生理研・齋藤先生らとの両生類の生息環境適応と忌避行動の分子メカニズムについての論文がMBE誌に掲載されました。
生理学研究所の齋藤 茂先生らとの両生類の生息環境適応と忌避行動の分子メカニズムについての論文がMBE誌に掲載されました。詳しくは広島大学のニュースリリースをご覧ください。この研究のきっかけは、2016年にオーストラリアのゴールドコーストでの齋藤さんとの何気ない会話からでした。ちょうど私もリュウキュウカジカ、カジカガエルが温泉に生息していることを発見した直後で、同時に両生類の季節性と幼生の温度適応に興味を持って実験を繰り返している時期でした。5年越しの仕事をまとめられて大変良かったと思います。
Saito, S., Saito, C.T., Igawa, T., Takeda, N., Komaki, S., Ohta, T., Tominaga, M., 2022. Evolutionary tuning of TRPA1 underlies the variation in heat avoidance behaviors among frog species inhabiting diverse thermal niches. Mol Biol Evol 39, 1–18.
https://academic.oup.com/mbe/article/doi/10.1093/molbev/msac180/6673246