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＊＊ 2007.12の ひとこと(ひとりごと？) ＊＊
++ 07.12.01 (sat) ++  昨日，論文を再投稿いたしました。 実は，以前投稿していた論文(*1)の審査結果が10月の始め戻ってきていました。 結果は「不採択だが再投稿を薦める」という評価でした。 分野が違うと評価観点も違うので，改めて大変だなと思いました。 −−−−−−−− (*1)「07.06.11」参照。 |
++ 07.12.02 (sun) ++  一昨日，紀要論文を提出いたしました。 色々と予想外のことが起こったのですが，何となくそれらしくまとめました(笑)。 ＃もはや職人技的だと自分は思います。 −−−−−−−− (*1)関連情報として「07.09.25」参照。ここで「別の紀要」と書いているのが今回提出した紀要です。この論文をこちらの紀要に出すために前回の論文を早めて提出したということです。 |
++ 07.12.03 (mon) ++  ドクタールーム(大学院博士課程後期の学生の研究室)で 「自己効力感(自分はできるという感覚)を高めるにはどうすればよい？」 と質問したら，ニヤリとされました。 「今日はどんなネタですか？」的な雰囲気です。 いやいや，高めたいのは私の効力感ではないんですけど…。 論文を書くために「自己効力感」に詳しい人を探していただけです。 (てか，私はむしろ自信過剰な側の人間だと思うんですけど(笑)。) |
++ 07.12.04 (tue) ++  ドクタールーム(大学院博士課程後期の学生の研究室)で 「うつになるメカニズムを教えて」 と質問したら， 「うつなんですか？」 と言われました。 いや，だからさぁ…(涙)。 |
++ 07.12.05 (wed) ++  実験用に購入した小型PC(工人舎SA1F00A)(*1)。 当該実験が終了(*2)したので，当面用なしです。 どこかに働き口はないですかね？ −−−−−−−− (*1)「06.12.21」「07.01.15」「07.05.31」「07.06.03」参照。 (*2)「07.11.27」参照。 |
++ 07.12.06 (thu) ++  損得勘定だけでしか動けない人間は，損得勘定の上での人間関係しか築けない。 だから，損得勘定だけでしか動けない小さな人間は，結局損をする。 |
++ 07.12.07 (fri) ++  相変わらず私の書く英文はひどいとは思います。 校閲を受けると真っ赤になって返ってきます。 でも，昔のようにトンチンカンな内容に変わって戻ってくることはなくなりました。 つまり，校閲者も私の英語の意図がくみ取れるようになったということです。 これは「私の英語が進歩している」と考えても良いでしょうか？ ＃あなたが心理学者なら，ここで ＃「単に，校閲者のスキルが上がっているだけでは？」 ＃などと疑ってみるような思考スタイルでなければならないと思います(笑)。 |
++ 07.12.08 (sat) ++  昨夜より，Sleep Talker氏が来広中です。 (現在，某シンポで話題提供してます。) 広島の皆様，身の安全の確保に努めてください(笑)。 |
++ 07.12.09 (sun) ++  先日，最近出版された学部時代の指導教員の本を読んでいて 「メンタルレキシコン」(*1) が何度も出てくるのを見ている内に 「レンタルメキシコン」 に見えてきて 「レンタルメキシカン？ レンタルされちゃうのか？？」 と，だんだんおかしくなってきました。 そうこうするうち，私自身のメンタルレキシコン内の「メンタルレキシコン」という語に関する記載情報が変わってしまった気がします。 ＃「レンタルメキシコン」にしか見えないときがある…。 言語心理学者としてかなり危険な気がします。 (学会とか授業とかで，突然吹き出しそう…(涙)。) −−−−−−−− (*1)心的辞書(mental lexicon)です。心理学者は人間が言語を操るために心内に辞書のようなデータベースを持っていると考えています。 |
++ 07.12.10 (mon) ++  バイト君に実験者をお願いしていた実験(*1)が終わりました。 2つの実験で42人分のデータを採ってもらいました。 人を集めるのに結構苦労したようです。 実は実験3があるといったら泣くでしょう(笑)。 −−−−−−−− (*1)「07.11.25」参照。 |
++ 07.12.11 (tue) ++  先日，アンケート調査を実施しました。 以前お蔵にした実験の改善バージョンです。(*1) 良い結果であれば，すぐに論文にします。 (というか，論文は書き上がっていて，結果を書き込むだけになっています(笑)。) −−−−−−−− (*1)「07.08.02」参照。 |
++ 07.12.12 (wed) ++  そろそろ隕石落としをしても良いお年頃です。 年齢的には「総帥」になっててもおかしくないのですが，未だに助教(＝雑用がかかり)です(笑)。 ＃ガンダムネタです。 ちなみにシャア大佐は「大佐」なのにネオジオン軍の「総帥」なんですよね。 ネオジオン軍には将官がいないのでしょうか？ |
++ 07.12.13 (thu) ++  僕，やればできる子だと思うんですよ。 何せ，週末，ガンダムのDVD3本を見ながら，論文1本書き上げるんですから(涙)。 |
++ 07.12.14 (fri) ++  明日は大阪市立大学で研究会です。 そのため，明日の更新はお休みします。 次回更新は，16日(日)です。 |
++ 07.12.16 (sun) ++  ここのところの私。 11月23，24日 中国四国心理学会大会 11月31日 論文再投稿締切 紀要論文提出締切 12月5日 演習で発表 12月7日 授業で中間試験(要問作) 12月10日 研究会で発表 12月11日 ゼミで発表 12月12日 演習で発表 12月15日 研究会で発表 この間に，学会事務関係で 理事就任依頼，理事交代通知，理事会報告書の送付 納税に関して税務署員との相談と関係手続き 論文集の編集 を行い，研究関係では 保育園での実験(×2) 保育園での実験の結果の集計と分析(×2) 保育園への報告書提出と結果の説明 言語理解に関する実験のデータ集計 言語産出に関する実験の準備とデータ集計 等を行いました。 もちろん，校務や授業，就職活動等の通常業務も行っています。 あともう一踏ん張りです。 |
++ 07.12.17 (mon) ++  (クリックすると原寸大の画像が表示されます。) 研究者の格について考えてみました。 ピンクの矢印の左に示したのが主な立場です。 右側に示したのがその仕事や能力です。 もちろん，これは絶対のものではありません。 私の短い研究者生活の中での観察結果に基づく整理です。 特に，上の方になるほど私には分からないことが多いので，適当です。 また，「博士」でなければ「独自の研究ができる」の水準にない，ということでもありません。 あくまで目安です。 博士号を取得していない方でも，価値ある研究をしている方は大勢いらっしゃいます。 (博士号を取得できるか否かは純粋な実力だけでは説明できない部分が多分にあります。) さらに，研究者のライフコースは一様ではありません。 そのため，このような直線的な関係が絶対望ましいということでもありません。 なので，人によってこの図に対する感じ方も違うと思います。 何かご意見があれば是非お聞かせください。 |
++ 07.12.18 (tue) ++  昨日，研究者の格について私の考えをご紹介しました。 このような整理を行った動機は，自分の次の目標の確認のためです。(*1) 学生時代には博士号取得というある意味自明な目標が存在しました。 しかし，就職してからは研究者として進むべき道を自ら考える必要があります。 今回の整理の結果から，私の次の目標は 「認知心理学という領域について自分なりの考えを持つこと」 に設定するのが適当だと考えています。 もちろん，それができる立場としてあげた「研究者養成系大学院教員」になる(なりたい，なれる)かどうかは，話が別です。 しかし，今よりも大局的な視点で研究ができるようになれれば，とは考えています。 これは博論のように数年のスパンで実現できるような目標ではないかもしれません。 ただ，今までぼんやりとしか見えなかったものが少し具体的になってきているのは確かです。 また，ここ数年，そういう曖昧な目標に向かって積み重ねてきたことがちゃんと意味のあるものだったと確認できつつあります。 成熟した研究者になるために，私は私のやり方で，コツコツとやっていこうと思います。 −−−−−−−− (*1)「07.11.28」参照。 |
++ 07.12.19 (wed) ++  先週末，車のタイヤを冬用に替えました。 スタッドレスは乗り心地が悪いので嫌いです。 雪が(たまにしか)降らないところに引っ越したいです。 |
++ 07.12.20 (thu) ++  知識は，書籍や論文から得ればいいと思います。 研究者としての態度は，優れた研究者から盗むほかないと思います。 |
++ 07.12.21 (fri) ++  (This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.) 本日夜より上京し，その後，国外逃亡いたします。 次回更新は1月4日(金)の予定です。 ということで，本年の更新は今日が最後です。 皆様，本年も大変お世話になりました。 それでは皆様，良いお年をお迎えください。 |