ぐるじー、あーぐるじー。
今に始まったことではありませんが、私は賞味期限切れの食品に強い。 強い=お腹を壊さないと理解されたし。 今日も職場で S 先生が発見した2005年10月に賞味期限が切れたイカジャーキーなるものにチャレンジ。 未開封だし乾き物なので、全然オッケー。 が、一緒にし食した S 先生にあっさり捨てられてしまいました。 まだ全然イケそうだったのに…。 まぁ、それは良い。 ここからは読んだらドン引きされる方が結構いそうな気がしますが、書いてしまいます。 人間性を疑われそうなので書こうかどうしようか迷いましたが、書いちゃいます。 このところ部屋の片付けにはまっている私ですが、現在は台所の整理にかかりっきりになっています。 さて、その台所の隅っこに数年前から置かれている小さなダンボール箱。 その中には数年前に友達が応募して当選したキリンビールの復刻版3本セットが入っている。 友達からもらった時に飲んでおけば良かったのに、貴重なもののような気がしてずっと温めていた。 温めすぎた…、いや、実際は温めも冷やしもしていないけど。 このところずーっと気になっていたんです、それが。 いい加減捨てなきゃ、と。 箱はゴミに出し、瓶は酒屋さんに持って行かなきゃ、と。 その前に中身を捨てなきゃ、と。 ええ、捨てるつもりだったんです、本当に。 でも…。 なんか興味あるじゃないですか、古くなったビールってどんなんだろうって気になるじゃないですか。 …ならない? あぁ、そう。 私は気になったんです。 捨てるつもりで箱から出し、賞味期限を見たら1998年10月になっていた。 ずいぶん熟成させたなー。> 自分 1998年と言ったら、ほぼ10年前 (すごく大雑把ですが)。 さすがにこれは…と思い、「ビール 賞味期限切れ」 でググッてみた。 結果、「賞味期限切れのビールは飲めたもんじゃない」 ってことと 「賞味期限切れのビールで中るとすごい」 ことが判明。 なるほど、一口飲んでおかしいと思ったら止めれば良いんだな、一口ぐらいなら中っても大したことないだろうな、と都合よく解釈。 だが、ここで困ったことが1点 (賞味期限が切れてから10年近く経ってるんだから、困ったことは1点なんてもんじゃーないが)。 復刻版ビールなので、そもそもどういう味なのかがわからない。 飲めたもんじゃないかどうかはどこで判断すれば良いのか? まぁ、その時の気分と体調によるよね、きっと。 第一弾決行日は先週土曜日、無作為に選んだ1本を冷蔵庫で冷やし試飲。 土曜日を選んだのは、仮に中ったとしても翌日は日曜日だから (病院に行くなんてことは、端から想定していません)。 これでおかしかったら、他の2本は捨てれば良い。 たまたま選ばれたビールは、昭和初期の復刻版。 ドキドキしながら開栓し、グラスに注ぐ。 うぅむ、色は澄んでいる。 もっとドキドキしながら試飲。 ……ん? ふつーに飲める。 今のビールの味とはちょっと違うけど、飲めたもんじゃないなんてことはなく飲める。 「昔のビールはこんな味だったのかー」 ってな感じで。 と言う訳で、底の方の澱の部分を残し、ほとんど飲んでしまいました。 そして第二弾決行日は翌日曜日、残りの2本とも冷やしておき、無作為に選んだ1本を試飲。 今回は大正時代の復刻版。 前日ほどはドキドキせず試飲。 ふつーに飲めた。 これまた底の方の澱の部分だけ残して、ほとんど飲んでしまいました。 大丈夫か?> 自分 で今日、第三弾を決行しました。 今日のは明治時代の復刻版。 期せずして時代を遡ったことになります。 まぁ、予想はしていましたけど、過去の2本同様、ふつーに飲めました。 底の方の澱の部分は、鉢植えにまいてみた。 たんぱく質が含まれているから、植木なんかにまくと良いんですって。 今日のはまだ結果が出ていませんが、たぶん大丈夫なんじゃないかと思います。 何が?って中るか中らないかってことですよ。 ベルギーあたりには10年熟成させるビールなんてのもあるらしいので、この復刻版もそんな感じなのかもしれません。 …んなわきゃないか。 こんな私ですが、過去に中ったことがあることも一言申し添えておきます。 筋子でも中ったし、昨年末はさつまいもで中って大変な目に遭いました。 食べ物との相性かな。
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