座間味村は,沖縄本島から西南へ約40kmの距離にある。周辺にはサンゴ礁海域が広がっており,毎年多くのダイバーが来島している。
人口は1950年前後には2,000名を超えていたが,1980年には761名まで減少した。しかし,1980年代中盤以降,海洋レジャー事業が盛んになったことからIターン者やUターン者が見られるようになり,2005年には1,078名にまで回復した。
座間味村の主力産業は海洋レジャー事業であり,年間の9万人程度の観光客が訪れている。
漁業は海洋レジャー事業の傍ら営まれている。漁協には約60名の組合員が属しているが,漁業専業者は3名に過ぎない。ダイビング事業や民宿業との兼業が一般化している。
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