微生物ケミカルバイオロジー研究室 ホームページへようこそ
は じ め に
土壌細菌の仲間である放線菌は, のはカビに似た形態をした土壌細菌であり、抗生物質・免疫抑制剤・薬理活性物質・除草剤・酵素阻害剤など多種多様な二次代謝産物を生産します。微生物由来抗生物質の約7割が放線菌由来とも言われています。
私たちの研究室では、「放線菌の生命現象」を遺伝子・酵素・代謝産物の視点から多面的に研究しています。抗生物質の生合成メカニズムの解析を中心として、生命の設計図である遺伝子情報解析や二次代謝の制御システムの解析などを行っています。そしてその成果を新規抗生物質の創出や生産性の向上などの応用にも繋げたいと考えております。
(1) 二次代謝産物の生合成マシナリー(設計図)解析および複雑骨格機能分子の生合成リデザイン
(2) 二次代謝生産におけるシグナル分子制御カスケードの解析
(3) 代謝経路の改変による休眠二次代謝の活性化(ゲノムマイニング)
(4) ゲノム構造、二次代謝、誘導生産、形態分化の統合的解明
(5) 生理活性天然物の単離・構造決定・生物活性
(6) その他(異分野融合による高機能物質の創成と機能解明)
連絡先:
〒739-8530
広島県東広島市鏡山 1-3-1
広島大学大学院統合生命科学研究科
生物工学プログラム
微生物ケミカルバイオロジー研究室 610N
教授 荒川賢治 (ARAKAWA, Kenji) (個人HP)
E-mail: karakawa(at)hiroshima-u.ac.jp ※(at)は@に変換してください
TEL&FAX: 082-424-7767
※ 大学院生(修士・博士)を募集しています。研究室見学も随時行っておりますので、お気軽に上記連絡先に連絡をいただけたらと思います。
入学試験は大学院統合生命科学研究科・生物工学プログラムにて行われます。
詳細は https://www.hiroshima-u.ac.jp/ilife/about にて。
2024/11/25-26 日本学術振興会・研究拠点形成事業Bの国際シンポジウム事業として、1st Core-to-Core International Biosymposium 2024を主宰します。
2024/10/23 山口東京理科大学・細井徹先生との共同研究論文が The FASEB Journal に掲載されました
2024/10/16 荒川教授が仁荷大学校(韓国・仁川)にて招待講演を行いました
2024/10/16 大学院生7名、学部生2名が仁荷大学校(韓国・仁川)にて国際シンポジウムに参加し、口頭発表を行いました
2024/9/9 荒川教授が第76回日本生物工学会大会(東京工業大学)にて招待講演を行いました
2024/8/19 荒川教授がサンカルロス大学(フィリピン・セブ)にて招待講演を行いました
2024/8/19 大学院生7名がサンカルロス大学(フィリピン・セブ)にて国際シンポジウムに参加し、口頭発表を行いました
2023/8/1 荒川教授がハサヌディン大学(インドネシア・マカッサル)にて招待講演を行いました
2023/7/31 荒川教授がマカッサル州立大学(インドネシア・マカッサル)にて招待講演を行いました
2024/7/9 長崎大学・水上修作先生との共同研究論文が Tropical Medicine and Health に掲載されました
2023/7/1 荒川教授がトゥンドゥクタン大学(ベトナム・ホーチミン)にて招待講演を行いました
2024/5/18 Rukman Muslimin君(筆頭著者)、大垣翔君、およびマカッサル州立大学、仁荷大学校との共同研究論文がTetrahedronに掲載されました
2024/4/1 学部4年生が新メンバーに加わりました
2024/4/1 荒川博士が教授に昇進しました
2024/3/7 大学院生5名9および学部生2名が広島大学−サンカルロス大学国際シンポジウム(広島大学東広島キャンパス)に参加し、口頭発表を行いました
2023/11/2 荒川准教授が長崎大学・熱帯医学研究所にて招待講演(英語)を行いました
2023/10/26 大学院生9名および学部生2名が日韓国際シンポジウム(広島大学東広島キャンパス)に参加し、口頭発表を行いました
2023/10/1 博士課程後期学生が新メンバーに加わりました
2023/9/7-8 第37回日本放線菌学会大会(東広島・くらら芸術文化ホール)をお世話しました
2023/8/28 荒川准教授がワシントン大学(米国・ワシントン州シアトル)にて招待講演を行いました
2023/8/25 荒川准教授がオレゴン州立大学(米国・オレゴン州コーバリス)にて招待講演を行いました
2023/8/25 田中悠君、長野遥さんらの研究論文がJournal of Natural Productsに掲載されました(雑誌のフロントカバーにもなりました)
2023/8/24 見風T也博士、本学・国吉久人研究グループ・稲田晋宣博士、東京海洋大学・小山寛喜研究グループ、東京農業大学・鈴木敏弘博士研究グループ、との共同研究論文がFront. Marine Scienceに掲載されました
2023/8/16 荒川准教授がサンカルロス大学(フィリピン・セブ)にて招待講演を行いました
2023/8/16 大学院生8名がサンカルロス大学(フィリピン・セブ)にて国際シンポジウムに参加し、口頭発表を行いました
2023/8/11 荒川准教授がマカッサル州立大学(インドネシア・マカッサル)にて招待講演を行いました
2023/8/10 荒川准教授がICSTE-2023 International Symposium(インドネシア・マカッサル)にて招待講演を行いました
2023/8/9 荒川准教授がSTIFA Makassar(インドネシア・マカッサル)にて招待講演を行いました
2023/6/22 荒川准教授が第50回Annual Meeting of the Korean Society for Microbiology and Biotechnology(韓国・慶州)にて招待講演を行いました
2023/4/1 学部4年生および博士課程前期学生が新メンバーに加わりました
2023/1/4 張鳴歌さん、双宝先生(中国 東北農業大学)との国際共同研究論文がBioorg. Med. Chem. Lett.に受理されました
2023/1/2 本学・田中伸和先生らとの共同研究論文が Biosci. Biotechnol. Biochem.に掲載されました
2022/12/17 荒川准教授が日本農芸化学会中四国支部・第45回市民フォーラム(広島)にて講演を行いました
2022/12/17 東京農業大学・鈴木敏弘先生および北海道大学との共同論文(平田朝陽さんSecond、手島愛子博士Third)が Biosci. Biotechnol. Biochem. に掲載されました
2022/12/9 Rukman Muslimin君がエクセレントスチューデントスカラーシップ表彰を受けました
2022/10/21 マカッサル州立大学のOslan Jumadi先生が来学し、研究交流とセミナーを実施しました
2022/10/3 【研究成果紹介】「コンピューター予測を基に、放線菌由来のランカサイジンの抗がん活性を7倍高めた誘導化合物の合成に成功しました」が本学HPに紹介・リリースされました(紹介記事)。
2022/4/1 張鳴歌さんが博士課程後期課程に進学しました
2022/9/30 オンライン国際協働セミナー e-START Program (相手国:マカッサル州立大学)を実施しました
2022/8/10 西浦菜摘さん、手島愛子博士、Rukman Muslimin君、カナダ・HTuO生物科学研究所、エジプト・Zewail City of Science and Technology、カナダ・アルバータ大学、富山大学との国際共同研究論文が Future Med. Chem. に受理されました
2022/8/3 田中悠君、長野遥さんの解説記事がChem-Stationに掲載されました(紹介記事)。
2022/7/10 西浦菜摘さんの研究内容が「バイオサイエンスとインダストリー」誌に掲載されました
2022/6/24 【研究成果紹介】「クオラムセンシング阻害活性を有する新規アゾキシアルケン化合物の発見−薬剤耐性菌の出現を抑える感染症治療薬への応用に期待−」が本学HPに紹介・リリースされました(紹介記事)。
2022/6/11 達川綾香さん、田中悠君、長野遥さんらの研究論文がJ. Nat. Prod.に掲載されました(また、掲載号の表紙を飾ることも決定しました)
2022/4/1 学部4年生および博士課程前期学生が新メンバーに加わりました
2022/3/2 【研究成果プレスリリース】名古屋大学との共同研究成果が、共同プレスリリースされました
2022/1/31 【News & Topics】"Simplified antibiotic may set the stage for antitumor treatments"が本学の英文紹介記事としてリリースされました
2022/1/12 見崎裕也君、高橋譲君らの研究論文がJ. Biosci. Bioeng.に受理されました
2022/1/1 東京農業大学・鈴木敏弘先生との共同論文が "Natural Products from Actinomycetes –Diversity, Ecology and Drug Discovery-" (Springer Nature) の Book Chapter として掲載されます
2021/12/20 【研究成果紹介】「計算機シミュレーションとケモエンザイマティック合成を融合して抗腫瘍活性物質を開発〜究極の抗がん剤創成への発展に期待〜」が本学HPに紹介・リリースされました(紹介記事)。
2021/12/20 見崎裕也君が日本農芸化学会中四国支部 奨励賞(学生部門)を受賞しました
2021/12/2 関西大学・山中一也先生、富山県立大学、福井県立大学との共同研究論文が ACS Chemical Biology に受理されました
2021/11/29 Rukman Muslimin君、西浦菜摘さん、手島愛子博士、エジプト・ヘリオポリス大学、カナダ・アルバータ大学、富山大学との国際共同研究論文がBioorg. Med. Chem. に受理されました
2021/11/29 見崎裕也君の研究論文が Biosci. Biotechnol. Biochem. に掲載されました
2021/10/1 博士課程後期学生が新メンバーに加わりました
2021/9/29 名古屋大学、アデレード大学、中部大学、石川県立大学、本学自然科学研究支援開発センターなどとの国際共同研究論文が Molecular Plant-Microbe Interactions に掲載されました
2021/4/1 学部4年生が新メンバーに加わりました
2021/2/17 手島愛子さんが日本農芸化学会中四国支部 奨励賞(学生部門)を受賞しました
2021/1/7 手島愛子さんの研究論文が Biosci. Biotechnol. Biochem. に掲載されました
2020/10/1 博士課程前期学生が新メンバーに加わりました
2020/8/24 手島愛子さんの研究論文が Biomolecules に掲載されました
2020/6/9 見崎裕也君、山本章治博士(現 国立感染症研究所)らの研究論文が Frontiers in Microbiology に掲載されました
2020/4/1 学部4年生が新メンバーに加わりました
2020/3/19 山本徹也先生(名古屋大)との共同研究論文が Colloids and Surfaces A に掲載されました
2019/7/31 山本徹也先生(名古屋大)との共同研究論文が Materials Today Communications に掲載決定されました
2019/7/29 放線菌Streptomyces rochei 7434AN4株の全ゲノム解析に関する、理化学研究所・東京農業大学・国立感染症研究所・本学自然科学研究支援開発センターとの共同研究論文が Scientific Reports に掲載されました
2019/7/7 江口雄聡君がThe 4th A3 Foresight Symposium on Chemical & Synthetic Biology of Natrual Products· Best Oral Presentation Awardを受賞しました
2019/6/29 インドネシア・マカッサル州立大学にて基調講演を行いました (バイオのつぶやき)
2019/5/20 エジプトからの博士研究員が新メンバーに加わりました
2019/4/1 学部4年生が新メンバーに加わりました
2019/1/1 原圭佑君および鈴木敏弘博士(現 東京農業大学)の研究内容が「バイオサイエンスとインダストリー」誌に掲載されました
2019/2/28 Dr. Ahmed Ayoubとの共同研究論文がACS Omegaに掲載されました
2019/1/25 山本徹也先生(名古屋大)との共同研究論文がChem. Lett.に掲載されました
2019/1/17 見崎裕也君が日本農芸化学会中四国支部 奨励賞(学生部門)を受賞しました
2019/1/9 手島愛子さんが2018年度大学院先端物質科学研究科エクセレントスチューデントスカラーシップを受賞しました
2018/12/5 1st Egyptian-Japanese Joint Symposium (Ain Shams University, Cairo) およびJSPSカイロセンター特別懇話会にて招待講演を行いました (バイオのつぶやき)
2018/9/26 山本徹也先生(名古屋大)との共同研究論文がEur. Polym. J.に掲載されました
2018/10/5 第33回HiHA Seminar をお世話しました
2018/9/26 山本徹也先生(名古屋大)との共同研究論文がChem. Lett.に掲載されました
2018/7/10 手島愛子さんがThe 3rd A3 Foresight Symposium on Chemical & Synthetic Biology of Natrual Products · Best Oral Presentation Awardを受賞しました
2018/4/1 学部4年生が新メンバーに加わりました
2018/3/9 山内佑介君の研究論文がJ. Biosci. Bioeng.に掲載されました
2018/2/23 荒川准教授の総説がAntonie van Leeuwenhoekに掲載されました
2018/1/10 原圭佑君が2017年度大学院先端物質科学研究科エクセレントスチューデントスカラーシップを受賞しました
2017/12/19 手島愛子さんが日本農芸化学会中四国支部 奨励賞(学生部門)を受賞しました
2017/12/1 客員研究員がメンバーに加わりました(~12/25)
2017/7/23 手島愛子さんが2017年度生物工学若手研究者の集い・夏のセミナーにて優秀ポスター賞を受賞しました
2017/4/1 学部4年生が新メンバーに加わりました
2017/1/9 国吉久人先生(広島大学生物圏)との共同研究論文が Biosci. Biotechnol. Biochem. に掲載されました
2016/12/16 HiHA第8回Workshopをお世話しました
2016/12/12 河本正次先生(広島大学先端研)との共同研究論文がBiochem. Biophys. Res. Commun.に掲載されました
2016/11/5 荒川准教授が第15回広島大学長表彰を受賞しました
2016/10/8 Dr. Ahmed Ayoub, Prof. Jack Tuszynski (Univ. Alberta, Canada) らとの共同研究論文がJ.
Med. Chem. に掲載されました
2016/10/1 修士学生(10月入学)が新メンバーに加わりました
2016/4/22 荒川准教授が長瀬研究振興賞を受賞しました
2016/4/1 学部4年生が新メンバーに加わりました
2016/1/13 波多江希さんが2015年度大学院先端物質科学研究科エクセレントスチューデントスカラーシップを受賞しました
2016/1/1 荒川准教授の研究内容が「バイオサイエンスとインダストリー」誌に掲載されました
2015/10/14 荒川准教授がバイオインダストリー協会・発酵と代謝研究奨励賞を受賞しました
2015/9/8 Yosi Nindita博士が2015年度日本放線菌学会大会ポスター賞を受賞しました
2015/8/24 國武博文君の研究論文がChemBioChemに掲載されました
2015/4/1 学部4年生が新メンバーに加わりました
2015/3/25 波多江希さんが修士中間発表会ベストポスター賞を受賞しました
2014/12/9 Yosi Ninditaさんの研究論文がMol. Microbiol.に掲載されました
2014/11/6 曹志生君、吉田竜平君の研究論文がJ. Antibiot.に掲載されました
2014/4/1 学部4年生が新メンバーに加わりました
2013/12/24 荒川准教授の日本農芸化学奨励賞・受賞総説がBiosci. Biotechnol. Biochem.にacceptされました
2013/11/13 客員研究員が新メンバーに加わりました
2013/10/2 研究留学生が新メンバーに加わりました
2013/7/30 Yosi Ninditaさん(筆頭著者)の研究論文がFEMS Microbiol. Lett.に掲載されました
2013/4/8 学部4年生が新メンバーに加わりました
2013/3/24 荒川賢治准教授が日本農芸化学会・農芸化学奨励賞を受賞しました
2012/7/7 広島大学大学院生物圏科学研究科・国吉久人准教授との共同研究論文がBiosci. Biotechnol. Biochem.に掲載されました
2012/6/18 ポリケチド合成酵素の解説論文がNature Chemical Biologyに掲載されました
2012/6/14 シグナル分子SRBの研究論文がChemBioChemに掲載されました
2012/2/23 曹志生君の研究論文がBiosci. Biotechnol. Biochem.に掲載されました
2012/2/6 ホームページリニューアル(順次アップデートしていきます)
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