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このページはFUJIKIの日常を PalmZire71で撮った写真とひとこと(ひとりごと?)とでつづるページです.

** 2006.09の ひとこと(ひとりごと?) **

 ++ 06.09.01 (fri) ++ 



だんだん私の研究室が図書館化しています。

ふと「あの本なかったかな」と思って本棚を探すとちゃんとおいてあるということです。
興味はあるので買ったものの,時間がないために読まずに本棚行きになっている本が急激に増殖しています。

これはこれで便利ですし,そういう本を買っておいた自分に感心する(?)こともよくあります。
でも,同時に,なぜだか悲しくなったりもします(笑)。

 ++ 06.09.02 (sat) ++ 



昨日,私の研究室が図書館化しつつあるというお話をしました。

ただ,私の研究室,本棚が少ないんです。
自分で持ち込んだ棚も含め,すでに飽和状態です。
普段あまり見ない本を後ろの方にしまうなどして工夫しているのですが,そろそろパンクしそうです。

助手の部屋としてはこんなモノなのかもしれません。
でも,本を読まない研究者なんていないと思うので,講師以上の部屋のように壁一面の本棚があっても良いと思います。

そういえば,論文のコピーとか,自分で書いた論文のデータの控えとかを納めているファイルキャビネットも限界が近いです。

そろそろ引っ越せということでしょうか…。

 ++ 06.09.03 (sun) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

本サイトは私の研究を紹介するためのものなので,当然メインコンテンツは「業績一覧」です。
(あえて言明しなければならないところが悲しいところですが…。)

今現在,この「業績一覧」のページでは,論文等をその種類によって分類しています。
これはこれで研究者としての成果を評価してもらうためには適切だと思います。
また,いつでも公募書類を作れるように準備しておくという目的(*1)もあるので,このような形式にしています。

しかし,この分類方法ではどの論文とどの論文が関連しているのかが分かりづらくもあります。
そのため,私の研究に興味を持った方にとっては利用しにくい状態であるといえます。
利用者のことを考えるならば,論文の内容で分類すべきだと思います。

この問題を解消する単純な方法は,2種類の業績一覧のページを作るというものです。
しかし,そのような2度手間になる作業はいずれ面倒くさくなるので避けたいところです。

以前から考えているのは,利用者が必要に応じて表示を変えられるようにならないかということです。
つまり,
 査読付きの論文がどれか知りたい人は「種類別表示」
 特定のテーマの論文をまとめて読みたい人は「テーマ別表示」
 最近の論文を読みたい人は「発表時期別表示」
といったように,表示方法を選べるようにするということです。

ただ,適当な方法が分からないため,実現には至っていません。
どなたか,適当(で簡単な)方法をご存じの方がいらっしゃいましたら,ご一報下さい。

−−−−−−−−
(*1)「04.05.31」参照

 ++ 06.09.04 (mon) ++ 



映画「機動戦士ZガンダムV」を見ました。
(今日はガンダムについて語りますので,興味のない方は申し訳ありません。)

この映画で良かった点は,キュベレイの動きが美しかったところでしょうか。

気になった点は数え上げればきりがないのですが,全体として,
・ストーリーがなかったこと
・声優が大根ばかりだったこと
・セリフの語呂というか,歯切れが悪かったこと
が気になりました。

細かな点としては,
・ジェリドの最期が「お調子者」って…(ヤザン撃墜は映画版くらいがちょうどよいですが)
・ラーディッシュ撃沈までの流れが軽かったこと(個人的にストーリーの最大の山場です)
・ジュピトリスが沈んだこと(この船が沈むと連邦政府は大損害だと思うのですが…)
・歴史が変わってしまったこと(どうやってZZに続くんだろう…)
といったところでしょうか。

これらのことは,「映画にする」ということを考えるとやむを得なかったことなのかもしれません。
けれども,それが成功しているのかは分かりません。
私はテレビ版を死ぬほど見てるので,独立した映画として評価できる立場にはないのかもしれません。
それにしても,やっぱりテレビ版を映画に直すというのは無理があると感じました。
どうせそこまでするなら,ついでにハマーンも倒してしまえばよかったのにとさえ思いました(笑)。

やっぱり映画にするならそれ用のストーリーの方がよいのでしょう。
そういった点では,「逆襲のシャア」は悪くなかったと改めて思わされました。

また,これらのことを考え合わせて,「閃光のハサウェイ」を今こそ映画でやるべきだとも感じました。
現代の作画だとちょうど物語の雰囲気に合うような気もします。
ストーリー的にも2時間半くらいの尺でちょうどイイ感じになりそうな気がします。

話としても他のガンダムを知らない人でも楽しめると思います。
何せ主人公の2人(ハサとケネス)はほぼオールドタイプなので,訳の分からないニュータイプ能力は発揮されませんし(笑)。
唯一ニュータイプらしいギギも2人の間を行き来するアテネとして描かれているので,スパイス的にちょうど良い塩梅だと思います。

話しの最初の3分の1くらいは小説同様,戦闘シーン無しでよいと思います。
登場人物の出会いや,ハサの慎重な行動などを丁寧に描けばよいと思います。
それによって結末の意味がよく分かると思います。

なんにしても,単純に私は動くギギ・アンダルシアが見たいです(笑)。

 ++ 06.09.05 (tue) ++ 



飼い主様はどうして映画館で必ず寝るのですか?
私を誘っておいてどうして自分は寝るのですか?

 ++ 06.09.06 (wed) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

買ったまま読んでない本があまりにも増えたので,集中的に消化しました。

けれども,まだまだ山積みです…。

アマゾンのおかげで,色々見つけちゃうんですよねぇ…。

 ++ 06.09.07 (thu) ++ 



必殺技(*1)を決めるには,その周囲を固める小技や見せ技が必要です。

−−−−−−−−
(*1)「06.08.03」参照。

 ++ 06.09.08 (fri) ++ 



査読で採録の可否を判断しなければならない段階となった場合,研究としては何らかの価値を見いだせる可能性があるとしても,論文自体がお粗末なできである場合は不採択にすべきですよね?
読んでも理解できない論文を掲載したって,誰の役にもたたないのですから。
#私は一読して理解できない論文は無価値だと思っています。

 ++ 06.09.09 (sat) ++ 



忙しくて論文を読む暇がありません。

研究はしています。
論文も書いてます。
論文の執筆に必要な文献も読みます。

けれども,「おもしろそうだな」と思って読むようなカンジの読み方はしてません。

早晩,私のアイディアはつきるでしょう。

そのときは論文を書くのもやめて,またのんびり論文を読む日々に戻ります。

 ++ 06.09.10 (sun) ++ 



私が事務局を勤めている某地方学会の会計監査をしていただきました。

さすがに2年目なので会計報告書作りも慣れました。
ただ,やっぱり監査を受けるときは緊張しますね。

 ++ 06.09.11 (mon) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

最近,京商のMINI-Z F1が欲しいです。
要するに小さなF1のラジコンです。

ラジコンは,子ども頃,田宮のブーメランをもっていました。
各種パーツに結構なお金をつぎ込みました(笑)。

その後,田宮のJordan Ford 191を買いました。
アイリッシュグリーンの非常にきれいなマシンでした。
ミハエル・シューマッハのデビューマシンとしても有名です。
#私は(クラッシャー)チェザリスがスキだったので,チェザリス仕様にしてましたけど(笑)。

最近では,家の中で遊べるような小さなラジコンがいくつか発売されています。
私が買ってみたのはBit CHAR-GというチョロQサイズのものです。
これはこれで意外にまともに走っておもしろかったです。
けれども,「機械をいじる楽しみ」はありませんでした。

あとはMICROiRデジQフォーミュラのJordan Ford EJ13も買ってみました。
これは,見た目はかなりカッコ良いのですが,走りが不自然でした。
というのも,左右の後輪に付けられたモーターの回転数の差によって車が旋回するようになっているからです。
さながら戦車です(笑)。

そんなわけで,機械をいじれて,走りも自然な小さなラジコンとなるとMINI-Zシリーズとなるわけです。
その中でも,当然私はF1ですね。

今度,近所の「ラジコン天国」に侵入してみるかもしれません(笑)。

 ++ 06.09.12 (tue) ++ 



最近自分に向いているかもと思った仕事は「研究コンサルタント」です。

もちろんそんな仕事は存在しないんですが,そういう事業を始めたらおもしろそうだと思います。

業務内容としては,
・研究のアイディアを具体化するための支援
 -実験計画の立案
 -実験器具やソフトウェアの斡旋,提供
 -適当な共同研究者の紹介
・論文の執筆の支援
 -論文の構成に関する助言
 -査読者の視点からのコメント
・論文の公刊のための支援
 -査読者のコメントに答えるための助言
などが考えられます。

分野としては心理学全般です。
むしろ,お互いの利害が競合しないためにも,分野がずれてる方がイイかもしれません。

報酬は,共著者にしていただくことでしょうか。

でも,この業務内容って,そのほとんどが「学生の指導」ですよね(笑)。

ただ,共同研究者として共著者に加わる以外にも,こういったコンサルタント的な位置で共著者にしてもらうというのもあってよい気がします。
特に,自分でも感じるのですが,ひとりだちしたばかりの研究者は第三者的な視点が貴重だったりするので,ニーズはありそうな気がします。

もし,本当にコンサルテーションをご希望の方がいらっしゃいましたら,ご相談下さい(笑)。

 ++ 06.09.13 (wed) ++ 



論文を投稿しました。

一連の保育所での実験(*1)のデータを報告するものです。
また,これは以前,投稿を取り下げた論文(*2)にデータを追加したものです。

今度こそ決着を付けます。

−−−−−−−−
(*1)「06.08.23」「06.07.22」参照。
(*2)「06.06.22」参照。

 ++ 06.09.14 (thu) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

「あのときがピークだったよね」といわれないように。

常に今がピークであるように。

 ++ 06.09.15 (fri) ++ 



明日より上京します。

岡山で開催される「日本教育心理学会第48回総会」に顔を出してみるつもりだったのですが,外せない用事が出来たのパスします。

ということで,次の更新は19日(火曜日)です。

 ++ 06.09.19 (tue) ++ 



先日出版された論文の公開許可を頂きましたので,「業績一覧」のページからダウンローで出来るようにしました。

藤木大介 (2006).名詞句と動詞との間の意味的適合度が文の意味表象形成過程に及ぼす効果 認知科学,13(3),288-300.

この論文は,私の文理解研究に一区切りを付けるものです。

私は,人間の文理解プロセスを説明するモデルとして「スキーマ統合モデル」を提唱してきました。
このモデルでは,文を構成する語の概念知識(スキーマ)同士の結合を繰り返すことで文の意味表象が形成されると仮定しています。

例えば,「冷静な裁判官を信頼する」という文の意味表象の形成プロセスは,
 1.形容詞「冷静な」のスキーマが名詞「裁判官」のスキーマに統合され,名詞句の意味表象が形成される
 2.名詞句の意味表象が動詞「信頼する」のスキーマに統合され,文の意味表象が形成される
と説明されます。

これまでの論文(藤木・中條,2005,認知心理学研究;藤木・中條,2005,認知科学;藤木,2005,広島大学大学院教育学研究科紀要)では,この2つの過程のうち「1」のプロセスを重点的に検討してきました。
つまり,文中の名詞句の意味表象の形成プロセスの説明を試み,それに伴って,動詞スキーマへの統合過程にも変化が生じるとしてきたということです。

それに対し,今回の研究では,積極的に「2」のプロセスを検討しています。
つまり,名詞句の意味表象と動詞スキーマとの組み合わせを操作することで,動詞スキーマへの統合時のプロセスを検討しているということです。

例えば,「冷静な裁判官を非難する」は「冷静な裁判官」と「非難する」との組み合わせに不自然さが生じます。
しかし,「感情的な裁判官を非難する」ならば,「感情的な裁判官」という句の不自然さは生じるものの,「非難する」との組み合わせは比較的自然になります。

このような操作を行い,文の読みのプロセスを観察したところ,スキーマ統合モデルからの予測に合致する結果が得られました。

以上から,私の一連の研究により,文の主要な構成単位である句や文のレベルでの意味表象形成プロセスに対し,一定の説明を与えることが出来たといえます。
もちろん,藤木・中條(2005,認知心理学研究)でも指摘したとおり,「スキーマ統合モデル」は作業仮説的な位置づけのものであり,文理解研究を進めていくためのベンチマークに過ぎません。
今後,このモデルが否定され,さらに優れたモデルが提唱される可能性も高いです。
しかし,それならそれで,このモデルは当初の目的を果たしたといえるでしょう。

ということで,興味のある方はご一読いただければ幸いです。

 ++ 06.09.20 (wed) ++ 



iTunes(*1)がバージョン7になり,アルバムのアートワークが大きく表示される機能が付きました。

私はこれが非常に気に入りました。

パーティーシャッフルで再生するときとかは,色とりどりのジャケットが表示されて格好良いです。

−−−−−−−−
(*1)「05.05.16」参照。

 ++ 06.09.21 (thu) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

助手とは「そこにいてはいけない人」です。

できるだけ早く後輩にポジションを譲るべき立場なのです。

ですから,自分を追い込んで仕事するのは当然だと思います。
(でも,結構ぐうたらしてる気もします。)

 ++ 06.09.22 (fri) ++ 



研究者はエンターテナーだと考えます(*1)。
そうすると,論文は作品だといえます。

では,その作品を観賞してもらうためにはどうしたらよいのでしょうか。
つまり,論文を読んでもらうためにはどうすればよいかということです。

まず,近接領域の研究者に読んでもらうためにはどうすればよいでしょうか。
その答えは至極簡単です。
論文を書くことです。
そうすれば,データベースを検索すると引っかかり,読んでもらえます。

しかし,その上をねらうにはどうしたらよいでしょうか。
つまり,どのようにして領域の違う研究者に読ませるかということです。

もちろん,科学論文であることを考えれば,関心の無い人が読む必要は無いかもしれません。
しかし,論文を作品だと考え,それが真の芸術作品だと思うならば,より多くの人に読ませるべきです。
そして,それが本当に真の芸術作品であれば,誰が読んでも興奮を覚えるはずです。

広く読まれる論文の必要条件を考えると,当たり前の答えが浮かびます。
つまり,大きなテーマを扱うということです。
また,論文としての価値が高ければ,当然多くの人が読みます。

しかし,それだけでは全てを与えているとは思えません。
真の芸術作品とするためには,科学論文としてエレガントである必要もあるでしょう。

では,科学論文としてのエレガントさとは何かを考えると,単純には
・ロジックの明快さ
・方法の妥当性
・記述の簡潔さ
などが思い浮かびます。

しかし,以上の考えには大きな落とし穴があります。
つまり,論文を読む側に観賞する目があるかということです。
科学をエレガントなものだと感じない学者は少なくありません。

そういった「生臭(なまぐさ)」科学者など無視すればよいともいえますが,それは敗北を意味するとも思います。
究極には,一般人が読んでも感銘を受ける論文を書ければ最高です。

いずれにしろ,私個人に関して言えば,まだまだ修行が足りないと思います。
自分なりに「理想」に近づけるよう,1本1本丹誠込めて執筆するのみです。

そして何より,自分が読んで「おもしろい」と思える論文を書こうと思います。

−−−−−−−−
(*1)「04.02.10」参照。

 ++ 06.09.23 (sat) ++ 



私の研究室のある建物でアスベストの除去工事が行われます。
以前から,「これって明らかにアスベストだよな」と思っていたモノがようやく取り除かれるようです。

ただ,現在のものはアスベストの上にコーティングがしてあるもの(*1)なので,簡単には離散しなさそうなのであまり気にしていませんでした。

昔やばいなと思っていたのは,私の生まれ育った防府市のスポーツセンターの体育館です。
屋根に使われていたのはおそらくアスベストでした。

小学生ながらに「これはまずいでしょう」と思っていたのですが,友人達は気にせず触ってぼろぼろ落として遊んでいました(危険)。

今は除去されたんですかね?

−−−−−−−−
(*1)「吹きつけアスベスト」というのでしょうか。

 ++ 06.09.24 (sun) ++ 



前から考えているのは,iPodを自分の所有するCDのリストとして使うことです。

店頭で購入する際,よく「これ持ってたっけ?」となるからです。

現在は512MBのiPod shuffleと4GBのiPod miniしか持っていません。
なので,PCのiTunesで確かめながらオンラインストアで購入するようにしています。

 ++ 06.09.25 (mon) ++ 



先日,書き上げた論文をメールに添付して,共著者にチェックをお願いしたところ,
「チェックしました」
とだけ記されたメールが返ってきました。

あ,ありがとうございます…。
(問題ないという意味でしょうか??)

 ++ 06.09.26 (tue) ++ 



人間は混沌と秩序とを生み出しながら生きています。

しかし,ただ漫然と生きるだけでは混沌を生み出すばかりです。

もちろん,どんなにがんばっても秩序を生み出す努力が混沌の生成を上回ることはありません。

けれども,科学者として,出来るだけ多くの秩序を生成し続けたいと思います。

 ++ 06.09.27 (wed) ++ 



公共交通機関を用いた移動時には,私はiPod shuffleを利用しています。
小ささと軽さが相まって,非常に使いやすいです。

不満といえば,液晶画面がないことです。
ということで,次はiPod nanoを手に入れようと考えています。

ただ,先日お話しした(*1)ように,出来ればPCの中の全ての音楽ファイルを持ち歩きたいとも思っています。
そのため,現在発売中のモデルの容量ではそれは無理です。

ということで,容量が25GBを越えたとき(おそらく32GB)が買い時だと思うことで,我慢しています。

ただし,この話は私のCD購入速度がiPodの容量拡大速度を上回らないことを前提にしています(笑)。

−−−−−−−−
(*1)「06.09.24」参照。

 ++ 06.09.28 (thu) ++ 



海外旅行について話していたとき,飼い主様が
「寒いところに行きたい」
というので,
「南極とか?」
とベタな返しをしたら,きょとんとされてしまいました。

どうやら南は暖かいと思ったようです。
#そんなベタな…。

 ++ 06.09.29 (fri) ++ 



誰か私にmixiの楽しみ方を教えてください。

 ++ 06.09.30 (sat) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

都合4系列のプロジェクトをお蔵入りにすることにしました。

1つめは,英語で論文化しようと思っていたモノでした。
しかし,どうもかなり微妙な効果をとらえようとしているようで,論文化するにはもう少しデータを加えた方がよいと判断しました。
また,自分1人で考えていたときは斬新な実験だったのですが,論文執筆に当たってよく調べてみた結果,あまり目新しくもないようです。
めちゃめちゃ余裕が出来たらデータを追加するかもしれません。

2つめは,これまでの私の研究の流れの中で当然やるべき実験です。
ただ,実験を始めてから,このデザインでは私の予測するモデルからは結果の予測が2通り出てくるということに気付きました。
また,実際,データも微妙な感じになってしまいました。
もう一度よく考え直す必要があるので,ひとまずお蔵にしました。
少し余裕が出来たら再チャレンジします。

3つめは,データは頑健なのですが,「試しにやってみた」のタイプなので論文化するための論拠の確保が微妙な感じです。
ただ,この実験は,もう1つ条件を加えればストーリーが作れそうなので,合間を見てデータを追加します。

最期の1つは…完全にお蔵入りですね。
これはこれまで自分の研究の中で何度か確認された効果をより積極的に確かめようとした実験でした。
ただ,途中であまり意義がないことに気付いて,放棄しました。
データを足せば紀要ぐらいにはなると思うので,これもめちゃめちゃ余裕が出来たら復活させます。

要するに,研究費でマンパワーを買えるかどうかにかかっているということです(涙)。

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