国立国際美術館

Day2

学外研修の二日目は大阪中之島の国立国際美術館からのスタートです。プーシキン美術館展と常設展を見学しました。

プーシキン美術館展
プーシキン美術館展

前回プーシキン美術館の展覧会を見たのは2005年の東京都美だったでしょうか。横浜は見ていないような気がするので、13年ぶりです。

昨日のプラド美術館の展覧会でも来ていた、クロード・ロランからスタート。人物画の多かったプラドとは対象的に、プーシキンは風景画大特集です。

チケットにも使われている今回の目玉と言えるモネの草上の昼食は、モネがモネになる前のモネという感じで、なんだかマネっぽい。

それにしても、昨日のプラドに比べると土曜日とはいえ朝から割と混雑していて、改めて印象派は人気があるのだなあと思ったのでした。

風景が中心ということもあって、図録が珍しく短編綴じになっており、迷ったのですが、結局購入してしまいました。

ゲルハルト・リヒター
ゲルハルト・リヒターのペインティング。焦点が合わない不思議な絵。

常設はリヒターからのスタートで、ロレッタ・ラックスや杉本博司、やなぎみわなどの比較的新しくコレクションに加わった写真作品も。ここの常設はいつ来ても見ていて楽しいです。

昨日のプラドもそうでしたが、比較的大規模な企画展を一つ見るとみんなそれなりにお疲れ。結構体力を消耗します。

ここから昼ごはんを食べたあと、大山崎へ。大山崎山荘美術館へと向かいます。今回は人数が多いので送迎バスに乗ることができず、暑い中での山登りが大変でした。

大山崎山荘美術館は随分前に来て以来で、新しく展示室が加わっていることにびっくり。企画展示はサム・フランシスで、非常に良かったです。

帰り道に妙喜庵の前を通り、大山崎町歴史資料館で待庵のレプリカを見て、最後の目的地、京都へと移動しました。