2011年12月28日(水)「年の瀬のご挨拶」
- 本年は大変お世話になりました。おかげさまで、様々な困難を乗り越えて年末を迎えることができました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。
- 来年もみなさまにとって幸せな年となりますようお祈り申し上げます。良いお年をお迎えください。
2011年12月25日(日)「今年の総括」
- 本年も,公私ともども大変お世話になりました。みなさまのご指導・ご助言があっての今だなぁと,強く感じる1年でした。今年度の総括をします。
- 4月1日からは、広島大学へ移籍いたしました。福岡では大変お世話になりました。今後とも引き続きよろしくお願いします。広島ではこれからですが、様々な方に歓迎いただきとてもありがたいことです。
- 6月3~5日、北九州市で開催された、第12回日本ロービジョン学会学術総会の大会長を務めさせていただきました。日本眼科学会系の学会の学会長ということで重責でありました。福岡県内の眼科関係者、教育関係者、福祉関係者のみなさまに支えていただき、国情が困難情勢な中、無事に大会を運営することができました。心より感謝申し上げます。
- 第27回韓国視覚障害教育・再活学会学術大会では招待講演の機会を与えていただきました。李先生はじめ多く先生方にお世話になりました。学会長より感謝状をいただきました。
- 今年の成果です。
査読付き学術論文(2本)
- 以下の2本の論文を発表しました。
- 氏間和仁 (2011) MNREAD-Jkにより拡大鏡の妥当性を検討した1事例,日本ロービジョン学会誌, Vol. 10, pp.63-67, 2011.3.31.
- 氏間和仁・濱野仁暢・副島由美 (2011) Visual Stressと関連要因の研究,日本ロービジョン学会誌, Vol. 10, pp.86-90, 2011.3.31.
- 氏間和仁 (2011) 文章以外の素材の音声化の主観的難易度による評価. 福岡教育大学附属特別支援教育センター研究紀要, 第3号, 105-110, 2011(H23)年3月
- 鈴木麻央・氏間和仁 (2011) 視野の広さが分数の計算に及ぼす影響. 弱視教育, Vol.49, No.1, 9-12. 2011/06.
- 大財誠・氏間和仁 (2011) 漢字学習ソフト「かけるクン」を活用した弱視児への漢字指導. 福岡教育大学附属特別支援教育センター研究紀要, 第3号, 99-104, 2011(H23)年3月
- 氏間和仁・濱野仁暢, 弱視児のVisual Stress. 第12回日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集, 104, 会期:2011/6/3-5, 場所北九州市, 北九州国際会議場.
- 氏間和仁, 音声化教材作成法に関する基礎的研究-グラフの音声化ルールの実験的評価-. 日本特殊教育学会第49回発表論文集, 440, 会期:2011/9/23-25, 場所:弘前大学文京町キャンパス
- 本沖萌美・氏間和仁, シミュレーションゴーグルを用いた手持ち式拡大鏡の訓練効果. 第12回日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集, 83, 会期:2011/6/3-5, 場所北九州市, 北九州国際会議場.
- 本沖萌美・氏間和仁, ロービジョン児を対象にした拡大鏡の訓練効果-1事例検討―. 第12回日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集, 84, 会期:2011/6/3-5, 場所北九州市, 北九州国際会議場.
- 鈴木麻央・氏間和仁・高橋信行, 移動窓サイズが計算に与える影響. 第12回日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集, 102, 会期:2011/6/3-5, 場所北九州市, 北九州国際会議場.
- 氏間和仁, 低視力人の教育と再活の実態と改善方向. 第27回韓国視覚障害教育・再活学会学術大会, 会期:2011/8/4,5, 場所:韓国・太田市
- 氏間和仁, 小学生の読書評価について, 第52回弱視教育研究全国大会抄録集, 8-9, 於:大阪国際障害者交流センター, 会期:2011/1/13-14.
- 鈴木麻央・氏間和仁, 視野の広さが分数の計算に及ぼす影響, 第52回弱視教育研究全国大会抄録集, 6-7, 於:大阪国際障害者交流センター, 会期:2011/1/13-14.
- その他、認定講習では6県にお邪魔しました。また、学校への研究授業・公開研究会等々でも中四国の多くの学校にお呼びいただきました。大変お世話になりました。
査読無し学術論文(3本)
以下の3本の論文を発表しました。
学会等発表
以下の学会等での発表を行いました。
その他の活動
2011年12月22日(木)「プレ クリスマス会」
- 来週の28日まで講義は続きますが,まずは,本日で研究室の少し早い納めの日として,プレ・プチ・クリスマス会を催しました。現在,私の研究室で勉強している2人の学生(桑原君と北村さん)と3人でささやかな会となりました。
- 途中で,2名の院生も合流して,いろいろな話ができ,有意義な会となりました。
2011年12月12日(月)「液量測定の動画を追加」
- 視覚を用いなくても液量を測る方法について掲載しました。液量を測る方法はいくつかありますが,dipping法,pouring法,シリンダー法は有名な方法です。その中で,下の2つは,pouring法とシリンダー法の例を動画で紹介しています。
- pouring法による液量の測定の一例
- シリンダー法による液量の測定の一例
2011年12月07日(水)「iPadによる教育的視機能評価ツールの開発」
- 科学研究費補助金で開発中の日用視力測定ツール、年明けには公開か!?病院で測る医療用の視力ではなく、日常生活のなかで測る視力なので、日用視力です。
- 現在,Tripotという開発会社と共同で開発中!年明けにはAppStore登録予定です。また,来年度は実証試験を予定しています。iPad込みでお渡ししますので,その際は,ぜひ,ご協力ください。
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2011年11月26日(土)「島根大学集中講義」
- 土・日は島根大学の3欄の講義,1単位の集中講義でした。土曜日は5コマ,日曜日は2.5コマです。年でしょうか。立ちっぱなしはかなり疲れるようになりました。講義は,3欄ということで,小・中・高等学校や特別支援学校で広く利用できる知識を得てもらいたいということで,レンズや光と眼のことを実験を豊富に取り入れて取り扱いました。集中講義ですので,座学ばかりでなく,体を動かしながら行う内容を入れるようにしています。写真は,レンズの焦点距離を測定している様子。模型の眼やケプラー型単眼鏡の模型を用いて光とレンズの関係を観察しているところです。
2011年11月25日(金)「学部2年生 自主学習会」
- 授業科目では補え切れない内容を補足するために,もう一人の視覚障害教育担当の先生と二人で2年用と3年用の学習会を開いています。
- これは,2年生の学習会の様子です。
- 2年生の学習会では6コマを使って,レンズと光の関係をじっくりと体験をベースにして学びました。
- これは6コマ目の様子。眼の模型を使って,拡大鏡の焦点距離と作業距離の関係を視力視標を使って確認している様子です。
2011年11月16日(水)「香川盲学校校内研修会『キャリア教育』」
- 香川県立盲学校様から授業研究会と講演会の依頼がありました。
- 研究授業は,理療科の「病理学」でした。「肥大」を取り扱った内容でした。様々なサイズの玉を利用して,真性肥大や偽性肥大などをイメージするといった工夫がされていました。
- その後の授業研究会では,活発な意見が出されていました。
- 放課後に講演会がありました。テーマは「視覚障害教育とキャリア教育」でした。私にとっては未知の領域でした。しかし,講演に際して,海外の文献も含めていくつかの書籍や論文に目を通し,文科省の「手引」も通読し,学会ではキャリア教育のWSに参加し,私自身,よい勉強の機会となりました。招聘いただき,また,新たな勉強の種を提供いただき,ありがたい機会であったと思いました。
2011年11月8日(火)「模様替え」
- 氏間研究室はこの1週間で模様替えを行い、ずいぶんと機能的になりました。本日5コマ目(16:20-17:50)の授業は、模様替え後の初授業でしたので、授業後に1枚です。大学院の視覚障害心理学演習の授業でした。大学院の演習ですので、これからミニ実験を行って、データ処理まで体験する予定になっています。
- 写真、右から宮木さん(D2),天野さん(M1),山本さん(M1)、芳之内さん(M2)、そして私です。
- 最近は、この液晶ペンタブレットでの板書がブームです。