インドネシア調査
バンダ・アチェからの報告
山口大学 辰己佳寿子
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3.9月25日
午前:昨日行った港と魚市場 → BRR11:00-12:00 → 午後:西海岸へ(Leupung)


UNDPのリクエストにより、プロジェクトでは、今日は10〜15社のよって巻き網の競争入札。

<Lampulo港>

Lampuloの港では出航準備が進められていた

氷は約20キロ。約2週間の漁に出る。



裏には倉庫がある

漁港にある倉庫

<Peunayongの魚市場>

建設構想図が掲示してあった

魚市場。昨日と違って午前中は賑わっている

朝のラッシュ時

市場周辺も賑わっていた

<BRR(Badan Rehabilitasi dan Rekonstruksi/アチェ・ニアス復興再建庁)訪問>

至る所でBRRの看板を見ることができる

BRR敷地内。プレハブ施設。警備は厳重。



◇ BRR(Badan Rehabilitasi dan Rekonstruksi/アチェ・ニアス復興再建庁)  http://www.e-aceh-nias.org/home/
 Mr. Iskandar (もともとアチェ州の公務員 Planning Boardにいた)
(Deputy for Agriculture and Fisheries Development, Rehabilitation and Reconstruction NAD-Nias Executing Agency)

2005年6月より開始
・ BRRの役割:津波復興において、国際機関や中央政府・地方政府によるプログラムのコーディネートを行う媒体機関。

・ 環境、アクアカルチャー、マリンカルチャーなどの復興(インフラ整備、漁業、資金)

・ 魚の生産量:インドネシアで3番目の輸出量。今はよくなってきた。

・ 問題点:エクステンションワーカーの多くが死亡。コミュニティへのアプローチが難しい。ボートが漁師のニーズに合わない場合がある。




Dayah Mampla 村

さらに西に進もうとしたが政治的な運動で橋が封鎖。
通行止め。
この村で聞き取りを行うことにしたが・・・。

村の中でも政治演説が行われていた

異様な雰囲気

敷地内では女性は頭を隠していない

長屋のようになっている

村内の別の場所でも集会が開催されていた。
屋根の上にはソーラーシステムが設置。

村内では山羊が飼育されている

<SMA Megeri村>

通りすがりの別の村を訪問


洗濯する場、物置場が離れにある。

話を聞かせてもらうことに。

長い廊下が続き、左右に個室が並ぶ

部屋のひとつ。リーダーの部屋。パソコンがある。

寝室らしき部屋

台所。米などが貯蔵してあった。
     リーダに話を聞く

 この村には、農業グループ、漁業グループ、家畜グループ、商売グループが存在する。写真右がリーダー。左は妻。居住者の中には、車いすの若い青年もいた。津波でケガをしたと考えられる。


   女性の収入向上活動(左のケーキの販売)

 道沿いのマーケットで販売。材料は、野菜、小麦粉、豆腐。ふわっとした食感。3000ルピアで販売、1000ルピアの利益。作り方はトレーニングで学んだ。下の写真のように作る。作っているのは、リーダーのお母さん。


マドレーヌ状の型がある

椰子の実?

水タンク

夕食はバザールの一般食堂で。
     

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