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カタリエヌモノ

** 2009.04の カタリエヌモノ **

 ++ 09.04.01 (wed) ++ 



臥薪嘗胆

 ++ 09.04.02 (thu) ++ 



条件付き採録となっていた論文(*1)の修正を終え,再投稿いたしました。

修正に異常に時間がかかりました。
忙しかったこともありますが,研究の感覚を忘れているのも原因です。
論文を修正するために何から手をつければよいのか,というところから思い出さなければ行けない状態でした。

元々そうだと言われればそれまでなんですが,今の私はもう一線級の研究者ではないんだと実感しました(涙)。

−−−−−−−−
(*1)「09.01.21」参照。

 ++ 09.04.03 (fri) ++ 



論文を書き上げたときの喜びには,
・作品を作り上げた達成感
・やっかいな仕事からの解放感
の2つが含まれ,非常によいものです。

 ++ 09.04.04 (sat) ++ 



車に乗ってシートベルトをする際,親指をひねります。

シートベルトは急激に伸びそうになるとストッパーがかかりますよね?
1.シートベルトに親指をかけ
2.勢いよく伸ばそうとしてストッパーがかかり
3.それに引っかかって親指があり得ない方向に曲がる
という手順です。(「手順です」って…)

何度もやらかしてしまいます。
何とかならないですかね?
(気をつければいいだけなんでしょうけど…。)

 ++ 09.04.06 (mon) ++ 



大学は学生から学費をいただいています.
また同時に,国からも補助金をいただいています。

そういう意味では,大学は学生とともに国民にも奉仕すべきだといえます。
ならば,教員の限りある資源はどのような学生に重点的に投入すべきなのでしょうか。

国に資する可能性の高い優秀な学生に重点的に資源を投入すべきでしょうか。
国のお荷物になりそうな学生をたたき上げるために資源を投入すべきでしょうか。

誰か,前者だと言ってください。
(現実的には後者に追われています。)

 ++ 09.04.07 (tue) ++ 



大学は国から補助金をいただいています。
財源は当然国民の血税です。

ということは,市民オンブズマンの監視対象となって当然です。(*1)
いただいた税金に見合う教育がなされているか評価されるべきです。

これはいつもの戯言ではあります。
しかし,将来的には現実に起こりうるとも思います。

そのときが来ても,市民からちゃんと評価される大学教員でありたいです。

−−−−−−−−
(*1)「独立行政法人 大学評価・学位授与機構」とか「財団法人 大学基準協会」とかによる第三者評価ではなく,市民による,市民の目から見た評価という意味です。

 ++ 09.04.08 (wed) ++ 



Just SystemがKEYENCEと資本・業務提携しました。
業績不振による資金不足の解消のためとのことです。

私は毎年Just Systemにお布施(*1)をしてきました。
一太郎が使えなくなると論文執筆に支障を来すからです。

しかし,さらなる貢献が必要かもしれませんね。
#テキストマイニングによる研究を心理学界で一般化し,TRUSTIAの売り上げに貢献する,等。

−−−−−−−−
(*1)「07.05.09」参照。

 ++ 09.04.09 (thu) ++ 



心理学者ならばこのサイトを見れば私がどの程度の心理学者か分かると思います。

しかし,それ以外の方は基準がないので評価しようがないと思います。
一流なのか,二流なのか,三流なのか,砂利玉なのか,判然としないでしょう。

どうも「新進気鋭の超一流心理学者」,藤木です。(こらーッ!)

 ++ 09.04.10 (fri) ++ 



私は基本的に教師という人間に不信感を抱いています。
だからこそ,少しでも教師という職業の意味を問い続ける教師が増えればと思っています。

私は今,教師になろうとしている学生たちと対峙しています。
少なくとも私の目の届く範囲では,子どもをつぶす教師を作りたくはありません。

しかし,目下の課題は「良い教師」を育てる以前の「教員採用試験に合格する学生」を育てることなのです(涙)。

 ++ 09.04.11 (sat) ++ 



私は寝る前に本を読まないと寝付けない人間です。

しかも,仕事と関係のない本でなければいけません。
そうしないと仕事のことがグルグルと頭の中をめぐってしまい,寝れなくなるのです。

しかし,ここ数ヶ月で雑誌の数を減らしました。

現在講読しているのは,
 グランプリトクシュウ
 PHOTO GRAPHICA
だけになりました。

そして,この2冊を読み終わったら軽い内容の専門書を読むようにしています。

とにかく,今は時間がないのです。
少しでも多くの本を読みたいのです。

仕事の本を読む
-> 眠れなくなる
-> いっぱい本が読める
という良い循環に入れそうです。(全然良くない)

 ++ 09.04.13 (mon) ++ 



悩み続けているのに答えが出ない場合,その問い自体が妥当であるかを考えなさい。

 ++ 09.04.14 (tue) ++ 



数年前,とある学会で某国立大学の先生に
「藤木君はFD(*1)に興味はないか」
と声をかけられたことがありました。

私は
「興味はありますが,他の教員に恨まれる仕事はいやです」
とお答えしました。(*2)

基本的に授業改善等は教員自身が自覚的に行えばよいものです。
しかし,自覚がない教員が多いのも事実です。
また,大学改革に対する社会からの要請もあります。

そのため,外圧的な感じで学生評価を受けたり,自己点検をさせられたりしています。
こうなると,「やらされている」感が生まれます。
なので,「やらせる」側にまわれば当然恨まれます。

個人的には「大学教育学」については自分自身の問題として学ぶべきだと感じています。
しかし,私はそれを他人にまで強要しようとは思いません。

−−−−−−−−
(*1)Faculty Developmentの略で,「『大学教員の教育能力を高めるための実践的方法』のことであり、大学の授業改革のための組織的な取り組み方法」(Wikipedia)のことです。
(*2)これって,今考えると「就職に関わるお話し」だったのか?という感じもしますが,基本的に私はニブい人間なので,直接「こういうポストがあるんだけどどう?」と言ってもらえないと分かりません(笑)。当時であれば,例えどんな仕事でも飛びついたでしょう。

 ++ 09.04.15 (wed) ++ 



科研費,またダメでした。
(今年も生活を切り詰めなくちゃ…。)

 ++ 09.04.16 (thu) ++ 



今日夕方より上京いたします。

明日は慶應義塾大学へお邪魔します。
明後日は東京大学へお邪魔します。

ということで,次回更新は20日(月)です。

 ++ 09.04.20 (mon) ++ 



このページを始めた当初から,可能な限り多くの人が読める内容にしようと意識してきました。

しかし,このページを読んで楽しめる人と楽しめない人とがいるとも思っています。
つまり,本質的な意味でこのページが理解できる人とできない人がいるだろうということです。

さらに最近は,抽象的な話が増えています。
当面この傾向は続くでしょう。

そういった点で,このページの意義は何なのか悩んでいます。
少数の人間しか楽しめない内容をネットに流してもあまり意味がないと考えているからです。

あなたはこのページを楽しめていますか?

 ++ 09.04.21 (tue) ++ 



SleepTalker氏の新居のベランダに移動なさったアロエさん(*1)。

−−−−−−−−
(*1)「09.03.30」参照。

 ++ 09.04.22 (wed) ++ 



世の中の人間の大多数は本物(*1)ではないでしょう。
けれども,その大多数がそれを自覚し,謙虚に生きています。

しかし,最近頻繁にエセに出くわします。
エセな人は本物でないことを受け入れることができません。

見苦しい。

−−−−−−−−
(*1)「06.07.19」参照。

 ++ 09.04.23 (thu) ++ 



mixiで私を発見している方へ。

マイミク申請をお待ちしております。

 ++ 09.04.24 (fri) ++ 



自分で自分のことを「とことんまでバカだな」と感じていること。

「あと2,3日必死でがんばれば自分の時間が持てる」と毎日思っていること。

 ++ 09.04.25 (sat) ++ 



「実はすごい経歴の持ち主」みたいなの,カッコいいですよね。

元FBIとか。
元グリーンベレーとか。

一般市民と思いきや,実はすごいみたいな。

どうも,元認知心理学者の藤木です…(*1)。
#どこにもカッコいい要素が見つからない(涙)。

−−−−−−−−
(*1)「09.03.10」参照。

 ++ 09.04.27 (mon) ++ 



私は研究者はアスリート(*1)だと思っています。

「結果が全て」(*2)です。
結果を出すためにどん欲さが必要です。

研究者は自営業だ(*3)とも教えられています。

そんなことを考えていたら,大学教員としての研究者は「実業団の選手」みたいだと感じました。
つまり,研究所等の研究員のように研究だけで食べているわけではないということです。
本務はあくまで教育で,だけど研究も可能な限りがんばっています。

そして大学からの研究支援が(ほとんど)ない私は,「陸上部もないのに走り続けている選手」みたいな感じがします(笑)。

−−−−−−−−
(*1)「07.07.09」参照。「05.08.04」も参照。
(*2)「05.05.18」「05.05.21」「05.05.24」「05.05.27」参照。「04.06.21」「07.03.13」も参照。
(*3)「07.07.18」「04.07.01」参照。

 ++ 09.04.28 (tue) ++ 



できるなら「底が知れない」と言われたいです。(*1)

最高のほめ言葉だと思います。

−−−−−−−−
(*1)「04.09.01」「05.11.06」も参照。

 ++ 09.04.30 (wed) ++ 



今日の最終便で上京致します。

明日は慶應義塾大学へお邪魔します。
そして,そのままゴールデンウィークに突入します。

少しでもGW中に仕事が進めば,と思っています。
また,皆様のお仕事もはかどることをお祈りしています。

ということで,次回更新は5月7日(木)です。

  次の月へ


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