臨床実践活動の紹介
乳幼児の発達支援の体制づくり
- 東広島市子ども家庭課と共同して,乳幼児の発達のサポート&フォローの切れ目ない体制作りとして共同研究をスタートさせました
- 東広島市と広島大学のTown&Gown offie Common Projectの行政課題解決型の共同研究として採択されました
- 具体的に初年度は子ども家庭課のニーズをくみ上げ,「2歳の日」という親子遊びの場を支援センターの方々と共同で立ち上げました
※研究室のゼミ生を中心として,親子遊びに参加し,自分たちもからだを動かして楽しみながら,親子の「いいとこ発見」をしています.
※そして学生さんたちは,自ら発見した「いいとこ」をポジティブに親子にフィードバックして,みんなを笑顔にしようと奮闘しています
ストレスマネジメント教育プログラムの実践
- 東広島市教育委員会の出前講座「からだとこころのリラックス」として地域住民への動作を用いたストレスマネジメント教育プログラムの実践
- 病院看護師を対象としたストレスマネジメント教育プログラムの実践
- 対人援助職を対象としたストレスマネジメント教育プログラムの実践
※研究室の学部生,院生は,服巻が講師として実施するストレスマネジメント教育プログラムの研修会に参加し,参加者と一緒に体験しながら集団心理療法の体験とコーディネートの仕方を学んでいます。
※そして院生たちは,自らストレスマネジメント教育プログラムを実践できるように育っていきます(写真)。
地域の対人援助職を対象としたストレスマネジメント
教育プログラムの様子(ゼミ生みんなでサポートします)
地域支援の実践(スーパーバイザー:服巻)
- 臨床動作法による障害児・者の訓練会(広島市 月例会・第4土曜日)
月例会の様子
※研究室の学部生,院生は,リハビリテイション心理学会認定のスーパーバイザー有資格者による指導を受けながら障害児・者と1対1での臨床実践研修を受けています。
臨床動作法の風景
臨床心理学コンサルテーション実践活動(コンサルタント:服巻)
- 緩和ケア病棟の医療従事者へのコンサルテーション(月1回)
- 地域で行われている在宅緩和ケアの事例研究会におけるコメンテーター(訪問看護師,在宅医,病院医師,看護師,薬剤師,ケアマネージャー,ソーシャルワーカー,精神科医などの在宅緩和ケアの実践家が集まった事例検討会にて臨床心理学的観点からコンサルテーションを行います)(年3回)
※研究室の院生は,コンサルテーションの場面に同席し,記録を残し,臨床現場における看護スタッフの患者とのつきあい方や患者理解のあり様を勉強し,臨床心理学的コンサルテーションの実際を学んでいます。
心理職の後方支援
- 全国の緩和ケア領域で働く心理職のネットワークづくりと研修・研鑽のサポート
1) 心理臨床学会の自主シンポジウム・企画シンポジウム等での緩和ケア領域における心理臨床家の集い
2) 全国パリアティブケア研究会・合同事例検討会
3) 各地域でのパリアティブケア研究会:中四国パリアティブケア研究会は毎月第2土曜日(東北から九州まで各地にて開催)
震災支援(2019年8月の活動をもって終了いたしました
- 福岡女学院大学大学院の震災支援活動:岩手県宮古市の集会所において子どもたちや成人・高齢者に対してサートを用いた支援活動に参加
※服巻は,2011年8月より参加し,鹿児島大学大学院・広島大学大学院の学生とともにサートを用いて現地での空気を味わいながら地域の方々となじみ,ともにリラクセイション法を学んでいます。
宮古市の観光地 浄土ヶ浜さっぱ船