統計解析(準備中)
ここには主に大学院の時に作成した統計学やRに関する資料を残しています。改めて読むと文章に違和感を覚えることろもありますが、元ファイルも行方不明のものが多いためそのままにしています。自己責任でご参照ください。
教材・資料
テキスト・公式集(理工系学部向け)
統計に関するメモ
数学基礎・その他
統計解析ソフト
Rのスクリプト
インフォメーション
- SPSS:霞の情報端末室(本学は未確認)にはIBM SPSS19 baseがインストールされており,教職員や学生は自由に使うことができます。(BASEのみなので記述統計、2群の比較、分散分析、重回帰分析まで)
- Mathematica:情報メディアセンターのホームページからキャンパスライセンスでダウンロードできます。
- SAS:学内のネットワークから情報メディアセンターのホームページにあるアプリケーションサービスのSASをIEやFireFox上で動かすことができます。(情報メディアセンター)
ダウンロードしたソフト
- GROWTH3:拡張成長曲線モデルによる解析ができる(原医研の大瀧先生に問い合わせてください)
- BRANCH:データベースソフト(原医研の佐藤先生のホームページからダウンロード可)
- R for Windows:統計のフリーソフト.様々なの統計解析やプログラミング、グラフィックス描写が行える.
- BAMP:ベイズ型年齢-時代-コホート(APC)モデルの解析やRによる可視化ができる
- matchit:Rで傾向スコアによるマッチングを自動で行う
- MathType:WordやPowerPointでの数式エディタ.30日の評価期間が終わるとLite版になるがフォントは使える.但し、インストールされていないPCでは文字化けするのでファイル受け渡し時にはご注意を。
- Cygwin:Linux環境をWindowsで実装。具体的にはTeXやその他プログラムのコンパイルに使える.(但し使用頻度は大幅に減った)
疾病に関するデータベース
統計学の教科書
教養教育(統計学,統計データ解析)
- 田栗,藤越,柳井,C.R.ラオ「やさしい統計入門(ブルーバックス)」講談社
- 向谷博明「初修確率・統計」デザインエッグ
- 東京大学教養学部統計学教室編「基礎統計学I 統計学入門」東京大学出版会
- 古島幹雄・市橋勝・坂西文俊「はじめての数理統計学」近代科学社
やや昔に指定されていた教科書
- 小寺平治「新統計入門 」裳華房
- 浅野晃「要するにそういうことか 統計学の考え方」プレアデス出版
- 森棟公夫「統計学入門」新世社
教育学部第II類数理系(数理統計学概論,確率論・統計学研究法)
- 東京大学教養学部統計学教室編「基礎統計学I 統計学入門」東京大学出版会
- 竹村彰通著「現代数理統計学」創文社
やや昔に指定されていた教科書
- 田中勝人「統計学」新世社
- 藤澤洋徳「確率と統計」朝倉書店
- 池畠良・景山三平・下村哲「これだけは知っておきたい 教員のための数学 II」培風館
- 福井幸男「知の統計学〈1〉―株価からアメリカンフットボールまで」共立出版
工学部(確率・統計,応用確率論)
- 前園宜彦「概説 確率統計 [第2版]」サイエンス社
- 尾崎俊治「確率モデル入門」朝倉書店
やや昔に指定されていた教科書
- 大鑄史男「工科のための確率・統計」数理工学社
- 石井博昭・塩出省吾・新森修一「確率統計の数理」裳華房
医学部・大学院・MPH(医学統計学,生物統計学)
- Aviva Petrie・Caroline Sabin(杉森裕樹訳)「医科統計学が身につくテキスト」メディカル・サイエンス・インターナショナル、
やや昔に指定されていた教科書
- 古川俊之・丹後俊郎「新版 医学への統計学」朝倉書店
- 丹後俊郎「統計学のセンス デザインする視点・データを見る目」朝倉書店
- 田中勝人「統計学」新世社
- 山田剛史・杉澤武俊・村井潤一郎「Rによるやさしい統計学」オーム社
理学部数学科(確率・統計A・B,卒業研究)
- 藤越康祝・若木宏文・柳原宏和「確率・統計の数学的基礎」広大出版
- 藤澤洋徳「確率と統計」朝倉書店
- 竹村彰通「統計 第2版」共立出版
- 杉山高一「多変量データ解析入門」朝倉書店
- 杉山高一・藤越康祝「統計データ解析入門」みみずく舎
セミナー・勉強会の記録
- 医学統計学研究センター 平成25年度第4回セミナー
- 日時場所:2013年11月22日,汐留イタリア街東京茶業会館 8F東茶協ホール
- タイトル:ロジスティック回帰分析の基礎 −SASを利用した統計解析の実際−
- 講演者:丹後俊郎、山岡和枝
- 内容:
ロジスティック回帰分析はSAS、SPSS、STATA、R などの統計ソフトの普及もあり、医学を始めさまざまな分野で利用されるようになってきました。しかし一方で、簡単に使えるということでブラックボックス的に解を求め誤った解釈につながるような使われ方がなされることもあるようです。特に最近では相関構造をもつデータ、欠測データを持つ不完全データの解析などにもロジスティック回帰分析が使われており、より複雑な理論への理解も求められるようになりました。
本セミナーでは、ロジスティック回帰分析の基礎として、比較的初心者を対象として、主に以下の内容について解説し、基礎と応用への理解が深まるよう図るとともに、解析結果から目的とする指標を求め、報告できるようになることを目指します。
- ロジスティック回帰分析の歴史−フラミンガムコホート研究
- リスクの大きさとオッズ比
- 疫学研究の種類とロジスティック回帰分析で推定されるオッズ比の意味
- 相関構造をもつデータや不完全データのロジスティック回帰分析の概要
- SAS を利用したロジスティック回帰分析の実際(変数の取り扱い、変数選択、他)
- 解析結果の評価:有意差検定と適合度検定
- 論文での表のまとめ方
会場で実習も試みたい受講者は、SAS がインストールされているPC (電源はありませんので、バッテリーを十分に) を持参してください。なお、R での実習は行いませんが、R のプログラム、結果、解釈などについても、簡単に説明します。(要旨より)
- 第20回疫学セミナー
- 日時場所:2013年1月24日,大阪大学 コンベンションセンター(大阪)
- タイトル:疫学研究手法の新しい展開
- 講演者:西信雄、中谷友樹
- 内容:
- 「システム・ダイナミックスの基礎」
疫学研究のエビデンスを現実の社会に適用するには、解決すべき問題が生じている背景を理解することが不可欠です。システム・ダイナミックスは、因果ループ図、ストック・フロー図などを用いて現実の社会をモデル化することにより、問題が起きている構造を明らかにするための手法です。この手法により、指標となるデータの推移にモデルを最適化して、将来のシミュレーションを行うことが可能です。疫学研究手法の新しい展開として、システム・ダイナミックスの考え方と実用例をご紹介します。
- 「地理情報システムと空間疫学の基礎」
空間疫学とはJohn Snowの著名なコレラマップ研究を嚆矢として、空間的に分布する指標から有意味な疫学的知識の抽出を目的とする研究領域である。この空間疫学研究の実施には、様々な地理情報を統合し、効果的な地理的視覚化や地理的指標の計測を可能とする地理情報システム(GIS)が重要な役割を演じている。本セミナーでは、GISを利用した疫学研究の広がりを紹介するとともに、代表的なGISソフトであるArcGIS(ESRI Inc.)を利用した疾病地図の作成と分析に関する基礎的な操作を解説する。
- 補足:「第23回 日本疫学会総会」の関連行事として行われました
- 2012年統計関連学会連合大会 チュートリアルセッション
- 日時場所:2012年9月9日,かでる2・7
- タイトル:主成分分析の行列的基礎と非計量・三相配列・因子分析への発展
- 講演者:足立浩平
- 内容:
このセミナーは、主成分分析(PCA)の基礎を導入するパート[1]と、PCAの三方向への拡張を解説するパート[2]、[3]、[4]から構成される。以下に、[1]〜[4]の概要を記す。
[1] PCAの種々の定式化の中でも、特異値分解によるデータ行列の最小二乗近似としての定式化を中心に、PCAを解説する。
[2] 非計量PCAと、それを拡張した多重対応分析を取り上げる.これらの手法は、多変量カテゴリカルデータのカテゴリーを数量化しながら、データ行列の近似を行うPCAと定式化できる。
[3] 条件×個体×反応といった三相配列データを分解近似するための三相PCAを解説する。三相PCAの個別手法として、Tucker2、Tucker3、および、Parafacが知られ、これらには階層関係がある。
[4] 因子分析(FA)は、PCAに「似て非なる方法」といえるが、近年開発されてPCAとの関係が明瞭であるデータフィッティングFAを紹介しながら、FAとPCAの類似・相違も考察する。
以上の[1]〜[4]において、統計的推論の側面は他書に譲られ、線形代数の行列表現に基づく各種手法の定式化が強調される。
(要旨より)
- 第19回疫学セミナー
- 日時場所:2012年1月26日,学術総合センター(東京)
- タイトル:統計解析ソフトRの活用
- 講演者:舟尾暢男、吉村公雄、岡田昌史
- 内容:
- 補足:「第22回 日本疫学会総会」の関連行事として行われました
- 2011年統計関連学会連合大会 チュートリアルセッション
- 日時場所:2011年9月4日,アクロス福岡
- タイトル:ゲノム情報に基づく個別化医療へ:マルチオミックスデータと統計解析
- 講演者:井元清哉
- 内容:
近年の生命科学におけるデータ計測技術の進歩はめざましいものがあります。この膨大な細胞内の
生体内分子を計測したマルチオミックスデータをゲノム情報に基づく個別化医療へと繋げるための統計科学的データ解析法について解説をお願いしました。(要旨より)
- 2011年第1回計量生物学会講演会
- 日時場所:2011年1月27日,東京大学
- タイトル:Multivariate meta-analysis: methods and applications
- 講演者:Dr. Ian White (MRC Biostatistics Unit, Institute of Public Health, UK)
- 内容:
- メタ・アナリシスを多変量で行う(1論文に複数の指標がある場合など,欠損があっても可能)
- SASプログラムは作成済み,Rは作成中
- 第18回疫学セミナー
- 日時場所:2011年1月20日,かでる21(札幌)
- タイトル:疫学データ解析用ソフトウェアの上手な使い方
- 講演者:鈴木貞夫,伊藤陽一,中澤港,伊藤ゆり
- 内容:
- 共分散分析を3種類の統計解析ソフト(SAS,R,STATA)で行う方法の紹介
- 各ソフトの適用例の紹介(層別解析,生存時間解析,欠損値処理)
- 補足:「第21回 日本疫学会総会」の関連行事として行われました
このページに関する問い合わせはd082905@hiroshima-u.ac.jp(@を半角に直してください)にどうぞ(但しこのメールアドレスは平成22年12月30日を持って廃止されます)