iPadを教材・教具として利用してみる
重複障害のお子さんの授業にiPadを使ってみる
「音の出るアプリ」
音を出すアプリを紹介します。 教育でiPadを利用する際,児童生徒に操作させて教育効果を高めようという視点は重要ですが,また別の視点もあります。つまり,教師が授業中にiPadを活用して授業の展開に生かすという視点です。ここでは,音を出すアプリを2つ紹介しています。これらの音が手軽に利用できることは,授業の展開上魅力的なこともあると思います。スピーカーをつなぐと音が大きくなります。Bluetoothのスピーカーだと無線で音を鳴らせます。そう考えると,いろいろと使えそうです。
もちろん,このアプリを,児童生徒にタッチさせるといった活用もできますよね!
さらに,点字用紙を画面に貼り付けて,その点字用紙に〇や□などの触覚サインを描いておくなんてアイデアも浮かびます。iPadの画面は紙越しでも十分に操作できますから。
音の出るアプリ紹介の動画ページ
「お絵かき」
指先を使って,絵の具を塗る活動は,様々な目的で用いることができます。見る力を育てる,目と手の協応を育てるといった内容から,高度な絵画の力を身につけるまで様々です。
音ができるお絵かきアプリ
無料
指先で絵を描く際に,色に応じて様々な音が鳴ります。そのため,単に画面上の変化だけでなく,音にも興味をもって線を書いたり,絵を描いたりすることができます。
以下の写真をクリックすると大きくなります。
以下の写真は,白い背景に,最も太いペンで描いた様子です。
以下の写真は,黒い背景に描いた様子です。
例えば,教師が,白いペンで,点を描いておいて,子どもに別の色で,その点をなぞらせる活動など,様々なアイデアで利用することができそうです。
キラキラお絵かきアプリ
無料
指先で絵を描く際に,色に応じて様々な音が鳴ります。そのため,単に画面上の変化だけでなく,音にも興味をもって線を書いたり,絵を描いたりすることができます。ペンの太さを変えたりはできません。ペンで描く際には色が次々と変わります。「音が出るお絵かきアプリ」の簡易版といった位置づけです。