オープン戦初勝利,イェイ!
昨夜,内藤了さんの 『LAST 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』 を読み終わりました。 終わった…,終わってしまった…。 冒頭のメリーさんの葬儀の描写にしくしく泣き,最後はある人の人生を思って嗚咽を漏らしながら読み進めました。 声を上げて泣いたのは,久しぶりかもしれません。 あぁ,悲しい…。 ハッピーエンドはないだろうとは予想していたけれど,あまりに悲しい結末でした。 希望もなくはないのだろうけれど…,でも…,うん…。 一晩明けて,「でもあれっておかしいよなぁ…」 と冷静に気づいてみたり。 再度終盤を読み返して,まためそめそ。 大いに矛盾している気はするのですが,そもそも 「うら交番」 という設定が非現実的なのだから,そこを追及しても仕方がないのかもしれません。 LASTを知ってみると,ここまでに様々な伏線があったのでは? と気になってきて,また最初から読み返したくなるのですが,そんな時間はないので次に行きます。 今日は,植松三十里さんの 『雪つもりし朝 二・二六の人々』 を読みました。 今日はこの本を読もうと決めていた。 岡田首相のエピソードは有名なので知っていましたが,それ以外のエピソードはどれも知らなかったので,興味深く読み進めました。 二・二六事件そのものを描いているのは岡田首相の 『身代わり』 のみで,それ以外の話は二・二六事件のその後を描いたものでした。 …今読んだ内容紹介にも,そう書いてありました,あは。 二・二六事件の記述ばかり続いてもちょっと…と思っていたので,そうではなくて良かったです。 度々出てくるある人物に興味を抱いたので,これから少し調べてみようと思います。
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