2007年01月21日の日記

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賀正

『暗いところで待ち合わせ』
今月このタイトルの日記は2回目です。 今日は 『暗いところで待ち合わせ』 の映画を観てきました。
ネタバレ、辛口言いたい放題です。 読んで気分を害されたらすんまそん (予め断っておきます)。

乙一の原作は良かった、田中麗奈ちゃんもチェン・ボーリンも良かった。 なのに映画は…。
原作を読んで本当に感動し、予告編を観て想像を膨らませて楽しみにしすぎていたせいでしょうか、…なんか期待はずれ。 原作でも予告編の映像でも本当に感動したのになぁ。 映画を観た後の今、また予告編を観ても涙が出てくるのに…。
一言で言うと、全てのシーンが中途半端な印象の映画でした。 原作を読んでいない人は理解に苦しんだんじゃないかなぁ。 たぶん私も原作を読んでいなければ、頭の中が 「???」 でいっぱいになってしまったような気がします。
映画の描写では、ミチルが家にいるのがアキヒロだと気づく過程が全然描かれてなくて、どうしてアキヒロだとわかったの? って感じです。 無言のシーンが多い映画なので、少しナレーションを入れて2人の心情を表せば良いのに…と思いました。 それって邪道なの? 観ている人に全然伝わらないより良いと思うんだけど…。
2人の交流も、ミチルが椅子から落ちるシーンでアキヒロが彼女を助けてからすぐにミチルがアキヒロの食事を用意するシーンになってしまって、それではミチルがアキヒロに対する感謝の気持ちだけで食事を用意したことになってしまう。 原作ではその後アキヒロがわざと戸を開けて自分の存在を示すというシーンがあり、それに対するミチルの答えとして食事を用意するシーンがあったのに、これでは台無しだ。 あと原作同様、ミチルがアキヒロに 「あなたは悪い人ではないと思ってました」 と言うシーンがあるのですが、あの台詞も椅子から落ちた時に助けてもらっただけじゃなく、その前にミチルがわざと大きな火でつけておいたストーブの火を危険を察知したアキヒロがミチルに気づかれないように小さくするというシーンがあったからこそ活きてくるのに、そのシーンがないんだもん。 なーんか中途半端。 原作にはないアキヒロのトイレのシーンなんて入れる必要ないんだから、そんなのカットしてこういう重要なシーンをしっかり入れてほしかった。
あと、ハルミがミチルに問い詰められて首を絞めようとするシーン。 あそこだけいきなり安っぽいサスペンスドラマみたいな効果音と演出でサイアク。 ホント、あそこのシーンだけ浮いていた。 あのシーンにあんなに時間を割くぐらいだったら、ミチルとアキヒロが外を歩くシーンをもっと丁寧に描いてほしかったな。 初めて2人が接するシーンなのに、なーんであんなにあっさり描かれていたんだろう、すごく不満。 予告編にある、アキヒロがミチルの手をつかんで連れ出すシーンは最高だったのになー。
なんか愚痴ばっかりで、ごめんなさい。 期待しすぎちゃったんですね、きっと。 「私はすごく感動したのにーっ」 と気分を害された方がいらしたら、ごめんなさい。 でも私は不満だったんです。 思い入れが強すぎるのも良くありませんね、はぁ…。
でも最初に書いたとおり、田中麗奈ちゃんとチェン・ボーリンはすごく良かったので、今度別の監督できちんと撮ってほしい気がしました (まだ言うか)。
エンドロールのメレンゲの歌にちょっと救われたかな。 CD 買おうかな。

アキヒロをいじめる職場の同僚の顔をどこかで見たことがあるような気がして、エンドロールの出演者の名前をずっと見ていたのですが思い当る名前が全然ありませんでした。 なので 「消化不良だなぁ〜」 と思っていたのですが、エンドロールの途中で突然思い出しました。 日本生命の CM で妊婦さんに席を譲る男の人だった! あの CM、すごく好きだったから顔を覚えていたんです。
妊婦さんに席を譲るような優しい人が、アキヒロをいじめちゃいかんぜよ。
2007年01月21日(日)   No.464 (映画)

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