ピタリと合うと気持ちが良い。
誉田哲也さんの 『ハング』 を読みました。 なんか…後味の悪い小説でした。 救いがなさすぎる。 安易な殺人が多い気がして、「んー、何の意味が…?」 と考えてしまいました。 途中、タイトルの意味に気づいて、またどんより。 最近 『踊る大捜査線シリーズ』 ばかり観ていたので、明るい警察物に慣れすぎていたのかもしれません。 途中経過がどんなに残酷でも、最後に明るい光が差し込めばそこまでの暗い気持ちも払拭できると思うのですが、そういうのがまったくなくて本当に残念です。 姫川玲子シリーズの新作は出ないのかなぁ。 もう少しスカッとする小説が読みたいです。
録画していた 『少女たちの羅針盤』 を観ました。 途中で飽きてしまうかな? と思ったのですが (相変わらず失礼)、叙述トリック的な作品だと気づいたので、割と集中して観ることができました。 おじさんのような感想ですが、若いお嬢さん方がキラキラしてましたな。 これぞ青春!って感じで眩しかったです。 今 Wikipedia を読んで気づいたのですが、叙述トリックと言うより意図的に騙してたんですね。 そのくだりのことをすっかり忘れていました。 そうだった、だからそういう勘違いをしたんだった。 気づかなければ良かった、ちょっと評価が下がったぞ、と。
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