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このページはFUJIKIの日常をPalm Zire71で撮った写真とひとこと(ひとりごと?)とでつづるページです.

** 2005.01の ひとこと(ひとりごと?) **

 ++ 05.01.01 (sat) ++ 

謹賀新年

これを書いてるのはまだ大晦日なんですが,元旦の分を更新しておきます.
新年早々,ここにいらっしゃった方に昨日の「筆納め」をお目にかけるのはちょっと申し訳ないので…(笑).
特に,初めてこられた方は,何がなんだか分からないと思いますし.

#初めての方は,過去のヤツを見てください.毎日,こんな感じというわけではありませんので(汗).

 ++ 05.01.02 (sun) ++ 


(This picture was taken with Palm Zire71, and retouched with Vix.)

広島に戻って参りました.
本当は昨日のうちに戻ってくるつもりだったのですが,雪がすごかったので断念しました.
(一昨年も2日に戻ろうとして,大雪でめちゃめちゃ苦労したので….)

元旦は雪のせいで初詣にも行かず,うちの中でゴロゴロしていました.
仕事しようにも,騒がしくてそれどころではなく,結局,博論の校正をした程度でした.

というわけで,〆切が近いものもあるので仕事にかかります.

 ++ 05.01.03 (mon) ++ 



何を隠そう(?),私はWindowsユーザです.

Windowsでは,頻繁にアップデートをかけなければなりません.
(セキュリティー云々以前に,私の場合,アップデートをかけないと大学に文句を言われます.)

Microsoftさん.
私はあなた達にそれほど期待はしていません.
こまめにアップデートをしなければならないことも覚悟しています.

そんなMicrosoftさんのために妙案を授けましょう.
それは,一般ユーザーが喜んでアップデートをするようにするためのちょっとしたアイディアです.

つまり,アップデート中の画面でパペットマペットのショートコントを見れるようにしたらよいのです.

もし実現したら,私は次のアップデートを毎日心待ちにします(笑).

 ++ 05.01.04 (tue) ++ 


(This picture was drawn with PixMarker on Zire71.)

「はかせ」というと,「めがねキャラ」を連想する私は修行が足りないのでしょうか?

 ++ 05.01.05 (wed) ++ 



ハンドル(*1)を名乗っている人と現実の世界でも知り合いの場合,ネットの掲示板等でうっかり本名で呼びかけたりしないように気をつけています.

でも,年賀状等を送るときも,ハンドル宛で送ったらまずいんでしょうか? (そりゃまずいだろう.)

−−−−−−−−
(*1)ネット上での自称.

 ++ 05.01.06 (thu) ++ 



ハンドル(*1)を名乗っている人に本名宛で年賀状を送りました.

でも,ネット上でも新年の挨拶をするべきでしょうか?

もし,「別人格」だとしたらですが….

(あんまり書くと,「不謹慎だ」とか言われそうなのでこの辺にしておきます.)

−−−−−−−−
(*1)ネット上での自称.

 ++ 05.01.07 (fri) ++ 



[Palm for Psychologist No.12]

前回(*1)に引き続き,辞書ネタです.
(というか,私が提供できるネタといえば,辞書ネタぐらいしかないのですが.)

今回は「デジタル認知科学辞典」(*2)をPalmで使う方法に関して紹介します.

この辞書は,PDICという形式の辞書です.
ですから,この辞書をPalmで使う最も手っ取り早い方法は,PDIC形式に対応した「WDIC」(フリーウェア)を利用するやり方です.

使い方を極簡単に説明すると,まず,外部メモリの「/Palm/Programs/PDIC/」に「csdic」などという名前のフォルダをつくります.
そこに,「デジタル認知科学辞典」付属のCD-ROMの,「/PDIC/」内の「CSDIC.DIC」というファイルをコピーすれば良いだけです.

しかしながら,これまでの「Palm for...」で取り上げてきたように,EPWINGで辞書環境を整えている人は,「Backingham EB Player」や「WordSeeker」で利用したいと考えるでしょう.

そのための方法としてPC上で「EBStudio」というソフトを用いてEPWING形式に変換するというやり方があります.
変換の方法は,
 1.「EBStudio」の「ファイル」メニューから「新規作成」を選択します.
 2.出てきたダイアログボックスの「書籍名称」のテキストボックスに「認知科学辞典」などと入力します.
 3.その下の「書籍ディレクトリ名」のテキストボックスに「csdic」などと入力します.
 4.次に出てきた「入力ファイルの登録」ダイアログボックスの「入力ファイル」のテキストボックスの右のボタンを押します.
 5.出てきた「ファイルを開く」ダイアログボックスで,付属CD-ROMの「/PDIC/」フォルダ内の「CSDIC.TXT」というファイルを選択し,開きます.
 6.「入力ファイルの登録」ダイアログボックスの「ファイル種類」のフレーム内の「PDIC1行テキスト」を選択します.
 7.メインのウィンドーの「出力先」のテキストボックスで変換後の辞書を出力する適当なフォルダを選択します.
 8.「ファイル」メニューの「実行」を選択します.
以上の手順で,「7」で選んだフォルダに変換後のデータとして,「CATALOGS」というファイルと「csdic(手順3で決めた名前)」というフォルダが出来ているはずです.
このファイルとフォルダを「Bakingham EB Player」か「WordSeeker」で用いるメモリーカード内のフォルダに入れれば利用可能となります.

付属の検索ソフトでは利用可能ないくつかの機能を使えなくなりますが,いつでもどこでも引ける辞書としては十分だと思います.

−−−−−−−−
(*1)「04.12.04」参照.
(*2)日本認知科学会(編) 2004 デジタル認知科学辞典 共立出版

 ++ 05.01.08 (sat) ++ 



今年も,友人からもらった年賀状には子供の写真が一杯.

まぁ,いつもの通り,「親ばかだなぁ」と思いながら見るんですが(イヤなヤツ),今年はちょっと今までと感じ方が違いました.
なんだか,親(つまり友人)に似てるなと思うことが多かった気がしました.

当たり前といえば当たり前で,むしろ,似てなかったら困るんですが(コラッ!),なんか不思議な感じがしました.

 ++ 05.01.09 (sun) ++ 



ふと思ったのですが,年賀状って,夫婦は連名の方が良いのですか?
あるいは,若い夫婦の間では連名がはやってるんですか?

私の友人からの年賀状は皆,私が奥さんとか旦那さんとかと面識がない場合でも連名でした.
単に面倒くさいからでしょうか??

私は結婚しても連名にはしないだろうなぁ….

 ++ 05.01.10 (mon) ++ 


(This picture was taken with Panasonic Lumix FZ2.)

昨年末(*1),新しいデジカメ(Konica Minolta DiMAGE A200)がやってきたというお話をしました.
けれども,まだほとんど撮ってません.

というのも,このカメラ,普段使っているカバンに入れられないんです.

大きさ的には楽々入るのですが,良いカメラケースがなく,傷が付くのがイヤなので入れてません.
だったらカメラバッグを常用すればいいじゃないかと言われそうですが,私の持っているカメラバックは小さくて,カメラ自体は入りますが,その他の細々したものを入れることが出来ません.

「散歩写真家」の場合,常に持ち歩かないといかに撮らないかということが分かります.

−−−−−−−−
(*1)「04.12.26」参照.

 ++ 05.01.11 (tue) ++ 



以前(*1),お話しした我が家のテレビ.
ほとんど瀕死状態ですが,だましだまし使っています.

映らなくなる原因も分かってきました.
おそらくチューナーが壊れています.
TSS(テレビ新広島:フジテレビ系)を見ていたのに,いきなりNHKが映ったりします.

映らなくなるきっかけがおもしろくて,テレビの近く,特に,裏側に私が移動すると映らなくなります.
私の家では,テレビの裏にはトイレがあります.
CMになって,トイレに行って,戻ってくるとテレビが見れなくなるという状態です.

どうしてこんなおもしろい状態になったんでしょうか….
#まぁ,チューナー部分をビデオデッキに頼れば問題なく見れるのですが….

−−−−−−−−
(*1)「04.07.19」参照.

 ++ 05.01.12 (wed) ++ 



自分を笑える人は,たぶん,幸せだ.

 ++ 05.01.13 (thu) ++ 


(This picture was taken with Panasonic Lumix FZ2.)

写真を観賞する場合,1枚につきどれくらいの時間をかけるものなんでしょうか.

多分,何分も見るものじゃないと思います.
少なくとも私はそうです.

もちろん,悪い写真よりは良い写真の方を長く見つめると思います.
でも,長くて30秒とか,そんなものでしょう.

おそらく,良い写真の場合,それを長く観ることはなくても,繰り替えし観るのではないでしょうか.
例えば,「飾りたくなる写真」の多くは,何度も観たくなる写真のような気がします.

 ++ 05.01.14 (fri) ++ 



学位(博士号)申請のための書類の中に,学歴を書く欄があります.

そこには,正確な入学年月日を書かなければなりません.
何年何月までではなく,何日というところまで書かなければなりなせん.

というわけで,母校(青学)に電話をしました.

事情を説明して,正確な日付を教えてくれるようにお願いすると,
「あぁ,広島大学さんは,その辺,細かいですからねぇ」
と言われました.

細かいことで有名って,いったい….

 ++ 05.01.15 (sat) ++ 



飼い主様語録.

「プラスねじとマイナスねじってどうちがうの?」

(あ.「電極の違いだよ」とか教えれば良かったのか.(鬼))

 ++ 05.01.16 (sun) ++ 



このページではPalm Zire71というPDA(*1)で撮った写真を使っています.
そんなわけで,これから3回に分けてPDAの「来し方行く末」に関してを語ってみようと思います.

ただ,今のところ,次回以降の記事はうまくまとまっていません.
実は,この話題は昨年末に1年のまとめとして書き始めたんですが,書き上げることが出来ずに現在に至っています.

話がまとまらない原因の1つは,PDAに関する問題の多くは語り尽くされているということです.
そのため,私のオリジナルの主張というものがうまく表現できません.

けれども,ここの読者の多くの方はそういった議論をご存じないとも思います.
ですから,私がそういったテーマに触れることは無駄ではないでしょう.
そんなわけで,あまりオリジナリティはありませんが,私なりの言葉で語ってみたいと思います.

これとは別に,話がまとまらないもう1つの原因は,結局,結論がないということです.
私なりの結論はあるのですが,それは非常に漠然としています.
これに関しては,最後に触れると思います.

ということで,今日の所は,「書くぞ」という宣言です.
#興味の無い人にとっては,どうでも良い話ですが(笑).

−−−−−−−−
(*1)PDAとは「Personal Data Assistant」の略で,「個人用携帯用情報端末」等と訳されます.要するに,電子手帳の親玉みたいな感じですが,パソコンのようにソフトを追加することが可能だったりします.例えば,Palmの他には,Microsoft系のPocketPC,SHARPのZaurusなどがあります.

 ++ 05.01.17 (mon) ++ 



皆さんにもあるでしょうか.
聞いていることがばれると恥ずかしいミュージシャン.

まず,聞いていることが知られても恥ずかしくないミュージシャンの基準を定義します.
私の場合は,自分の車に他人を乗せる際に流しておいても大丈夫かどうかです.

今,私の中でヒットしていて,かつ,そのラインギリギリは上坂晴子(本名)です.
クラウドベリージャムとセッションしてたあたりで,私的には完全にヒットなんです.
デビュー当時から知っているのですが,最近,買ってなかったCDを全て買いそろえました.
より新しいアルバムほど完成度が高く,最近には珍しく聞き込んでいます.

ただし,これまで上坂晴子(本名)を人に勧めしたことはありません.
何というか,歌唱力に少々難が…(笑).
個人的には,その「歌唱力」が醸し出している独特の雰囲気が逆にマニア(?)心を刺激して,かなりイイ感じなんです.
でも,たぶん,誰にも理解されなさそうなので今まで人に勧めたことはありません.

 ++ 05.01.18 (tue) ++ 



昨日,聞いていることがばれると恥ずかしいミュージシャンに関して書きました.

ただ,基本的に私は邦楽は全て何かしらの恥ずかしさを感じます(笑).

これに対し,洋楽は知識がないので,何がミーハーで,何が通なのかよく分かりません.

ですから,ミーハーなものしか聞いてないと思うんですが,あまり恥ずかしさを感じません.(ダメじゃん)

 ++ 05.01.19 (wed) ++ 



先日(*1),PDAの来し方行く末について語ると宣言しました.
ということで,今日はPDAがおかれた現状について考えます.

まず,現在PDAがおかれている状況をひとことで表すならば,やはり「衰退」となってしまうでしょう.
そう感じられる原因は,大きく2つあると考えられます.

1つめの原因は,メディア側の現状です.
特に,PDA関連の雑誌の現状は,「衰退」であると感じさせます.

「PDAマガジン」は,いつの間にか発行されなくなってしまいました.
「Mobile Press」は,先日,ついに休刊となってしまいました.
「Palm Magazine」は,隔月刊から季刊となり,規模を縮小しつつも続いていくかに見えましたが,やはり予定通り発行されていません.

また,これと関連することとして,PDA関連のWebサイトにかつての勢いがないことも気にかかります.
最近の動きで特に象徴的なのは,Sony製Palm「CLIE」ユーザーによる情報サイト「CLIE User Club!」が昨年末をもって活動休止が宣言されたことでしょう.

加えて,2つめの原因は,メーカー側の動きです.
特に,これはPDAの中でもPalmで顕著だと言えます.

かなり以前のことですが,IBMブランドで出ていたPalmもなくなってしまいました.
また,Handspring社(*2)やPalm社は日本市場から撤退してしまいました.
Sonyは海外市場から撤退してしまいました.

以上の様な理由から,PDAは衰退の一途をたどっていると言えるでしょう.

では,この衰退を止めるにはどうしたらよいのでしょうか.
これを考えるために,次回は,PDAが衰退した原因について考えます.

−−−−−−−−
(*1)「05.01.16」参照.
(*2)現在はPalm社と合併し,palmOneとなっています.

 ++ 05.01.20 (tur) ++ 


(This picture was taken with Panasonic Lumix FZ2.)

先日,投稿中の論文の審査への回答をしたというお話をしました(*1).
今回の修正では,割と白黒はっきり付けるような対応をしました.

心理学や心理言語学における文理解研究には大きく2つの流れがあります.

1つは,言葉の意味の側面を主に扱った研究です.
もう1つは,言葉の文法的な側面を主に扱った研究です.

私は博論を含め,意味の側面を主に扱っています.
したがって,文法的な側面に関してはあまり触れないようにしています.

けれども,当然,査読者からは,現在主流を占める文法的な側面からの研究との関連について述べるべきではないかというコメントを頂きます.
しかし,この要求に完全に応えることは困難だと回答しました.

2つの立場をいかにしてつなぐかに関しては,卒論の頃から悩んでいます.
けれども,今のところ解決には至っておりません.
その理由は,おそらく,私の考えているモデルと,文法的な側面からの研究との間をつなぐ研究がまだないからだと思います.

ただし,今回頂いたコメントで,ちょっとヒントを頂きました.
つまり,2つの立場をつなぐ要素が私のモデルの中に含まれているということです.
ということで,今回は,その点に関して極簡単に触れるにとどめ,今後の課題であるとして議論しました.

さて,このようなちょっと強気(?)な対応が吉と出るか凶と出るか….

−−−−−−−−
(*1)「04.12.29」参照.

 ++ 05.01.21 (fri) ++ 



無事,博士論文を提出しました.

例の如く,二次審査(*1)以降の仕事の流れをメモしておきます.

 12月10日(金曜日) 学位論文草稿完成
 12月17日(金曜日) 主査,副査による本論文の(非公式)審査開始
 12月28日(火曜日) 主査,副査による本論文の(非公式)審査修了
 1月6日(木曜日) 本論文を製本所に持ち込み
 1月11日(火曜日) 主査,副査による学位論文要旨のチェック開始
 1月14日(金曜日) 本論文の製本完成
 1月14日(火曜日) 主査,副査による要旨のチェック修了
 1月15日(土曜日) 本論文受領,要旨を製本所に持ち込み
 1月19日(水曜日) 要旨受領
 1月20日(木曜日) 教室会議における学位論文提出に関する承認
 1月21日(金曜日) 本論文,および関係書類提出

続いて,製本に関する情報をメモしておきます.

私が製本に出した業者は「千田製本有限会社」というところでした.

 広島県広島市中区千田町1丁目12-13
  (TEL) 082-241-8425
  (FAX) 082-241-8427



おそらく,広大が千田町にあった頃に出入りしていた業者だと思います.
要領を得ている感じでした.

私の学位論文はちょうど100ページで,11冊お願いしました.
中身は自分で印刷し,持ち込みました.
料金は,1冊あたり4000円(プラス消費税200円)でした.
製本にかかる日数は,5,6日でした.

ちなみに,生協の場合,1冊あたり3675円で,2週間かかります.

また,要旨は履歴書等を含めて16ページで,130冊お願いしました(*2).
中身は自分で印刷し,持ち込みました.
料金は,全体で18000円(プラス消費税900)円でした.
1冊あたり約140円で,この値段の内訳は,製本が50円,表紙の紙代(上質紙の厚紙),印刷代が90円だったようです.

ちなみに,生協の場合,1冊あたり200-300円くらいするようです.

製本の仕上がりは,学位論文に関しては特に問題ないと思います.
日数的に1週間かからないという点はメリットだと思います.

要旨に関しては,若干,仕上げが雑でした.
具体的には,表紙の厚紙の裁断がきれいでないものが何冊かありました.

といった感じで,他にも色々業者はあると思いますが,ひとまず,学位論文本体に関しては信用できると思います.

−−−−−−−−
(*1)「04.11.30」参照.
(*2)要旨の製本は,自分でホッチキス留めして,製本テープを貼る形でも構いません.(私は面倒くさかったので,業者に頼んでしまいました.)

 ++ 05.01.22 (sat) ++ 


(This picture was taken with Palm Zire71, and trimmed with Vix.)

先日(*1)から,PDAの来し方行く末について語っています.
前回(*2)は,PDAがおかれた現状を「衰退」と表現しました.
今日は,今後PDAが発展していく方法を考えるために,まず,PDAの衰退の原因を考えます.

PDAの衰退の原因としては,次のようなものが挙げられます.
それは,高機能化する携帯電話と小型化するパソコンとの間で,PDAが中途半端な立場に追いやられたというものです.
このことが意味するのは,PDAを使う必然性がなくなりつつあるということだと思います.

以前は,PDAの魅力は何かと聞かれれば,割とはっきり言えたものです.
つまり,予定やアドレスといった個人情報をスマートに管理できたり,ちょっとした小型パソコン的な使い方が出来るといったことです.
しかし,現在ではこれらのことは携帯電話等でも可能となってしまいました.
以前,PDAを使うことでかなえられていたある種の「夢」が,現在,代替の機器でも手に入れられるようになったといえます.

また,PDA自体にも衰退の原因があると思われます.
それは,PDAを使いこなす楽しみがなくなってきたということです.

以前は,PDAで音楽も聴けたり,写真も撮れたり,ウェブやメールも出来たら便利だろうなと考えていました.
しかし,これらのことは現在では,さほどの苦もなく可能となってしまいました.
以前はPDAを使いこなしていくことでかなえられると考えていた「夢」が,今では普通に出来るようになったといえます.

このように,現状では,PDAの存在価値(夢)が薄れ,また,PDA自体のおもしろみ(夢)も半減しているといえます.

現在でもPDAが他のデバイスと比較して秀でている点は,PDA本来の機能くらいのものです.
つまり,パソコンと連携して様々な情報を管理,閲覧するという機能です.

しかしながら,このことは,PDAが相対的に「(夢のない)便利な道具」に成り下がったということを示しています.
PDAはある種の「文房具」になったとも言えるでしょう.
もちろん,今でもPDAを使う際には良い文房具を使うときのような一種の充実感は残っています.
しかし,「おもちゃ」を使うようなワクワク感はありません.

これはこれで,製品として成熟したとも言えます.
けれども,Palmコミュニティーにいる人々の多くは,かつての熱気を忘れることが出来ず,現状に不満を持っていると思います.

それでは,今後,PDAが発展していくためには,何が必要なのでしょうか.
次回は,PDAの課題について,お話しします.

−−−−−−−−
(*1)「05.01.16」参照.
(*2)「05.01.19」参照.

 ++ 05.01.23 (sun) ++ 



昨日,週末の割にアクセスカウンターが動いてるなと思ったら,案の定,リンクを張って頂いておりました.
gongさんの「10-0-0.net」(*1)で昨日の「PDAの来し方行く末」に関して紹介して頂きました.
#あらためて,ありがとうございます.

はっきり言って,この一連の記事,論理が不明確だったり,文章の構造がエレガントじゃなかったりしています.
なので,個人的に人目にさらすのが恥ずかしかったりします(笑).

ただ,人に見せるための文章って,中身も大事ですが,公開するタイミングも重要だと思います.
論文を書く際もそうですが,文章ってある程度で見切りを付けないと永遠に校正できます.
ですから,今回は私の中の「今しかない」という思いにしたがって,多少荒いままでも勢いで更新しています.
#論文の場合の「今しかない」は往々にして「〆切」だったりしますが(笑).

次の「PDAの来し方行く末」(最終回)は,1月25日(火曜日)を予定しています.
どうか,最後までおつきあいください(ペコリ).

−−−−−−−−
(*1)本サイトのリンク」のページから飛べるようにしておきました.(現在は「リンク」のページは置いていません。)

 ++ 05.01.24 (mon) ++ 



先日,「なまけで日記」(*1)のうしさんにこのサイトのアクセスキリ番(19000)ゲットのご報告を頂きました.
その際,「次は20000をねらってください」と申し上げたところ,「何か景品が?」といわれました.

ということで,考えました.
さすがに,キリ番のたびに景品を出すわけにはいきませんが,良い機会なので今回は出しましょう.

ズバリ「広島でお好み焼きをおごります.」(ただし,広島に食べに来れる方限定)

いえ,必要ないなら良いんです,別に.

−−−−−−−−
(*1)本サイトのリンク」のページから飛べます.(現在は「リンク」のページは置いていません。)

 ++ 05.01.25 (tue) ++ 



2回にわたって,PDAの来し方行く末に関してお話ししてきました.
1回目(*1)では,PDAのおかれた現状として,「衰退」というキーワードを挙げました.
2回目(*2)では,「衰退」の原因として,PDAを使うことに伴う「夢」の欠如を指摘しました.
そこで今日は,最終回として,PDAの発展のために何が必要かに関して考えてみようと思います.

前回,PDAにはもう「夢」がないというお話をしました.
このPDAに「夢」を抱いけないでいる人々をより詳しく分類すると,次のようになるでしょう.

まず,PDAを実際に利用している人.
この人は,PDAを「便利な道具」として利用しているでしょう.

次に,PDAを使ってみたが,うまく使いこなせなかった人.
この人は,PDAに対し,「役立たず」という結論を下しているでしょう.

最後に,PDAを便利そうだなとは思いながら手を出さなかった人.
この人は,PDAは「不必要」で,他の手段で事足りているのでしょう.

このように,PDAに関わる多くの人が,PDAに「夢」を抱いていません.
したがって,PDAが発展するためには,あるいは,かつてのような勢いを取り戻すためには,それぞれの人たちに対して再び「夢」を提案する必要があるいえます.

しかしながら,これを結論としても意味がありません.
この結論で議論を終わることは非常に無責任です.
なぜなら,その「夢」が具体的に示されていないからです.

今回の一連の記事の結論としては,その「夢」とは何かを具体的に示すべきでしょう.
また,そうしなければ,この一連の記事の価値は無に等しいと言えます.
けれども,それはかないません.

ひとこと加えるならば,この「夢」を誰も示すことが出来ないために,PDAは閉塞状態に陥っているのだと思われます.

−−−−−−−−
(*1)「05.01.19」参照.
(*2)「05.01.21」参照.

 ++ 05.01.26 (wed) ++ 



長年愛用している携帯電話「NTT Docomo D206 HYPER」(≒化石)(*1).
ここのところ,急激にバッテリーがへたってきました.

そこで,バッテリーに「電ピタ」(*2)を貼ってみました.

最近,飼い主様がFOMAに変えろと迫ってくるんです(*3).
#テレビ電話がしたいらしい.

生き延びてくれ!D206!!

−−−−−−−−
(*1)「03.11.16」参照.
(*2)「電ピタ」とは,へたってきたバッテリーを復活させる(と謳われた)シールです.
(*3)「04.12.08」も参照.

 ++ 05.01.27 (thu) ++ 



本日,本サイトのアクセス数が20000を越えました.

実は,20000って中途半端なので,軽く流そうと思ってたんです.
けれども,先日(*1)もご紹介したとおりで,なんだか話が大きくなってしまいました(笑).
#さらに,同時並行で,CamePa(*1)内で「不幸のリンク(?)」が始まったり…(笑).

私とお好み焼きを食べたくないために,20000近くになるとアクセスが減ったりするかもと心配しましたが,無事20000です.
#ただし,今のところ20000をゲットしたという申告者は現れていません.

まぁ,そんなこんなで,皆様,これからもよろしくお願いいたします.

−−−−−−−−
(*1)「05.01.24」参照
(*2)私も参加しているPalmのユーザーグループ.

 ++ 05.01.28 (fri) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

かなり以前に,写真は「腕より道具」(*1)と書きました.
でも,今はやっぱり,写真は腕だと思っています.

これは別に矛盾しているわけではなく,私の持つカメラが変わったということです.

撮影者に自由を与えないカメラの場合,写真の善し悪しの大部分をカメラが決めてしまいます.
でも,ある程度以上のカメラを持ったら,写真の善し悪しを決めるのはそれを操る撮影者です.

もちろん,どんなカメラにも多かれ少なかれ欠点はあります.
でも,良いカメラを持っているのに文句ばかり言う人は,多分,カメラに撮らされている人なんだと思います.
#本当に上手な人は別ですが.

−−−−−−−−
(*1)「04.02.11」「04.02.16」「04.02.22」「04.02.25」「04.03.02」参照.

 ++ 05.01.29 (sat) ++ 


(This picture was taken with Palm Zire71, and trimmed with Vix.)

飼い主様の家の冷蔵庫には常に卵が入っています.
でも,飼い主様は料理をしません.

冷蔵庫の中の卵は古くなると捨てられます.
そして,また,新しい卵が補充されます.

飼い主様曰く,「卵がないと不安なの.」

ニワトリさんがかわいそう….

 ++ 05.01.30 (sun) ++ 


(This picture was taken with Panasonic Lumix FZ2.)

良い認知科学者とは妄想癖のある人間である.

 ++ 05.01.31 (mon) ++ 


(This picture was taken with Konica BiG mini NOU 135, and scaned with EPSON GT-8700.)

私は,芸術とは情報を削ることだと考えています.
つまり,芸術作品を作るということは,具体的な情報を省き,抽象化する過程だという意味です.
#それにより,自分の伝えたい事柄を明確にし,何かを伝えようとするんだと思います.

作品であるかどうかは別にして,10年ほど前,私は白黒写真ばかり撮っていました.
当たり前ですが,白黒写真は色の情報が省かれてしまいます.
したがって,偶然にそれらしい写真が撮れる確率が上がります.

その代わり,たまにカラーフィルムを使うとイメージ通りに撮れず,かなり悩みました(笑).

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