社会系(地理歴史)教科指導法

●最終更新      08月13日(月) 
●関連リンク     シラバス (Ver 2.0 一斉休講措置に伴う変更)  
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■ 「3分で分かる社会科授業10の理論」シリーズ
岩田一彦,森分孝治,児玉康弘,加藤公明,藤瀬泰司,吉村功太郎,池野範男,谷川彰英,唐木清志,佐長健司
「3分で分かる社会科授業10の理論」シリーズに関して以下いずれかの作品を制作する(15点)。
提出期限は,8月3日(金)。 Bb9経由で提出する。 参考例(7月24日追加): TA河原作TA篠田作TA近藤作
① 私の一押し理論を紹介したパンフレット
② 10の理論の関係を説明した見取り図・鳥瞰図
③ 紹介されている論文・書籍1本の要旨をまとめたポンチ絵・構造図


■ 第1講-第2講 (6月12日)  pptのスライド  資料A  
Ⅰガイダンス       
                   Ⅱ私が過去に学んだ社会科授業,私が未来にしてみたい社会科授業

Ⅲ映像視聴:ナチズムの台頭,博多花丸・大吉の漫才  (1)個人で付箋に書き出す,(2)グループでKJ法,(3)全体で発表   

Ⅳ学校と社会:数学科のテストの場合,オーストリアの政治教育の場合 Ⅴまとめ:社会科教師の努力と工夫,理数科教師への皮肉



■ 第3講-第4講 (6月19日)   pptのスライド 資料C 資料D 資料E
Ⅰ教師の授業づくり:大正時代と4つの授業      Ⅱtake a stand:私はこの授業が好き

Ⅲ3分シリーズ         Ⅳポスターセッション:この授業の魅力は…

作品集 a b c d e f g h i j k l m n               Ⅴ授業で教える知識,達成したい目標



■ 第5講-第6講 (6月26日) TA分析(追加)  pptのスライド 資料F 資料G
ⅠTA解説:ABCDの違い     Ⅱ課題提示と授業視聴:地域解釈(沖縄)・時代解釈(戦国時代)を教える

Ⅲ授業分析とポスターづくり

Ⅳ発表:科学的に対象の意味をつきとめる,論争的に対象の意味をつくりだす



■ 第7講-第8講 (7月3日) pptのスライド 資料H 資料I  
Ⅰ復習 と課題提示:社会事象の分析,社会像の構築     Ⅱ授業視聴(1):時代解釈(律令国家体制の変動理由)

Ⅲ授業視聴(2):一般理論(交通ネットワークの変動理由)  Ⅳ授業分析とポスターづくり



■ 第9講-第10講 (7月17日)  pptのスライド 資料J 資料K 資料L
Ⅰパスター発表とTA解説:この授業の魅力は○○だ!    

Ⅱ教科書「を」教科書を構造的に教える手続き                       Ⅲ3分シリーズ


Ⅳ教科書「で」教科書を分析的・構成的に教える手続き:石山合戦とメキシコの借金



■ 第11講-第12講 (7月24日)  pptのスライド  資料M  TA課題解説
ⅠGW発表とTA解説:教科書「で」教えるときの教え方=教材研究法

Ⅱ体験的に教える手続き:貿易ゲーム

Ⅲ活動の省察:どこが,どれだけ稼いだか,なぜこんな活動をするのか



■ 第13講-第14講 (7月31日)  pptのスライド  資料N 資料O 資料P 資料L
Ⅰ授業研究とは何か:挑戦的実験か,日常的再現か

Ⅱ授業研究の対象と方法:理論・モデル・計画・実践,内在的批判と外在的批判

Ⅲ優秀作品(指導案)の鑑賞・批評



■ 第15講 (8月5日) 水害補講は実施しません
「3分で分かる社会科授業10の理論」シリーズの作品展
① 私の一押し理論を紹介したパンフレット
 a もっとも人気だったのは藤瀬論。内容を詳説する解説書型が多かったです。典型的なこちら。作品1 作品2
 b 森分論も人気でした。詳説ではなく,象徴的な表現を志向したのはこの作品。右側は「科学的社会認識」と記載するべきかも。
 c 吉村論も人気でした。この作品は,自分なりの問題意識で理論を批評し,意義づけようとしています。
 d こちらの兒玉論のまとめは,論の構造を図示化したものです。映像とセットで見ると,理解できる作品です。
② 10の理論の関係を説明した見取り図・鳥瞰図
 a 各論を縦横4つに類型化し,位置づけようとした作品。横軸の相対的な距離感と,児玉論・加藤論の位置づけは要検討か。
 b aのまとめをさらに単純化し,同一ベクトル上に論を位置づけ直したのが,この作品
 c aのまとめに隠れた関係性を明示化し,総合的に説明しようと努めたのが,この作品