1) 質問の質 |
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@必要性 |
なるべく高度な助言をもらう。
質の低い質問をしたら助言の質も低くなる。
助言をしてもらう人の時間には限りがあるので。 |
A利点 |
より高度な助言を得ることが出来る。 より速くより深く研究を進めることが出来る。 |
Bダメな例 |
よく調べないで質問する。
自分で調べればすぐ分かることしか助言してもらえない。
(助言のレベルを下げている)
→結果として自分の研究レベルはあまり上がらない。 |
C相手の方針 |
よく調べてから質問をする。
効率的に調べる能力を磨く。
何を調べるべきかを考え、認知する。 |
D自分の方針 |
What do you think?
Quality of your question is low. と言ってみる。 |
2) 分かりやすい議論 |
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@必要性 |
論点が分かりやすい議論だと
議論の相手が納得してくれる。
助言(指導・議論)の質が上がる。
実りの多い議論(Fruitful discussion)になる。
研究がうまく進む。
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ダメな例 |
論点の分かりにくい議論では
議論の相手が納得してくれない。
助言の質が落ちる。 |
A方針 |
議論の相手に重要性が伝わるようにする。
5W を考える。
相手の立場に立って「なぜ重要なのか?」(Why important?)を考える。
(無意味なことを研究するのは良くない)
自問自答する練習になる。
深く考えるようになる。
よく考えた研究(Thoughtful Research)が出来るようになる。 |
B議論の可視化 |
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まとめシート |
まとめシート(Summary sheet)を作って議論の際に持ってくる。
Please make a summary sheet including:
・Key observations
(e.g. photomicrographs, crystallographic axes, scale, thickness)
・Schedule of the next steps
(e.g. hardness measurement, IR measurement, composition analysis) |
話の流れ(Coherent) |
フローチャートにする。 |
簡潔(Concise)にする |
箇条書きにする。 |
明瞭(Clear)にする |
色を使う。普通紙に印刷するので背景は白。この場合、重要語句を赤で強調する。
書体を変える。 |
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研究プロセスの可視化
【参考図書】
・任せる技術(全自動厳しい装置、202-207ページ、小倉広) |
3) 姿勢 |
口癖が、I know. That's what I thought.
教える気がなくなる。じゃあ、全部自分でやってよ!とほほ…。 |
4) 本を読む |
【参考図書】
・理系のための研究生活ガイド第2版(研究者のための「超」読書術、113-124ページ、坪田一男) |