近況

学術変革(B): 性染色体サイクル・公開成果シンポジウムに登壇しました。

2025年2月20日に東北医科薬科大学ウェリタス5階、カンファレンスルーム及び、オンラインにて開催された科学研究費補助金 学術変革領域(B)「性染色体サイクル:性染色体の入れ替わりを基軸として解明する性の消滅回避機構」の公開成果シンポジウムが開催され、「ZW/XYが混在するネッタイツメガエルの性決定領域の実態」という演題で登壇しました。
3年間(実質、2年半)の締めくくりとなるシンポジウムということで、これまでの研究成果で分かってきたネッタイツメガエルの不思議な性染色体、性決定遺伝子の進化について紹介しました。この領域は2024年度をもっていったん終了となりますが、ネッタイツメガエルの性染色体、性決定については引き続き研究を継続していきます。

また、本研究に係る博士研究員として雇用した林 舜さんは、2025年度より学術振興会特別研究員(PD)に採用されました。今後も精力的に研究を行っていただける環境が整いました。

2025年度からの私のグループは、学部生1名、大学院生(博士課程前期)2名、大学院生(博士課程後期)1名、ポスドク2名と、小規模ながらDC1が1名、PDが1名で、特別研究員の採択率は75%となりました。引き続き、研究者を目指す方の参画を歓迎します。大学院は広島大学大学院統合生命科学研究科生命医科学プログラムあるいは、基礎生物学プログラムに所属しています(学生募集要項)。

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