劇的なんとか

以前からやらねばと思いつつ、先延ばしにしていたのですが、共同研究に関わる機材が増えることと、来年度に増やさなければならないパソコンを置く場所を確保しなければならないことから、ついに諦めてCG室の模様替えを行いました。

前任者の江崎先生に残していただいた可愛いiMacたちをより気持ちよく使えるようになりました。

正直に告白すると、作業が大変なので、パソコンを置く間隔を詰めて誤魔化そうとしていました。ただそうするとかなり窮屈になってしまうことと、掃除がしにくいことに変わりはなく、ネットワークの配線もアンタッチャブルな状態だったので、思い切って一ヶ所に4台固めていた机をバラして、向きを90度回転させました。

「なんということでしょう。」

窓を背にした席がなくなったので、暗幕を閉めて作業しなくても良くなりました。机と机の間に位置していた窮屈な席も無くなりました。プロジェクターを映す位置も、窓と反対側に取れるようになりました。パソコンの台数を増やすまでの間、作業スペースも確保できました。壁からの電気配線に引っ掛けてすべてのパソコンが一度に落ちる心配もなくなりました。机の上の電源タップも、床に積まれたケーブルの束も、机の下で処理するようにしたので、机の上も床も掃除がしやすくなりました。

この状況で発するべきセリフは一つしかありません。今年の流行語大賞かと思ったものの、いまひとつ流行らずに寂しい思いをしている(FDでお一人を除いてまったくウケなかったのを今でも引きずっている)ので、ここで一言。

「デメリットは思いつきません。」

まあ正直、劇的というほどではないのですが、デザイン室ともども、少しずつではありますが、自分が授業をしやすい教室のかたちに近づいています。