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5) 13th International Workshop on Non-Neutral Plasmas (NNP2022), Sep.19-22, 2022 Milano, Italy に参加してきました。
対面の方がオンラインよりも良いと感じるのは私だけでしょうか?
4)
12th International Workshop on Non-Neutral Plasmas (
NNP2017), Jul.10-13, 2017 Lawrence University, Appleton, WI USA に参加しました。
3)
11th International Workshop on Non-neutral Plasmas (
NNP2014)
が2014年12月1日-4日に香川県高松市で開催されました。
この workshop は1988年以来10回にわたり欧米で開催されてきましたが、今回アジアで初開催となりました。
ビーム研から檜垣と伊藤が Local Organizing Committee として workshop を主催しました。また、今回は初の試みとして、
6th Internatioinal Conference on Trapped Charged Particles and Fundamental Physics (
TCP2014)
とのjoint sessionを設けました。総勢150名以上の研究者が一堂に会して活発な議論が展開されました。
TCP2014 web site
2) 当研究室ではエキゾチックな低エネルギー荷電粒子ビーム研究の一環として欧州原子核研究所(CERN)での国際共同研究(ASACUSA)に参加しています。2014年1月22日付けで、「反水素ビーム生成に成功」というタイトルで報道発表を行いました。従来、反水素原子の生成、閉じ込めは1T以上の強磁場の下で行われてきており、反水素を閉じ込める実験ではこの強磁場の影響下で反水素原子の特性を調べることになります。我々の実験では、強磁場の存在する生成領域から2.7m離れた磁場や電場などの影響を受けない場所に反水素原子をビームとして取り出すことに成功しました。
本研究に関するプレスリリース(2014年1/22日付)など
広島大学大学院先端物質科学研究科「研究成果」(NA)
東京大学大学院総合文化研究科「研究発表」
CERN press release
"Going with the antimatter flow" (Nature Communications press release:NA)
1) 当研究室ではエキゾチックな低エネルギー荷電粒子ビーム研究の一環として欧州原子核研究所(CERN)での国際共同研究(ASACUSA)に参加しています。2010年12月20日付けで、英国物理学会(Institute of Physics)の情報誌であるPhysics Worldが年末に選定する2010年における物理分野の10大ニュースBreakthrough of the Yearの第1位に、欧州原子核研究所(CERN)における2つの国際研究グループが行った、反水素原子の捕捉(ALPHA)、およびビーム引き出し可能な装置による反水素生成(ASACUSA)に関する研究成果が選ばれました。いずれも反水素原子を用いた物理研究を可能にする重要な進展です。
physics world HP (IOP:NA)
本研究に関するプレスリリース(2010年12/6日付)など
CERN press release (English:NA)
APS Physics Synopses (English)
広大先端研 報道記事 (NA)
理化学研究所プレスリリース (NA)
以下は、これまでに関わってきた研究の簡単な紹介です
筑波大学ではプラズマ研究センターのRFグループの一員として実験に参加していました。RFグループは主にミラープラズマの生成、加熱
を担っています。また、プラズマ中に励起される様々な揺動(アルフベンイオンサイクロトロン波、フルート不安定性、ドリフト
不安定性、等)の計測も行っていました。
粒子閉じ込め装置内で電子冷却をすることにより低エネルギーの反陽子ビームを作り出すことができます。
日本学術振興会特別研究員のときはCERNのADで実験をしているASACUSAの一員として、粒子閉じ込め装置の開発にたずさわりました。
トロント大学に交換留学していた時には高強度短パルスレーザーをつかって、SiO2 のエッチ率を測定していました。
京都大学で大学院生だった時には、非中性電子プラズマの線形及び非線形静電波振動について実験していました。
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