梶原行夫/News


2011.11.25
SPring-8BL04B2でのX線回折実験。
今回新規の測定容器(初めての自分の容器!)を用いたため、準備にかなり時間がかかりました。
長時間のビームダンプ(最近ではめったに無いことなのですが。。。ヤラレヤ本領発揮?)など、トラブルに見舞われましたが、なんとか必要なデータを得ることが出来ました。今期から各ビームタイムに対する成果報告が厳密化されたことも相まって、ヒヤヒヤしながらの実験でした。


(1)真空中あるいは(ヘリウム)ガス雰囲気中での測定が可能な新規容器。(2)その中身。大部分自作です。試料部1600℃程度まで昇温が可能。(3)早朝、日の出が管理棟に反射してきれいでした。


2011.11.14
10月から11月にかけて出張が連続してありました。その中で、、、

[1]スウェーデングループとの共同研究(10/24-28)
スウェーデン・チャルマーズ工科大学のMatic教授のグループと非弾性X線散乱の共同実験。ローマ大学出身の二人のポスドクさんが頑張ってくれました。


(1)グローブボックスを使って試料の準備。(2)帰りに羅漢の里の刀工房に寄ってみました。偶然、吉本興業の兵庫県担当の若手芸人さんが取材してました。

[2]高圧討論会@沖縄キリスト教学院(11/09-11)
今年の高圧討論会は沖縄。物理学会で訪れて以来なので13年ぶり。


(1)会場の沖縄キリスト教学院は眺めのいい高台に建ってます(その分行くのが大変でしたが。。。)(2)高圧討論会では例年懇親会で鏡開きが行われます。今回も、日本酒じゃなくても(泡盛)お構いなしで鏡開きしちゃってました。(3)琉球大学のサークルのみなさんが唱って演奏して踊ってくれました。沖縄感満喫できました。


(1)(2)もちろん、沖縄のおいしいものも頂きました。

[3]国際ワークショップ@大阪(11/11-12)
相変化材料(DVDなど記録メディア材料)で顕著な成果を上げているドイツのWutting教授を、日本の不規則系研究者が迎える形で国際ワークショップが開催されました。講演を依頼されたので、沖縄から朝イチの飛行機で戻って駆けつけました。今後有意な協力関係へと発展すればよいですが。


会議中の写真はないのですが。。。(1)会場は、ちょうど大阪市長選の平松氏の選挙事務所近くでした(まだ告示されてないので、名前の部分には白い覆いがされてます)。(2)帰りの新幹線は「さくら」に乗ってみました。座席がやや豪華?


2011.09.16
ウィーン大学で開かれた"8th liquid matter conference"に参加(9/4-12)。
ウィーンの街は見所満載で、ハプスブルグ家の栄華が推測されました。
会議については、800件以上の発表があり、華やかでにぎわいが有りました。 また会場のウィーン大学、カンファレンスディナー会場のウィーン市庁舎、共に素晴らしい建物&内装で、会議に華を添えてくれました。
発表内容については、たくさんの興味深いものがあり情報収集がしっかり出来ました。 また自身のポスター発表についても、3時間近くかけて10名以上の方に説明を行い、アイデアの普及には役立ちました。 ただ、所謂液−液転移屋さんにもっとたくさん来てもらって、中身に関してのつっこんだ議論がしたかったなぁ、と言うのがホンネです。
あと、会議全体を眺めてみると正直なところ、かなりシミュレーションの比率が高い&所謂TOY(=おもちゃ。机上(機上)の空論、意図が不明でタダ遊んでいるだけに見える?)な研究が多くて、しかもそう思える研究がオーラルでもたくさん選ばれていて、「これでいいのだろうか?」という風に感じたのも事実です。末端の一参加者が意見することでもないですが。
ただもちろん、トータルには大変有意義な会議になりました。 次回はリスボンとのこと。できれば次回も参加したいです。

[1]会議編

会場のウィーン大学。(1)大学正面に会議の横断幕が。(2)エントランスには9人のノーベル賞受賞者の顔写真。(3)ウェルカムパーティも華やかでした。


(1)オーラル発表メイン会場。かなり広いのですが、参加者全員が入るにはやや狭かったです。超満員。(2)大学中庭。のどかです。


(1)中庭周りの廊下でポスター発表は行われました。お茶&ランチをとりながら、非常に良い雰囲気でした。(2)ちゃんと自分の発表もしてます。

[2]カンファレンス・ディナー編

(1)レッドカーペットの階段を上り会場へ。(2)ウィーン市長のご挨拶。(3)生演奏も行われていました(クラッシックではなかった)。


カンファレンス・ディナーの様子(スイングパノラマ画像)。市庁舎最上階の豪華なお部屋で。さながら貴族の晩餐会。

[3]旅程&観光編

(1)ウィーンへの往復は関空発のフィンランド航空で。一番お安く時間が短い(ヘルシンキまで)ので便利です。 (2)ヘルシンキ空港では、多くの日本人を見かけました。研究者の知り合いも。ムーミンショップが人気。


ウィーン到着後、ウェルカムパーティまでの時間で市内を観光。(1)まずは中央墓地。世界的に有名な音楽家達、ベートーベン、モーツァルト、シューベルトの墓。ただし、我々物理屋の主目的はもちろん彼らではありません(下記参照)。(2)シェーンブルン宮殿。宮殿内の豪華さと言ったら、、、撮影禁止だったのが残念。(3)街中で金色の人々?と写真を撮る羽目に。


(1)シュテファン寺院(改修工事中)。(2)夜のオペラ座。(3)市庁舎外観。広場では、サーカス?の準備が。


街中で勧誘され、コンサート(後で調べて見たところ、恐らくこれ。)にも行ってみた。正規価格は€ 40〜ですが、割引券€ 24でした。(1)コンサート会場Kursalon。(2)コンサート。曲はシュトラウスとモーツァルトの中から比較的有名で短いモノが選曲されてました。また演奏だけでなく、曲に応じてダンサーの方、オペラ歌手の方も登場したりして、初心者向けにうまくアレンジされており、非常に楽しめました。


会議終了後も半日の市内観光。美術史博物館にて、(1)館内天井。(2)有名な「バベルの塔」。(2)アルチンボルドの「夏」&「火」


少し足を伸ばして郊外にも。(1)IAEAなども入っている国連ビル。(2)ドナウタワーから眺める国連ビル周り。旧市街地とは異なり近代的なビル群が広がってます。

[4]食事編

(1)ホテルの朝食(一般的なヨーロッパスタイル)。(2)超満員の人気店PlachuttaのTafelspitz(ゆで牛肉&スープ)。ただし日本人にとっては味付け濃すぎ。(3)こちらも有名店FiglmüllerのSchnitzel(左、皿からはみ出る豚カツレツ)。でかすぎ。


(1)カフェでの標準的なランチ。(2)Einspänner(日本でいう所謂ウィンナーコーヒー)。(3)MelangeとTorte。ケーキ甘過ぎ。

[5]ボルツマン編

(1)中央墓地における我々の主目的は、統計力学の基礎を確立したボルツマン!"S=k. log W" 確認しました。我々が着いたときには既に先客がいて、写真撮影を頼まれました。聞いてみると(やはり)物理屋さんでした。「なんでこんな有名人に案内標識がないんだ!」と少々ご立腹でした。(2)ボルツマンの像はウィーン大学にも。(3)そして今回の私の発表は、偶然にもエントロピーの時間概念について。ボルツマンの定義の拡大解釈に関する議論でした。


2011.08.29
8月中、3件のイベントがありました。

[1]土屋研見学(8/4-6)

新潟大学の土屋良海研を見学。超音波測定装置をはじめ、様々な装置を見学させて頂き、ノウハウの一端を教えて頂きました。またセミナーを通じて研究に関するディスカッションを行いました。


(1)新潟までは、新幹線7時間!の旅。 (2)セミナーでは、参加者各々が研究発表を行いました(写真の講師は私ではありません)。


[2]不規則系物質先端科学研究会(8/17)

今年度は、通常の研究紹介のほか、特別企画として外部の方数名を招待してコヒーレントX線に関する勉強会を企画しました。
20数名の方にお集まり頂き、現状のSPring-8利用からXFEL、電子線に至るまで、コヒーレント光を使ってどのような不規則系研究の展望が拓けるかについて、有意義な議論が出来ました。企画した甲斐がありました。




[3]放射光学会若手研究会「水の構造と物性研究の最前線−放射光による新たな研究の展開−」(8/18-19)

放射光学会主催、若手企画による「水」に関する研究会に参加しました


(1)会場超満員(会場が狭かったこともあるのですが。。。)の中、会は進行しました。 (2)同じ水素結合系物質として、アルコールも重要な研究対象です!特別講演として、サントリーのチーフブレンダー・輿水精一氏によるウィスキーに関する講演がありました。


(1)懇親会は姫路市内のバーで行われました。 (2)途中、輿水氏によるウィスキーのテイスティング講座(実技)が。


2日目、ちゃんと講演(依頼講演)もしました。実験内容はほとんどがカルコゲン系(テルル、セレン)に対するものですが、水の熱力学異常の問題の解明について、重要な提案が出来たのではないかと思います。


2011.07.08
SPring-8出張(6月および7月)。


明け方5時頃、大量の鹿の群れ。最高記録18匹達成(暇な方は数えてみて下さい


今年度より食堂運営会社が代わり、季節企画が。(1)七夕メニュー。(2)七夕キャンドルサービス(写真では明るく見えますが、照明落としてろうそくの光のみなので、結構暗い)。


2011.06.01
9月の8th Liquid Matter Conferenceは発表がポスターに。残念。
今年は科研費も不採択だったので、連敗。雌伏の時か。


2010年度
2009年度
2008年度


トップページへ