雑記

Logicool M510の代替にはM650Lを買うべし

大工に大工道具があるように、研究者にはPCがある。そして、ヒューマンインタフェースのであるマウスとキーボードは人とPCを繋ぐものとして最も重要なものと言っても過言ではないと思う。先日、そのマウスの中でも最も使用頻度の高いメインPCのマウスが壊れた。かれこれ15年ほどLogicoolのマウス、M510を使い続けていたのだが、頻繁に接続が切れるようになってしまって使い物にならなくなったのだ。M510は握った感触が手のひらにちょうどフィットして安定感があって使い易い名機だった。
当然、同じものを買い求めたかったのだが、残念ながらM510は廃盤なので購入できない(購入できるが法外に価格が高い)ので代替のものを探したところ、現在販売されているものの中ではM650がそれに近いものらしい。そこで、レギュラーサイズのM650 Rを買ってみた。
まず、M510とちょっと違うのはクリック音がしない。これはまあまあ良くて、その点は満足した。そして、ちょっと残念なのは、M650はUnifyingが使えないので、キーボードのK270のUnifyingドングルが使えない。また、私の使っているbluetoothの古いドングルだと接続できないので、付属していたLogi boltという新しい規格のドングルをもう一個挿すというスマートではない使い方になってしまった。しかし、致命的に残念なのは、サイズがダメなのである。あまりサイズを確認しなかった自分が悪いのだけれど、M510よりちょっとだけ小さいM650 Rはどうも掌がフィットせずに宙に浮いた状態になり、ストレスに感じるようになってしまった。私にとってはマウスは大工道具と同じように手になじまないとダメなのである。そういうわけで、もう一台、今度はM650 Lを買った。こちらはほとんどM510と違和感がない。
M510はそのうちバタバタとダメになっていくと思われる、M510愛好家で代替を探している人がいるとすれば、俄然、M650 Lをお勧めしたい。私と同じようにマウスの手のフィット感を重視する人は、くれぐれもレギュラーという保守的なワードに惑わされて無印のM650 Rを買ってはいけない。

左から順にM510、M650 R、M650 L。M650 LとM510がほとんど同じサイズであることがわかる。

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