2008年08月24日の日記

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『イースタン・プロミス』
イースタン・プロミス』 を観ました。
ネタばれがあるので、ちょっと改行します。 が、改行程度ではどうにもならないところは、伏せ字 (マウスでドラッグしてください) にします。





怖かった…、すごく怖かった。 だって、冒頭がいきなりナイフで喉をかき切るシーンですよ。 思わず、ピクッとしてしまいました。 その後も、何度もビクッとするシーンがありました。
ストーリーは、サロンシネマのサイトから引用すると 「病院で子供を産み落として死んだロシア人少女。 助産婦は残された手帳から身元を捜そうと知らずにロシアン・マフィアの世界とかかわる。」 な感じで、助産婦アンナ (ナオミ・ワッツ) とロシアンマフィアの運転手ニコライ (ヴィゴ・モーテンセン) を中心に回っていきます。 このニコライが、マフィアの運転手をしている割に優しいのです。 アンナのバイクを修理してあげたり、マフィアのボスのバカ息子に命じられて関係を持った売春婦の女の子に 「絶対死んだりするなよ」 と声をかけたり。 「なんでこんなに優しいのに、マフィアの運転手なんてしているんだろう…」 という疑問を持たせつつ (勝手に持ちつつ) 映画は進んでいく。
マフィアのボスから、死んだロシア人少女が残した手帳 (日記) を翻訳したアンナの伯父を 「秘密を知られたから消せ」 と命じられて、ニコライがその伯父を見張っているシーンがあっても、なぜか 「殺したりはしないだろう」 と思うんですよね。 実際殺さず、スコットランドのホテルに匿っていたみたいですが。
マフィアのボスから、バカ息子の代わりに敵に売られて、公衆浴場で死闘を繰り広げた後に (ニコライはタオル一枚の丸腰で、相手は2人組でナイフ持参、ずるい!!!)、病院に送られた後、お見舞いにきた男性との会話の中で、ニコライが覆面捜査のためにロシアンマフィアの組織に潜り込んでいる FSB (ロシア連邦保安庁らしい) の捜査員だとわかって、「それでかー!」 とニコライが優しい理由がわかってすっきり。
途中ボスのバカ息子がニコライに 「この間お前が関係を持った売春婦が警察に逮捕された」 というシーンがあるのですが、あれも逮捕ではなく保護だったんですね、きっと。 別れ際ニコライが 「死ぬなよ」 と言いながら、お金と何かカードのようなものを渡していたので、そのカードが何かの鍵になっていたのでしょう。 すっきりすっきり!
ボスのバカ息子も、ボスである父親にロシア人少女が産んだ赤ちゃんを攫って殺せと命じられていたのに、どうしても殺せなくて、「本当はこの人も優しいんだな」 と思った。 優しいが故に、マフィアという組織に属することに耐えられなくて、酒に溺れてバカげた言動を繰り返していたのではないかと思います。 そして、それを救ったのもニコライ。 うぅむ。
最終的にそのボスが逮捕されたというシーンも出てこないし、何も変わらないように見えるのですが、スコットランドに匿われていたアンナの伯父が戻り、アンナは件の赤ちゃん (たぶん) を引き取って幸せに暮らし、ニコライはボスが経営してたレストランでお酒を飲むシーンで終わるので、おそらくうまくボスを逮捕して、ニコライが組織を束ねる立場 (表向きだけですが) になって万々歳ってハッピーエンドなんじゃないかな? と勝手に想像しています。 そうでないと、報われない。
いやー、本当に怖い映画でしたよ。 って、「ニコライが優しい」 しか書いてない私の感想では伝わらないと思いますが、観たのが昼で良かったと思いました。 夜観たら、帰るのが怖いですもん。 駐車場に行くまでに背後からマフィアに襲われるんじゃないかと思ったりして、怖い恐い。
それから、ニコライ役のヴィゴ・モーテンセンが素敵だった〜。 色気があるけど、いやらしくなくて良かったです。 彼が出ている他の映画も観てみたいと思います。 いやー、惚れた。
2008年08月24日(日)   No.1553 (映画)

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