実家近くのお店もマスクは品切れ。 困った…。
昨夜は実家で合鴨の鍋。 寒くなってきたので,やはり鍋がうれしい。 今日のお昼は,合鴨の鍋の残りにうどんを入れて締めました。 我が家の鍋は,当日には締まらない。 子どもの頃は翌朝おじやにしたり,すき焼きの場合はうどんにしたりで食べていた。 それも母が野菜などを追加するので全然減らず,締まることがなかったのですが,今日はお昼のうどんで締めることができた。 こんなことは初めてのような気がして,ちょっとした達成感を味わいました。 …スケールが小さくて,さーせん。 ところで,私はおじやや雑炊がどうもあまり好きではない。 その理由を特に考えたこともなかったのですが,昨年突然その理由に思い当たりました。 水分を吸ってくたくたになったご飯が苦手なんです。 気づいたら,なんだかすっきりしました。 毎朝の卵かけご飯も,くたくたになるのが嫌で玄米にしているような気がします。 白米だとすぐに水分を吸ってくたくたになるような気がするけど,玄米は割と頑固に我を通して硬さを保ってくれるような気がします。 ご飯は硬めが好きなんです。 てなわけで,今後も鍋の締めは麺類でお願いします。> 母
今日は木皿泉さんの 『さざなみのよる』 を読みました。 ドラマ 『富士ファミリー』 ではすでに故人になっているナスミが亡くなるところから物語が始まるのですが,変に悲しくも重たくもないのが良い。 一話ごとに語り手(目線)が変わるのですが,みんなの心にナスミの言葉や行動がしずくとなって落ちて,さざなみのように広がっていく。 それがじわじわと感じられて,胸が熱くなりました。 ナスミも決して特別なことを言っているわけでもやっているわけでもないけれど,きっと波長が合うのでしょうね,それがぴたりとはまっているような気がしました。 たぶんですが,「馬鹿」 がつくほど真面目な人の方が,奔放なナスミに影響を受けるのだと思う。 私もそういう人間なので,ナスミに出会って心にさざなみを立ててほしいな…と思いました。 ドラマ 『富士ファミリー』 のキャストを連想しながら読み進めたのですが,先ほどWikipedia を観て自分の間違いに気づきました。 ばぁちゃんはもたいまさこさんじゃなく,片桐はいりさんだったのか。 もたいさんで読み進めちゃった。 でもそれもしっくりきたので,良し(片桐はいりさん,ごめんなさい)。
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