WCH10(第10回爬虫類両生類世界大会@マレーシア・クチン)にて発表を行いました。
2024年8月5日-9日、マレーシアのボルネオ島・クチンにて開催されたWCH10(第10回爬虫類両生類世界大会)に参加してきました。
今回はAmphibian Genome Consortiumからの招待を受け、”S17 Beyond the Reference: Genomics for Amphibian Research and Conservation”において、”Identifying key factors for heat tolerance: genome sequencing and gene function analysis of “hot-spring frog” Buergeria japonica“と題する、カジカガエル類2種の新規ゲノム決定について話しました。このゲノムのシンポジウムにおいては、日本からの唯一の登壇でした。
博士課程学生のBagus Priambodo氏は、”Identification of genomic diversity and genes under the selection in “Hot-Spring Frog”, Buergeria japonica“と題して、カジカガエルの集団ゲノミクスの内容を話しました。
進化研究の一端としてゲノミクスは重要な位置付けにあると思うのですが、本邦では担い手があまりおらず、私自身がこの方向性の仕事をどんどん伸ばす必要があると思いました。また、今回、広島大学からは我々2名が唯一の参加者で、少々寂しい状況でした。次回スペイン大会にはたくさんのたくさんの学生さんや卒業生と参加できるようにできればと思っています。