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カタリエヌモノ

** 2012.09の カタリエヌモノ **

 ++ 12.09.03 (mon) ++ 



最近の論文には「理論」が出てこない。

他人の理論を検証しようとする論文はまだマシ。
多くは細かな現象記述ばかり。

科学者ならば世界を見通す理論に興奮するものなんじゃないの?

 ++ 12.09.04 (tue) ++ 



人に注意するのではなく,
手本を示して導ければ良いけど,
なかなかそんな立派な人間にはなれない。

 ++ 12.09.05 (wed) ++ 



教師志望の学生は,教師の目から見て自分自身が望ましい学習者か考えてみた方が良い。

 ++ 12.09.06 (thu) ++ 



明日から上京します。

また,11-13日は日本心理学会第76回大会です。
今回は12日の午前にポスター発表をします。
(関係の方々,冷やかしに来てください。)

ということで,明日以降の更新をしばらくお休みいたします。

 ++ 12.09.18 (tue) ++ 



学会への参加直後等はテンションが上がり,研究へのモチベーションがわきます。

でも,テンションが上がっていなくても研究を進められるようになるべきだと思います。

 ++ 12.09.19 (wed) ++ 



私は集中講義をやったことがありません。
集中講義を受けたことも1回しかありません。
なので,集中講義ってどういうことをしたらいいのか,皆目見当がつきません。

普段の講義でも1日2コマあると死にそうに疲れます。
1日に数コマ連続で数日間話し続けるなんて,私には無理です。

 ++ 12.09.20 (thu) ++ 



査読のコメントを読めばその査読者が知を愛しているかわかる気がします。

 ++ 12.09.21 (fri) ++ 



日本を豊かな国にしたければ教育を良くすれば良い。
教育を良くしたければ優秀な教師を増やせば良い。
優秀な教師を増やしたければ教育学部の偏差値を上げれば良い。
教育学部の偏差値を上げたければ教師の給与水準を上げれば良い。
教師の給与水準を上げたければ税収を増やせば良い。
税収を増やしたければ国を豊かにすれば良い。

 ++ 12.09.24 (mon) ++ 



来談者中心療法に対抗して読者中心作文法

 ++ 12.09.25 (tue) ++ 



年をとって,
思考力が落ちて,
細かなことを考え抜くことが出来なくなって,
でも,それで逆に大きな研究しかできなくなるのなら,
年をとることも良いことかもしれない。

 ++ 12.09.26 (wed) ++ 



車を買い換えました。
生まれて初めての新車です。

私の希望は「公道を走れる安全性の高いゴーカート」でした。
大きな車でパワフルに走るより,小さな車でキビキビと走りたいのです。

「ゴーカート」という条件だけなら,すぐに思いつくのは軽自動車です。
かつてのHONDA Beat,あるいは先頃生産が終わったDAIHATSU Copenあたりでしょうか。
ただ,私もいい大人なので,ある程度しっかりとした車に乗るべきだとも思いました。
そうすると,MINI,FIAT500あたりが候補に挙がって来ました。

子ども頃からMINIにはあこがれていました。
(休日にMINIをいじるのを趣味にしていた方々を見ていたので。)
ただ,今はBMWのMINIがやたらと走っていて,その熱も冷めてしまっています。

そこで,FIAT500を検討してみました。
試乗してみた所,価格と質とのバランスを考えるとかなり割高だと感じました。
もちろん,イタリア車にコストパフォーマンスを求めるのは無粋だとは思います。
ただ,通勤の足でもあるので,現実的なことも考えてしまいます。
#要は,予算を超えてまで手に入れようとは思わなかったということです。

ということで,原点に戻って,子どもの頃の憧れをもう一度思い出してみました。
国産で言うと,HONDAの歴代CITYはスキでした。
では,現行でCITYとイメージの重なる車ってなんだろうと考えて,思い当たったのがTOYOTA iQです。

iQは全く売れてませんが,革新的な技術の詰まった車です。
オッサンが乗るには可愛すぎますが,居住性の高いスモールカーです。
これまで乗ってきた車と比べると数段グレードは落ちますが,通勤で使う分にはさほど気になりません。
1人の人間の移動のためだけの車と考えると贅沢品です。

今のところおおむね気に入っています。
たぶん一代限りの生産となる車種でしょうけど,もし二代目が出るなら買い換えても良いと思います。
ただし,モデルチェンジするならもう少しパワーのあるものにして欲しいとは思います(笑)。

 ++ 12.09.27 (thu) ++ 



自分の仕事の対象に対して厳しいのは当たり前。
今の仕事を離れれば,教員養成への評価も変わるハズ。

 ++ 12.09.28 (fri) ++ 



教員志望の学生に自己矛盾(*1)を指摘する私ですが,
私自身も教師という人たちが苦手(*2)なのに教員養成をやっています(涙)。

ただ,だからこそ出来ることがあるとは思っています。(*3)
#でも,出来れば私以外の人にやって貰いたい仕事だとも思っています(笑)。

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(*1)「09.07.06」参照。
(*2)「08.06.17」参照。
(*3)「09.04.10」参照。

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