職場がちょっとカレー臭い気がします。 って、3日連続でカレーランチだったお前が言うなっちゅう話ですが。
ふと思い出して、子どもの頃に通っていた耳鼻科を検索してみたら、なんとサイトが存在しました。 あら、素敵。 子どもの頃、ここの院長先生にすごく可愛がっていただきました。 …と言っても、当時の私に 「可愛がってもらっている」 という意識はなかったんですけどね。 幼稚園に入る前ぐらいから小学校2年生の夏休みまで通っていたのですが、もう小学生になっているのに、毎回 「今日は幼稚園は楽しかったかい?」 と聞かれるので、子ども心に 「このおじいちゃん、ボケてる…」 と思いながら、「もう小学生だよっ!」 と言い返していた。 母曰く 「からかわれていた」 そうな。 検索したら某掲示板に以前この耳鼻科に通っていた人の書き込みがあって、その中に 「先代が亡くなってから…」 という記述があり、ちょっとショックでした。 私が幼稚園の頃、「おじいちゃん」 と思うような年齢だったので、おそらく今はもう…とは思っていましたが、やっぱりそうだったか。 この人の書き込みに 「先代の院長先生はめちゃ怖い人でした」 というのもあり、これにはちょっとむかつきました。 私にはすごく優しいおじいちゃん先生だった。 耳鼻科に通うのが楽しかったくらいですから。 とは言え、母曰く 「周りの患者さんはみんな先生のことを怖がっていて、まっこ(私)とのやり取りと見て驚いていた」 らしいので、きっと本当に怖がられている先生だったのだろう。 今にして思うと、きっと私たちは気が合ったんだろうな。 相性って大事ですよね。 きっと先生は他の患者さんにも私と同じように軽口を叩いていたけど、そこで相手が叩き返すかどうかの違いだったんじゃないかと思う。 今日この先生のことを思い出して、1つ後悔していることがあることに気づきました。 小学2年生で山口県に引っ越したのでしばらく通わなくなったのですが、4年生の夏休みにまた広島に戻ってきて、しばらくしてからまた通うようになったんです。 その初回、お昼休みに待合室で1人で待っていたら、先生がやってきて私の顔を見て、「ん? あんたはどういう名前かいの?」 と聞いてこられたのですが、当時の私はちょっと人見知りモードだったので答えることができなかったのです。 私は子どもの頃からあまり顔が変わっていないので、もしかしたら先生はあの小生意気な小学2年生当時の私のことを思い出して、「もしかして…」 と名前を聞いてくださったのかもしれない。 まったくの勘違いかもしれませんが、今日初めてふとそんな考えが頭に浮かんできて、すごく後悔しています。 あの時ちゃんと名前を答えていたら、また軽口を叩き合えたかもしれないのに…。 あーん、滝口先生、ごめんなさい。 「幼稚園は楽しかったかい?」 と聞かれていた日々からもう30年くらい経ちますが、今の私は毎日大学に通っています。 …学生じゃあないけどね。
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