SL-C3200の設定
今までZaurus SL-C3100を使っていましたが、
先日Zaurus SL-C3200を入手したので、
このページではSL-C3200の設定についてまとめています。
初期設定
最初に付属の充電池を取り付けACアダプタを接続して充電しました。
充電が完了してから電源を入れました。
いくつかのロゴとメッセージが現れ、
その後にタッチパネルの設定を行なう画面になります。
それから日付/時刻設定を行ないました。
所有者情報の編集はパスしました。
サウンド設定
オープニング音をなしに設定を変更しました。
音を鳴らすべきではないところで鳴らしてしまったことがあるので、
オープニングは音なしにするようにしています。
音の設定
キークリックと画面タッチで音が出ないようにしようと思ったら、
画面のスピーカーアイコンをタッチしてポップアップを出し、
キークリックと画面タッチのチェックをはずします。
静かに編集作業をしたい場合が多いので、
私は音を出さないようにしています。
アップデート
Zaurusのホームページでアップデートの情報を確認しました。
入手したZaurusのROMはROM Version : 1.02 JP となっているので、
現時点ではアップデートする必要はありませんでした。
コマンド入力のために必要になります。
LANの設定、PHS通信カードの設定と
それらによる通信の手順をまとめています。
定番のエディタです。
研究室のデスクトップPCやノートPCで利用しているエディタを
Zaurusでも使えるのは便利なことです。
かな漢字変換もすべてSKKに統一しています。
ライト/省電力設定
Emacsで原稿を書くためにZaurusを使うことが多いため、
文章を考えているときにライトが暗くなったりオートパワーオフで
電源が切れたりすると困るので次のように設定しました。
-充電池使用時-
減光する:300秒後、
オートパワーオフ:30分後
-ACアダプタ使用時-
スクリーンセーバ:30分後、
オートパワーオフ:1時間後
キー設定
私はZaurusのメールソフトを使うことがないので、
メールのキーをよく使う端末ウィンドウ(ターミナル)に変更しました。
シェルの変更
最初はデフォルトのシェルが sh になっているので、
bash に変更しました。
具体的には /etc/passwd の内容を次のように変更しました。
root:x:0:0:root:/home/root:/bin/sh ->
root:x:0:0:root:/home/root:/bin/bash
zaurus:x:500:500:Zaurus User:/home/zaurus:/bin/sh ->
zaurus:x:500:500:Zaurus User:/home/zaurus:/bin/bash
ホームディレクトリ内のシンボリックリンクの作成
CFカードを刺した状態で原稿の編集作業をすることが多いため、
CFカードにあるよく使うディレクトリへのシンボリックリンクを
ホームディレクトリ内に作成しました。
$ ln -s /mnt/cf/Mail Mail
$ ln -s /mnt/cf/bin bin
$ ln -s /mnt/cf/information information
$ ln -s /mnt/cf/record record
$ ln -s /mnt/cf/work work
それ以外にも状況に応じてCFカードにあるディレクトリへの
シンボリックリンクを一時的にホームディレクトリ内に作成しています。
文字が小さいわりに線が太いため視認性がよいので、
このフォントを好んで使っています。
メモリ不足解消のためswapファイルを作成しswap領域をメモリに利用します。
マルチメディア辞書には最初から広辞苑とジーニアス英和和英辞典を
検索できるようになっています。
SONYのディスクマンのデータやEP-WING規格のデータを検索できます。
各種辞書データをZaurusの本体ハードディスクに入れて、
複数の辞書データの串刺し検索ができるのも魅力です。
TeXの作業がいつでもどこでもできるのが魅力です。
新型機へのデータ移行
設定作業の最後に、カレンダーのデータを
SL-C3100からSL-C3200へ赤外線通信を通して移行し、
持ち歩くZaurusをSL-C3100からSL-C3200に変えました。
ただし、データを転送しても設定は変らないようです。
オプションの「表示/休日/アラーム設定」を開いて、
「表示開始時刻」を9:00に変更し、
「アラーム設定の新規予定にアラームを設定」にチェックを入れて10分前に設定し、
「メール着信ランプを点滅させる」にチェックを入れました。
ホームページ先頭へ