カープの試合がない日は,心穏やかに過ごせます。
いやー,今日も暑かったですね。 天気が良かったので布団を干しました。 朝9時を過ぎて,掃除機をかけてから温度計を見たら30度を超えていたのでびっくりしました。 …あ,9時過ぎたら掃除機をかけても良い,というのはマイルールです。 その時間まで眠っているご近所さんは(夜勤以外では)いないと思っているので。 平日に有給休暇を取っている時は,8時過ぎたら良いと思っています(ご近所さんは出勤しているだろうから)。 今日は床の拭き掃除(と言っても,フローリングシートとホルダー使用)も行いました。 ちょっとすっきりしたな。 その後もぐんぐん気温が上がっていき,正午頃には32.3度まで上がっていました。 でも湿度が50%以下だったので,エアコン無しでも過ごせた。 汗はすごくかきましたけど,さらさらした汗だったし,夏は汗をかきたいと思っているので(仕事中は別),気持ち良い汗でした。 手拭いで汗を拭うことも快感。 正午ちょい前に布団を取り込み,ちょい過ぎに窓を閉めてエアコンをつけました。 …が,正午の黙祷を忘れました。 本当に本当に痛恨の極みです。 毎年絶対に覚えていて,NHKの式典を観ながら黙祷するのに,今年はきっと暑さのせいで忘れていたんです。 猛暑,許すまじっ。 …ご先祖様達,本当にごめんなさい。 …「猛暑のせいにするな!」 って怒られるかな,大反省。 エアコンをつけてから快適に過ごしたのですが,またしても冷房とドライで逡巡。 29度の冷房だと寒いのでドライに変えたのですが,ドライもちょいちょい冷風が出るので,その間は寒い。 ほぼほぼドライで過ごして,寒くなると冷房に切り替えたりしながら過ごしたのですが,「あぁ,もう限界! 寒いっ!」 で16時半にエアコンを切りました。 でも,すぐに窓を開けるわけではない。 しばらく冷たい空気が室内に残っているので,サーキュレーターから扇風機に切り替えて,しばらくそのまま過ごし,2時間後に窓を開けました。 今夜はナイター中継がないからエアコンをつけても良いのですが,結局そのままつけずに過ごしています。 ちょっと汗もかいているけど,明日も休みだから良いんですっ。 仮に汗臭くても,誰も気にしないんですっ! …普段もマスク生活だから,他人のニオイは気にしませんけどね(調理のニオイは除く)。 さて,午前中エアコンをつけずに過ごしている時に,12日に読み始めた長浦京さんの 『リボルバー・リリー』 を読み終わりました。 いやー,しんどかった。 内容紹介を読んでいたら逃走劇だと気づいたと思うのですが,「小曽根百合。かつて「最も排除すべき日本人」と呼ばれた美しき諜報員」 くらいの情報しか持ち合わせていなかったので,「スパイ活劇かな?」 なんて気楽な気持ちで読み始めてしまった。 でも全然違いました,鬼気迫る逃走劇でした。 ま,スパイ活劇だとしても,気楽に読めるものではなかったと思いますけど。 はぁ〜,本当に怖かった。 「最終的に百合と慎太は助かるんでしょ?」 と思いつつも,怖かった。 助かったところでハッピーエンドにはなりそうもないので,読みながら本当に苦しかったです。 途中 「確か映画版にジェシーも出ていたんだよね? どの役?」 と思いながら検索したら津山ヨーゼフ清親だったので,「うわー,壮絶〜」 と思いました。 よくよく考えたら,その役以外ないだろう? って話なんですけどね。 いやいや,壮絶(ネタバレになったらごめんなすゎい)。 いやー,本当にすごかった。 長浦京さんは以前読んだ 『プリンシパル』 で強烈な印象を残されて,今回読むのも内心こわごわだったのですが,トラウマにはならない展開で良かったです(個人の意見です)。 百合側に犠牲が出なかったわけではありませんが,最小限で,それもあまり責任を感じる風に描かれていないのが良かった。 その場面を読んでいる時は,ちょっとしんどかったんですけどね。 あと,敵方もきちんと計算して撃っていたから,命を落とした人は少なかったのではないかと思います,分母を撃たれた人と考えた場合は,ですけど。 でもさー,「命に別状はない」 と言われても,重い障害が残ることもあるから,安心はできないんですよね。 これはいつもニュースで 「命に別状はない」 というフレーズを聞いた時に思います,気軽に言ってくれるなよ,とも思う。 ふぅっ,ようやくわけもわからず(勝手に)巻き込まれた逃走劇から解放されました。 でも本当におもしろかった! これだから,読書はやめられない。 続きまして,こちらも先日来読み進めていたハルノ宵子さんの 『猫屋台日乗』 を読み終わりました。 ほぼ日で猫屋台の連載を読んでいたので,純粋に 「美味しい料理が出てくるエッセイなんだろうなー」 と思っていたのですが,少し違いました。 まぁ,時々美味しそうな料理の描写が出てくるのですが,ほぼほぼ口の悪い高齢女性のエッセイでした,それも割と思想が偏った。 あ,これも個人の意見ですので,ご容赦願います。 コロナ禍が終わった今は,もう少し読めるものになっているのかもしれませんね。
|