒に「愛読書を語る」
自分が好きな本について、本の魅力が伝わるような発表をしましょう(本を読まない人は趣味でもいいです)。
なぜ自分がそれを好きなのか、存分にお語りください。

○課題2

卒論プレ発表
3年生と4年生には、研究室の卒論発表会の練習として、卒業論文のプレ発表をお願いします。

○課外活動

課外活動として、広島大学が所蔵する古典籍の調査と整理を不定期で行います。
広島大学中央図書館、同医学資料館、広島大学文学部日本史研究室の蔵書が中心です(2024年4月時点で予備調査済)。
参加する際には、調査の注意事項や基本的な知識(=書誌学)について伝授します。

令和6年度の予定

4月9日(火) 2024年度第1回日本語研究会(文学部A302→K217)
4月27日(火) 鏡山遠足
5月7日(火) 本のれん(丸善イベント)
5-6月 今年度のお題(課題1、課題2、課外)
6月 大学院研究発表会プレ発表
7月 卒論中間発表会プレ発表(3年生)
10-12月 大学院研究発表会プレ発表
11月 卒論中間発表会プレ発表(4年生)
12月 卒論中間発表会プレ発表(3年生)
1月 大学院修士論文要旨発表会プレ発表

※発表の予定のない回は、今年度のお題を実施します。


令和5年度の課題

○課題1

今年度の課題1として、漢検(3級、準2級、2級、準1級、1級)の模擬試験をします。
日本語研究会の時間に解答を作成、自己採点して集計し、5回分の合計点を競うことにします。
高校卒業程度(常用漢字レベル)の目安は2級ということなので、日本人の学生はここから開始したいところですが、留学生が多いので、3級(中学卒業程度)から始めます。

○課題2

今年度の課題2として、Python講習(実践編)をします。
16世紀から17世紀にかけて刊行されたキリシタン版の国字本(漢字・仮名表記)のテキストを対象とし、茶まめによる形態素解析、Pythonによる索引化(総索引、KWIC索引)をします。
完成した索引は、日本語研究会のサイトで順次公開することを目標にしています。

○課題3

今年度の課題3として、今話題のChatGPTを利用し、問題点を洗い出して議論します
次の二つの課題を実施しましょう。
①各自の研究課題に関連する術語(専門分野で用いる用語)の定義をChatGPTに問いかけ、その返答に含まれる問題点を指摘するレポートを作成する。
②広く社会全体として考えた場合の長所・短所を自由に議論する。

○課外活動

課外活動として、古典籍の閲覧を金曜日午後(前期)に定例で行います。
当面は、広島大学図書館所蔵の古典籍の原本を閲覧します。
貴重書閲覧室での閲覧なので、私の他に2〜3名くらいが限界です。希望多数の場合は、毎回、参加者を変えるなどして対応します。
なお、広島大学図書館所蔵の貴重書で撮影済みのものが公開されています。画像で下調べしてから原本閲覧をすると、良い勉強になるでしょう。
https://kokusho.nijl.ac.jp/page/list-hiroshimadaito.html


令和5年度の予定

4月11日(火) 2023年度第1回日本語研究会(文学部A302)
5-6月 今年度のお題(課題1、課題2、課題3、課外)
6月 大学院研究発表会プレ発表
7月 卒論中間発表会プレ発表(3年生)
10-12月 大学院研究発表会プレ発表
12月 卒論中間発表会プレ発表(3年生)
1月 大学院修士論文要旨発表会プレ発表

※発表の予定のない回は、今年度のお題を実施します。