潔いほどの中国製。
昨日は目が回るほどの忙しさでした。 終業間際にポスプリの公費の締めがまだだったことに気がついて,気が遠くなりました。 月曜日にさせてもらおうかと一瞬考えましたが,電話連絡をしている間に作業した方が良い,と考え直して,何とか終えることができました。 今週末はしっかり休みます。
雪月問題,一件落着。 雪次郎がバタークリームのケーキを作る場面を観て…,いや,なつの誕生日にバタークリームのケーキを食べる場面を観た時も思い出した,バタークリームケーキの思い出について書こうと思います。 私が子どもの頃もまだバタークリームケーキは売られていましたが,私がバターが苦手だったので,我が家はずっと生クリームのケーキを買っていました。 私が小学校5年生だったか6年生だったかの年末のある日,祖父が近所のお店で売れ残ったバタークリームのクリスマスケーキを買ってきました。 「えっ,何で!? おじいちゃん,ボケた?」 と思っていたら,「まっこの誕生日(1月1日)にケーキがないのは可哀想じゃけぇ」 と祖父。 これだけを聞いたらすごい美談だと思うのですが,当時の私にとって祖父は,ものすごく癇癪持ちで,常に怒っていて,怖いという印象しかなかったんです。 幼少期から可愛がってもらった思い出など一度もなかったので,「えっ,何で?」 と戸惑うばかりでした。 結局 「いくら日持ちするバタークリームケーキとは言え,1週間以上経ったケーキは流石に…」 ということで食べることはなかったのですが,今にして思えば祖父を傷つけてしまったかもしれません。 思い出す度に申し訳ない気持ちになります。 あの時も驚きが大きくて,きちんとお礼を言っていなかったと思う。 あぁ,本当に申し訳ない。 何十年も経った今でも折に触れて思い出し,感謝していることを当時の祖父に伝えたいです。 今こうやって思い出していることで,気持ちが伝わっていると思いたい。 …身勝手な話ですけどね。 あんなに怖かった祖父にも,孫を可愛いと思う気持ちがあったんだな,と思うと,うれしい気持ちになります。 情けないことに,こういうのってある程度年齢を重ねてからでないと気づけないものなんですね。 あの時のおじいちゃん,本当にありがとう。 祖父の優しさを感じた,唯一の思い出の話でした。 『なつぞら』 の話にしれっと戻りますけど,来週はまた物語が動きそうですね。 奥原3兄妹みんなが幸せな気持ちになりますように…。 ところで,今日のエンディングアニメは,東京都の藤木直人さんの作品でしたね。 ぷぷぷ。
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