パ・リーグもようやく決着がついたか。
アンディ・マレー選手,上海オープン優勝おめでとうございます! 対戦相手のバウティスタ アグート選手のことは昨日の準決勝で初めて知ったのですが,ジョコビッチ選手をストレートで破っていたので,なかなか油断できない相手だと思っていました。 マスターズ1000の決勝なんだから,そりゃそうだ。 第1セットの途中でバウティスタ アグート選手に流れが行きかけて心配したのですが,第12ゲームの連続サービスエースからマレー選手が一気に流れを引き寄せた。 あの引き寄せ方は本当にすごかった。 あの場面で連続でサービスエースを取る集中力もすごかった。 あの第1セットの接戦を観たら,第2セットがまさか 6-1 で終わるなんて夢にも思わないですよね。 これでまたランキング1位のジョコビッチ選手との差を詰めたはず。 ランキング1位をとってほしいっ!!!!!
今日はまず中山七里さんの 『恩讐の鎮魂曲』 を読みました。 御子柴礼司シリーズの3作目です。 今作が一番御子柴礼司を人間らしく感じたかもしれません。 それと,「過去に重大な犯罪を犯した人間でも更生することはできるのかも」 と思った。 でも現実にそれはなかなか難しいのかもとも思っています。 途中ちょっとうるっとくる場面があり,ラストでは御子柴同様,私も字が滲んで見えました。 このシリーズはまだ続きそうですね。 御子柴のこれからを読むのが楽しみです。
続いて若竹七海さんの 『みんなのふこう』 を読みました。 『恩讐の鎮魂曲』 を読んで気持ちがちょっと沈んでいたので,気楽に読めそうで良いかな,と思ったのです。 予想どおり,とても気楽に読むことができました。 ラジオのパーソナリティの話口調の文章が多かったので,読みやすいのも良かったです。 内容もおもしろかったです,オチの直前までは。 ここからネタバレっぽくなります,ご注意ください。 ちょっと改行します。
ずっと 「オチはどうなるんだろう? きっと何かが判明するんだよね?」 と期待しながら読んだので,「はぁ〜???」 と本気でガッカリしました。 言葉は悪いけど,単なる不幸の垂れ流しじゃないですか。 何のひねりもないし,何だこりゃ。 この終わり方は確かにかなり勇気がいることだろうけど,「オチが思いつかなかっただけじゃない?」 とも思ってしまいます。 途中まで本当におもしろかったのになー。
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