春一番って、広島も?
中山七里さんの 『追憶の夜想曲』 を読みました。 おもしろいので、ぐいぐい引きこまれて読み進めました。 ただ、途中真相に繋がるいろいろなことがわかってしまうのが、ちょっと残念だったかな。 でも、「そういうことなんでしょ?」 と思いながら読み進めても、細かい部分まではわからなかったので、そういう点では先が気になって仕方がない小説でもありました。 …誉めているんだか、けなしているんだか。 そう言えば、『幻夜』 に引き続き阪神淡路大震災のことが出てくる小説でした。 そういう予備知識をまったく持たずに読み始めたので、偶然に驚きました。 このシリーズ (と言っても2作) はもう終わりなのでしょうか。 あそこまで暴かれてしまうと、もう続けられないかな。 このままだと中途半端な気もするけど、ラストから3行目を読むとこれでおしまいのような気もしてしまいます。 もし続くことがあれば読みたいと思うし、続いてほしいとも思います。
まさか 『プラ・バロック』 がドラマ化されるとは。 ストーリーはおもしろかった気がしますが、人間的な魅力がまったくないクロハをどこまで好意的に描けるかがポイントだと思いますね。 と偉そうなことを言ってみる。 観ないのに偉そうなことを言ってごめんなすゎい。
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