バニラなのかチョコなのか。
3連休最後の日。 天気が良かったので,布団を干しました。 布団を干すために竿を拭いていたら,近所で野焼きが始まったので,思いっきりムカつきました。 晴れた休日の午前中に野焼きなんて,ありえませんからっ。 仕方がないので煙が落ち着くのを待ってから,布団を干しました。 「干してから野焼きが始まるより良かった」 と自分に言い聞かせました。 ぷんすか。 今日はまず若竹七海さんの 『プレゼント』 を読みました。 短篇集です。 葉村晶シリーズの原点ですね。 先日読んだ 『暗い越流』 にも出てきたので,少し不思議な気持ちで読みました。 でも違和感は全然なかった。 小林警部補の原点でもあるのかしら? これについてはわかりませんが,小林警部補が携わる事件の話をもっと読んでみたくなりました。 続きまして,伊坂幸太郎さんの 『ジャイロスコープ』 を読みました。 こちらも短篇集。 途中の何作かが私のイメージしている伊坂幸太郎作品と異なっていたので少し戸惑いましたが,「伊坂幸太郎さんだって違うテイストの作品を書かないといけないわけだし…」 と自分に言い聞かせて読み進めました。 『一人では無理がある』 あたりから伊坂幸太郎テイストが出てきたので,ちょっと安心しました。 でもこの作品に先に読んだ 『プレゼント』 と共通する名前,しかもかなりめずらしい 「御子柴」 という名前が出てきたので,「えーっと,私は朝から何を読んでいたんだっけ?」 と頭の中が少し混乱してしまいました。 こちらの御子柴さんは刑事ではなかったのですけどね。 最後の 『後ろの声がうるさい』 でそれまでの短篇がまとまったように思えてきて,ある人物の登場で 「あー,無事だったんだ」 と安心したのもつかの間,それが過去のことだったと気づいて 「なんだ…」 と肩を落としたりもしました。 結局本ばかり読んで,衣更えもホットカーペットカバーの洗濯(敷き替えすら)もしない連休でした。 そんなもんだカンガルー。
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