明太子を買おうか買うまいかで思案中。
『所轄刑事・麻生龍太郎』、長編かと思いきや連作短編集でした。 読みやすくてありがたい。
麻生龍太郎が新米刑事の時代の話なので、山内練が出てこないのがつまらないのですが、及川との関係がわかるのでそれはそれでおもしろいです。 …何のこっちゃわからん話ですみません。
読む前は、「時系列順に読ませてくれたら良いのになー。 『聖なる黒夜』 の後に若かりし頃の麻生龍太郎の話を読んでも…」 と思っていたのですが、『聖なる黒夜』 を読んでいないと、麻生と及川の関係がチンプンカンプンだったと思われます。 うまくできている。
『RIKOシリーズ』 2作目の 『聖母の深き淵』 の時、すでにここまでキャラ設定ができていたのでしょうか。 作家さんってすごいですね。
最近知ったのですが、柴田よしきさんの作品には 『花咲慎一郎シリーズ』 というのがあり、『RIKOシリーズ』 と登場人物が微妙にリンクしているらしいです。 こっちは元マル暴の刑事が主人公らしい。 …ってことは、及川とか松岡とかが出てきそう。
しばらく読書漬けの生活になりそうです。
|