メンバー

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教員

  • 松尾 光一(Koichi Matsuo), PI
    准教授(理学博士)(CV, Publication list)
  • 居室: HiSOR研究棟 3F 307号室
    email: pika[at]hiroshima-u.ac.jp
    TEL: +81-(0)82-424-6999
    出身: 広島県
    <インタビューはこちら※2022年1月19日掲載

 <研究の紹介>
 真空紫外円二色性(VUVCD)分光法を用いて、水溶液中におけるアミノ酸,糖類,タンパク質,核酸などの様々な生体分子の構造研究を展開しています。最近では、生体膜と相互作用することで新たな機能や物性を示す水溶性タンパク質の膜結合構造を精密解析することで、タンパク質の膜相互作用機構を分子レベルで明らかにし、また直線二色性や蛍光異方性などの他の偏光分光技術を組み合わせることで、タンパク質の構造と機能との関係性の解明に取り組んでいます。VUVCDなどから得られた実験情報を、バイオインフォマティクス技術や分子動力学シミュレーションなどの最新の計算科学に応用し、生体分子構造研究を分子レベルから原子レベルに拡大させています。放射光の低エミッタンスや短パルス性の特性を活かすことで、ハイスループット測定、イメージング、高速時間分解測定などの開発にも取り組んでいます。

  • Mohamed Ibrahim
    助教(理学博士)(CV, Publication list)
  • 居室: HiSOR研究棟3F 307号室
    email: ibra2020[at]hiroshima-u.ac.jp
    TEL: +81-(0)82-424-6998 (ext.321)
    出身: エジプト
    着任: 2020年

 <研究の紹介>
 A researcher of organic, supramolecular, and polymer chemistry. The research mainly aims at structure and conformation analysis of biomolecules and biomacromolecules derived from different sources (e.g., microbes, sediments, plants, etc.) using sophisticated techniques such as NMR, FTIR, circular dichroism (CD), etc. The research includes the synthesis of biomimetic molecules (i.e., azapeptides) in addition to biosynthesis and extraction of natural products (e.g., polyhydroxyalkanoates, polysaccharides, carotenoids, surfactants, etc.). Additionally, the research extends to study the self-assembly phenomenon of molecules using circular dichroism (CD) to optimize the kinetics of fibers' formation. On the other hand, BL-12 group is developing ChiroPoly Probe system for time-resolved monitoring of some polymerization reactions occurring in the UV region using CD technique.

 有機化学、超分子化学、高分子化学を中心に研究を行っています。NMR、FTIR、円偏光二色性(CD)などの高度な技術を駆使して、さまざまな供給源(微生物、堆積物、植物など)から得られる生体分子や生体高分子の構造やコンフォメーションの解析を主な研究目的としています。研究内容には、天然物(ポリヒドロキシアルカノエート、多糖類、カロテノイド、界面活性剤など)の生合成や抽出に加え、生体模倣分子(アザペプチドなど)の合成も含みます。さらに、円偏光二色性(CD)を用いて分子の自己組織化現象を研究し、繊維形成の速度論を最適化することにも取り組んでいます。生体物質科学グループでは、紫外領域で起こるいくつかの重合反応をCD技術を用いて時間分解でモニタリングするためのChiroPolyプローブシステムを開発中です。

所属学生

  • 今浦 稜太 (Ryota Imaura)
    博士課程後期3年
  • 居室: HiSOR研究棟3F 301号室
    TEL: +82-(0)82-424-6293 (HiSOR Office)
    研究: 疾患原因タンパク質の研究
    出身: 大阪府
  • 橋本 聡 (Satoshi Hashimoto)
    博士課程後期2年
  • 居室: HiSOR研究棟3F 301号室
    TEL: +82-(0)82-424-6293 (HiSOR Office)
    研究: 時間分解型装置の構築と応用(TR-VUVCD)
    出身: 大分県
  • 田中 索和花 (Sawaka Tanaka)
    博士課程前期2年
  • 居室: HiSOR研究棟3F 302号室
    TEL: +82-(0)82-424-6293 (HiSOR Office)
    研究: 抗菌ペプチドの孔形成メカニズム
    出身: 広島県
  • 林 高輔 (Kosuke Hayashi)
    博士課程前期2年
  • 居室: HiSOR研究棟3F 301号室
    TEL: +82-(0)82-424-6293 (HiSOR Office)
    研究: 乾燥耐性ペプチドの構造と機能の研究
    出身: 石川県
  • 芳賀 達樹 (Tatsuki Haga)
    博士課程前期2年
  • 居室: HiSOR研究棟3F 301号室
    TEL: +82-(0)82-424-6293 (HiSOR Office)
    研究: 多糖類の構造研究
    出身: 群馬県
  • 青山 空弥 (Kuya Aoyama)
    博士課程前期1年
  • 居室: HiSOR研究棟3F 301号室
    TEL: +82-(0)82-424-6293 (HiSOR Office)
    研究: イメージングCD装置の構築
    出身: 広島県
  • 善村 未有 (Miu Yoshimura)
    学部4年
  • 居室: HiSOR研究棟3F 301号室
    TEL: +82-(0)82-424-6293 (HiSOR Office)
    研究: 抗菌ペプチドの構造変化
    出身: 大阪府

OB/OG

  • 辻 怜河 (修士, 2020.04-2023.03)
  • 熊代 宗弘 (博士, 2016.04-2022.03)
  • 澤田 駿 (学士, 2021.04-2022.03)
  • 清水 健 (修士, 2018.04-2021.03)
  • 魚見 彩乃 (学士, 2019.04-2020.03)
  • 掛林 達樹 (学士, 2018.04-2019.03)
  • 末永 翔磨 (修士, 2018.04-2020.03)
  • 松尾 成晃 (学士, 2017.04-2018.03)

就職先

NTT docomo, NTT西日本, NECソリューションイノベータ, P&G
徳島大学, 九州大学, 名古屋大学

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