梶原行夫/News


2011.03.15
職務命令により「放射線取扱主任者講習」なるものを受講するため、茨城県東海村で1週間(+α)の合宿。(03/06-13)

(1)1週間宿泊する原研真砂寮。朝夕の食事をつけても1万円以下という格安宿泊施設です(でした)。建物自体は基本的に古い造りです。(2)基本的に寮なので、同時に布団もレンタルします。部屋は改修されてて、思っていたよりはるかに快適でした。(3)ある日の夕食。カロリー管理されてます(ただし塩分やや高め)。


研修施設付近スイングパノラマ画像。雪が降るなど結構寒い1週間でした。2つの円筒型施設は、研究用原子炉。


(1)講義が行われた会議室。また各種放射性物質の取扱実習が別個建物内(管理区域)で行われました。(2)初日夕方、パルス中性子施設J-PARCの見学が行われました。写真中央は、陽子をぶつけて中性子を発生させる水銀ターゲットの外枠模型。(3)施設内部。中性子の遮蔽のため、基本的に鉛のハッチだらけです。


J-PARC内部パノラマ画像。画面中央より、パルス中性子が放射状に放出され、各ビームラインで様々な実験が行われます。


(1)放射性物質の取扱実習で、やや被爆しました(もちろん人体には全く影響の無いレベルです)。(2)ある日の昼食弁当。毎日美味しかったです。別の日、納豆が仙台産だったのは納得いかなかったですが。

講習会は最終日、東日本大地震により強制終了となりました(幸い、法定カリキュラムは全て終了した後でした)。

地震の影響は東海村もかなり大きかったですが、僕自身は原研勤務の知人の助けにより、2日間かけてなんとか帰宅することが出来ました。


2010.12.20
第2回SPring-8次期計画2019シンポジウム@学術総合センター(東京)に参加


会場は東京駅そば。(1)皇居周りにはたくさんのランナーが。(2)少しの時間を利用して科学技術館(子ども向け?サイエンス体験館)に寄ってみる。(3)ジャイロ・ブランコ。


(1)参加者結構いました。(2)(3)世界の放射光、XFELの状況が紹介され、今後のSPring-8の進むべき計画について議論が行われました。

いつの間にか(?)、自分の論文業績が増えてる。。。



2010.11.08
10月上旬〜11月上旬までほぼ丸1ヶ月休み無しで、フランス−仙台−SPring8−東京の4つの出張。さすがに途中体調崩したりもしましたが、有意義な議論等ができました。

[1]フランス出張編(10/07-17)
非弾性X線散乱の国際会議(IXS2010)@グルノーブルに参加。通常グルノーブルに行くには、リヨン空港経由が便利ですが、今回は初フランスでせっかくなので、パリからTGVでグルノーブルへ。


なにわともあれ、パリに着いたらひとまず食事。セット料理"menu"を注文。(1)スープ、(2)肉料理(日本に比べると、やや肉が固い。。。)そして、(3)アイスクリーム(日本ではあまり味わえない食感)。締めて20Euro。


グルノーブルへ出発。(1)パリ・リヨン(方面)駅:Gare de Lyon。(2)フランス新幹線TGVの2等車両。(3)グルノーブル駅:Gare de Grenoble。


(1)グルノーブル駅からバスで15分ほど、EPN(European Photon and Neutron science campus)の入り口。左に見えるはILL(中性子施設)。(2)ESRF(放射光施設)入り口。(3)宿泊はゲストハウスに。SPring-8に比べるとやや見劣り?


(1)会議場、World Trade Center。宿舎から会場(駅前)までは徒歩約30分。(2)Sette氏の開会挨拶。(3)休憩時間はこんな感じ。


会議の合間にグルノーブル観光。(1)高台にそびえるバスティーユ城塞。(2)ロープウェー、通称"egg"。(3)バスティーユ城塞から眺めるEPN。


(1)今回はポスター発表。おかげで、我々の研究に興味を持ってくれた方とじっくり議論できました。ねらい通り。(2)バンケットは、豪華な貴族の館?で。ただし、料理がイマイチで。。。


Social Tourは、近くのヴィエンヌの街へ。(1)貸し切りのオープンバス?に乗って、(2)山の上のブドウ畑に行き、(3)最後はワインの試飲。個性の強いワインを楽しめました。しかし道中寒すぎ!最低気温5℃。


今回、フランス全土の大規模な交通ストライキに遭遇してしまいました。(1)会議場外でも。(2)ヴィエンヌの街でも。結局、予約してた帰りのパリ行きTGVがキャンセルになってしまい、ひどい目にあった。。。


パリでは、帰りの飛行機までの時間で観光。(1)モンパルナスタワーから望むエッフェル塔。(2)凱旋門。(3)ルーブル美術館(時間の都合上、中には入れず)。一通り有名どころを歩いて回っておきました。


[2]SPirng-8合同コンファレンス&不規則系物質先端科学研究会編(11/3-6)
東京駅直結、東京ステーションコンファレンスで行われたSPring-8合同コンファレンスに参加。


(1)コンファレンス会場のある、東京サピアタワー。(2)開演直前。結構参加者多かったです。


ついでに、不規則系物質先端科学研究会を開きました。(1)1日目は、コンファレンス後の僅かな時間&豪華なお部屋を利用して。(2)イタリアンで懇親会。


(1)2日目は、渡辺匡人先生&水野章敏先生のご厚意により学習院大学にて。(2)皆さん熱心に聴講中。(3)会議後、渡辺研究室を見学。電磁浮遊でアルミニウムの玉が浮いてます。



帰りの羽田空港にて、ガンダムジェット発見。


2010.07.22
イタリア出張(7/7-18)。今回の目的は2つ。[1]トリエステの放射光施設Elettraの非弾性紫外線散乱グループの装置見学および液体のダイナミクスに関する議論。[2]ローマ大学で開催されるLAM14(液体および非晶質金属の国際会議)に参加。いずれの目的も十二分に達成し、充実感のある出張となりました。

[1]トリエステ編
関空からアリタリア航空でローマ入り。ローマで一泊した後、最初の目的地であるElettra@トリエステへ


トリエステ空港。実は11年ぶり。余り変わってません。


(1)Elettraの実験ホール。暗いです。(省エネ?) (2,3)非弾性紫外線散乱(IUVS)測定装置


(1)Elettraでの昼食。SPring-8よりおいしい? (2)IUVSグループ、リーダーのMasciovecchio氏(右)と、Bencivenga氏。 (3)さすがイタリア、構内にカフェが設置。


(1)セミナーをしました。 (2)我々のサファイアセルの実物紹介。 (3)帰り際、入り口で記念撮影。


(1,2)一仕事終えて、トリエステの街でジェラートを。 (3)そして夕食はもちろんパスタ。


[2]ローマ編
LAM14に参加のため、ローマに移動。

(1)なにわともあれ、食事。 (2)WelcomePartyまでの時間を利用して観光。古代ローマ帝国第14代皇帝ハドリアヌスの別荘。


(1)ローマ大学物理教室入り口。EnricoFermi(1938年ノーベル物理学賞受賞)の展示物前で記念撮影。 (2)会議会場の建物にはLAMの横断幕?が掲げられてます。 (3)ChairPersonのScopigno氏が赤いジャケットを来てLAM開催挨拶。


(1)自身のオーラル発表。 (2)ConferenceDinnerはビーチで。 (3)パエリア。


(1)途中、イタリアの若手達とピザ屋で会食。 (2)次回開催地は北京に決定。 (3)会議の最終イベントはカラカラ浴場でオペラ・アイーダの鑑賞。(イタリア語でさっぱり分かりませんでしたが)


(1)イタリア最終日。フライトまでの僅かな時間を利用してカピトリーニ美術館へ。ローマ帝国第16代皇帝マルクス・アウレリウス騎馬像。 (2)ローマ帝国建国を象徴するオオカミ像の前で記念撮影。


[3]帰国編

(1)成田−羽田直行列車・成田スカイアクセスがちょうど前日開業。 (2)乗り鉄、撮り鉄が多数いました。


2010.05.21
SPring-8出張。


(1)ついに建屋が完成したXFEL (2)宿舎から望む朝焼け

中学生時代の友人が相生市羅漢の里(SPring-8のすぐそば)に刀鍛冶の拠点を最近開設したことが判明。出張帰りに見学&応援のためぶらりと訪問。約20年ぶり、突然の再会でしたが、すぐに認識してもらえてよかったです。今後応援していこうと思います。


(1)羅漢の里入り口 (2)拠点にする水車小屋 (3)現在建物内をコツコツ改造中。完成まではまだしばらくかかりそう


2010.05.06
2年ぶりにオリキャン(新入生オリエンテーションキャンプ。4/17-18@山口県ふれあいパーク)に参加。
メインの目的は総合物理プログラム紹介ですが、その他ざっくばらんに学生や他分野の先生方と話ができてよかったです。まぁ毎度のことながら、変な?格好させられたりしますが。。。


(左)一年生自作のTシャツ紹介。(右)総合物理プログラム紹介の超伝導浮遊実験(講師は私ではありません)

7月の国際会議LAM14@ローマ大学は、発表がオーラルに決定。
あとせっかくのイタリア行きなので、LAM14に先だって、近年液体のダイナミクス研究で特徴的な成果を上げている、Triesteにある放射光施設Elettraの非弾性紫外線散乱グループを施設見学&セミナーすることに。


2009年度
2008年度


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