新生(?)ライカチョコレートにも,パフ入りがありました。 良かった。
今日は宮部みゆきさんの 『子宝船 きたきた捕物帖二』 を読みました。 このシリーズは大好きなので,じっくり読みたいと思っていたのですが,おもしろくてついつい読み急いでしまいます。 今作もおもしろかった。 北一の成長を見るのも楽しいのですが,彼を取り巻く周囲の大人たちの頼もしさにも心が癒やされるというか,ほっこりするというか,なんか安心します。 こういう大人に私もなりたいと思って生きてきたけど,まだ全然ダメですわ。 今回は喜多次の素性が少し明らかになる場面もあり,徐々に北一に心を開き始めているのかな? という気がしました。 殊更に詮索しようとしない北一も良い。 あと,欅屋敷の若様もついに登場しました。 ただ,本人が言うことが正しいのか,北一が思っていることが正しいのかがよくわからない。 後者が正しいのだとすると,ちょっとややこしいぞ。 北一がおみつにちょっと恋しかけているところも,気になります。 若様のことと合わせて,こちらも目が離せない。 楽しみにしていた今作を読み終えて,私はちょっと気が抜けた状態になっています。 あー,早く次の作品が出ないかなー。 それを楽しみに待つ間に,『桜ほうさら』 を読もうかな,とも思っています。
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