iPadの視覚障害教育での実践例
顕微鏡をカメラアプリで撮影
- 実践者
- 北九州視覚特別支援学校
- 世羅町立甲山中学校
- 使用アプリ
- 内容
カメラアプリ
以前,普通のデジタルカメラで,顕微鏡の視野の写真を撮影できることを聞き何度か試してみた。しかし,私の腕が悪いためか・・・,なかなかよい写真を撮影することができなかった。
そこで,iPadで顕微鏡写真を撮影してみた。手でiPadを持って撮影すると,どうしても手振れしてしまいなかなかうまくいかなかったため,iPadをアームで固定して撮影したところ,うまく撮影できた。
本校には顕微鏡写真を撮るためのカメラとそれをパソコンに取り込むソフトがあり,以前から弱視生徒の顕微鏡観察に活用していたが,カメラやパソコンの準備等に時間がかかっていた。しかし,iPadであれば,そのような準備等の必要がなく,一度写真を撮れば,その場で簡単に拡大したりトリミングしたりすることができ,さらにその写真をキャプチャできるので大変便利だと思う。
さらに,動画を撮影したり,白黒反転したり,取り込んだ写真に解説を書き加えたりすることが,iPadであれば可能である。