「毎月1本は映画を観る」 という目標を1月で終わらせないため、駆け込み乗車的な勢いで 『陰日向に咲く』 を観に行ってきました。 以下、ネタバレおおいにあります。
くすくす笑えて、時にほろっと泣ける映画でした。 最初、西田敏行さん演じるホームレスのモーゼ = 宮崎あおいちゃんが探している元漫才師の雷太だと思って観ていたのですが、途中でモーゼがプロ野球選手のお父さんだということが判明してビックリ。 推理が振り出しに戻ってしまいました。 じゃあ誰が雷太なんだ? 三浦友和さん? いやいや、たぶん三浦さんは岡田准一くんのお父さんだ。 いや、待てよ、岡田君のお父さん = 雷太でも問題はないのか。 …などと推理を巡らせつつ、映画は進む。 岡田くんがオレオレ詐欺の電話をかけた相手だと勘違いしている人は、たぶんストリッパーのジュピターさんだ。 だって、モーゼが電話をかけていた相手だから。 …いやいや、モーゼは雷太じゃなかったんだ。 えっ、じゃああの女性は誰? などと頭が混乱し始めた頃に、実はモーゼは野球選手のお父さんではなかった (嘘をついていた) ことが判明。 なんと、最初の推理どおり、やはりモーゼ = 雷太でした。 三浦さんも岡田くんのお父さんだった。 そんな感じで点と点がうまく繋がっていくので、登場人物の多さもさほど気になりませんでした。 でもアキバ系の人たちと、岡田くん・あおいちゃんたちは接点がなかったなぁ。 …何かあった? 最初に岡田くんがアキバ系の人たちをぼーっと見ているシーン以外は、たぶんなかったですよねぇ。 そこがちょっとすっきりしないかも。 原作ではどんな風に描かれていたんだろう。 まだ原作を読んでいないので、今度図書館で借りて読んでみようと思います。
映画前に流される予告編で泣きそうになったものがいくつかあり、本編上映前からかなりやばかったっす。 『死神の精度』 と 『犬と私の10の約束』 は予告編だけでお腹いっぱいっす。
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