電子顕微鏡のページ

サポート体制について

直接分析(利用者が自分で装置を扱う)について

TEMは試料の前処理に手間が掛かるせいか、もしくは回折像などが取っつきにくく見えるせいか、初心者が手をだすには敷居が高い装置だと思われています。しかし、現在は前処理装置の進歩や、フィルムに変わってCCDを利用するようになったこともあり、以前と比べると装置に慣れるのに掛かる時間はずいぶんと短縮されました。

装置の扱いを一から覚えたいと希望される方には、ほぼ付きっきりの状態で数時間程度は丁寧に指導させて頂きます。特定の試料についてであれば、それぐらいの講習期間を過ぎれば、写真(TEM像)をとって、EDSで組成を測るぐらいは問題なくできるようになります。まず担当者までご連絡下さい。

依頼分析について

明視野像、暗視野像、回折像、の撮像、EDSを用いた局所領域の化学組成分析、取得画像の解釈の仕方、簡単な画像解析方法の紹介、等をさせて頂いております。試料作製は作り方によっては当センターで請け負うことも可能です。利用者の皆様に試料をお作り頂く場合でも、出来る限りのアドバイスをさせてもらっております。まずはご相談ください。