コットンの有無で仕上がりが違う。
昨夜は久しぶりに(?)うたた寝しちゃいました。 食後,立って本を読んでいる間は良かったのですが,読み終えて座って動画を観始めたらちょっと油断してしまってうとうとと。 気をつけないといけませんね。 というわけで,昨夜西村健さんの 『バスに集う人々』 を読み終わりました。 今作は,過去2作に登場した人たちが再登場していて,「この人は誰だったかな?」 と思い出しながら読み進めるのも楽しかった。 うっすらしか思い出せない人がいたのも,まあ仕方がないってことで。 正直なところ,すっきりする終わり方ではなかったのが残念なところ。 ちょっと無理があった気がします。 あと,これは書かずにおこうと思っていたのですが,この作家の癖なのか,読点の位置がおかしいので,文章の意味を理解するのに何度も読み返さないといけない場面が多々ありました。 今回は本当にひどくて,書かずにいられなかった。 出版社の担当等が指摘しないのが,本当に不思議で仕方がない。 プロの作家にケチつけて,ごめんなすゎい。 それ以外は本当におもしろくて,夢中になったシリーズでした。 終わってしまって残念です。 気を取り直して,今日は三木笙子さんの 『帝都一の下宿屋』 を読みました。 〈帝都探偵絵図〉シリーズのスピンオフ作品で,桃介さんの魅力満載! と期待していたのですが,今作でも脇役に徹していたのでそこまで出番は多くなかった。 でも,人柄の良さは今回も伝わってきました。 出過ぎないのも,桃介さんの良いところなんですよね。 今作は高広は出てこないのかも? と思っていたのですが,ちゃんと出てきたので安心しました。 同じ時期の話だったようです。 下宿屋に5人も下宿人がいたことには,ちょっと驚きましたけど。 思っていたより,大きな家だったようです。 本当におもしろかった。 優しい終わり方なのも,良かったです。 ほっこり。
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