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このページはFUJIKIの日常を PalmZire71で撮った写真とひとこと(ひとりごと?)とでつづるページです.

** 2006.06の ひとこと(ひとりごと?) **

 ++ 06.06.01 (thu) ++ 



投稿していた論文(*1)の審査結果が返ってきました。

両査読者共にBの判定でした。
つまり,「修正採択」です。

研究開始から6年近くたってしまいましたが,ようやく日の目を見そうです。

修正がんばります。

−−−−−−−−
(*1)「06.02.09」参照。

 ++ 06.06.02 (fri) ++ 



来週行われる学会の準備作業をしていて
「引っ越しをしたらちゃんと学会に住所変更届を出さなきゃダメだな」
と思いました。

郵便の場合,転送届けを出しておけば1年間は旧住所宛の郵便も受け取ることができます。
ですから,住所変更の連絡は転送されてきた郵便に対して行えば良い,なんてことも考えられます。

けれども,最近は論文集等を宅配のメール便を使って発送することが多くなっています。
なぜなら,コストが段違いに良いからです。

しかし,宅配の場合は郵便局のような転送届けは存在せず,不達になるだけです。

宅配は不達になるということは前から気付いていいました。
けれども,今回送る側になって大量の不達が出たことで改めてこのことを思い知らされました。

 ++ 06.06.03 (sat) ++ 



心理学はロックだ!!

 ++ 06.06.04 (sun) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

心理学をぶち壊せ!!

 ++ 06.06.05 (mon) ++ 



私のデスクではミニコンポのアンプの上に17インチの液晶モニタをのせています。

ところが,このコンポは年代物なので,たまに音の出方が変になります。
スピーカーが高音部と低音部とに分かれているのですが,たまに片方の高音部だけ音が出ないといった状況になります。

最近ではこれを直す方法も分かってきました。
要するに,働いてないスピーカーに一時的に大きな音を出させるという方法です。
具体的には,アンプにつなげているパソコンで適当に調整してやっています。

ところが,当初は接触の問題を疑っていたため,裏の配線を色々いじっていました。
その際,液晶モニターの画面側がスピーカに立てかけられたような状態になってしまいました。

大したことはないだろうと思っていたのですが,なんだか画面中央にシミのような跡が残ってしまいました。
白い画面を出すとちょっと目立ちます。

私はできるだけ作業画面の背景を黒くするようにしています。
なので,普段はそれほど気になりません。

けれども,Webをブラウズする際は,結構気になります。

お金があったらより大画面で高精細なヤツに買い換えるんですけどねぇ…。

 ++ 06.06.06 (tue) ++ 



審査中だった論文(*1)が採録になりました。

この論文は,「認知科学」で予定されている特集「文理解の認知メカニズム」用に投稿したものです。

学部生の頃,この手の特集号を読みながら
「こういうのに書いてる人はその分野の人って感じがするよな」
と思っていました。

末席とはいえ,私もそこに加えていただけて光栄です。

ということで,セルフポートレートを撮ります(笑)。(*2)

−−−−−−−−
(*1)「06.04.15」参照。
(*2)「05.07.16」参照。

 ++ 06.06.07 (wed) ++ 


(This picture was drawn with PixMarker on Zire71.)

単なる落書きではありません。

次の学会発表で使うために描いたものです(笑)。

 ++ 06.06.08 (thu) ++ 



明日,明後日と広島大学の主催で「日本基礎心理学会第25回大会」が開催されます。
会場は,辺鄙(へんぴ)な広島大学ではなく,広島駅前にある広島国際大学国際教育センターをお借りしました。

ということで,明日から2日間,更新をお休みします。

最後にひとこと。

俺の発表を聞け!!

 ++ 06.06.11 (sun) ++ 



論文の掲載が決まった(*1)雑誌「認知科学」には著者紹介の欄があります。(*2)

前回,掲載していただいた際は著者1人につき200字以内で準備するよう言われました。
ところが,今回は250字まで書いて良いと言われました。(増えたよ…)

とりあえず,受賞歴が増えてるのでそれを足すとして,あとは何を加えましょうか。

もちろん,きっちり250字で書く必要はないのは分かっています。
でも,貧乏性なので字数を残すともったいない気もします。

あれだな,「青学出身」ってところをアピールしておこうかな(笑)。

−−−−−−−−
(*1)「06.06.06」参照。
(*2)「05.07.16」参照。

 ++ 06.06.12 (mon) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

ようやく「お年玉付き年賀葉書」の当選番号の確認をしました。

切手シート2枚でした…。

 ++ 06.06.13 (tue) ++ 



助成を受けている研究の経過報告書を書き上げました。

この課題では,助成を受ける際,年末に最終的な報告書を提出することはお約束していました。
しかし,急遽,途中経過も報告するように求められたので,少々とまどってしまいました。

というのも,助成が決定した直後に予定の実験を実施してしまっていたからです。
現状を途中経過として報告してしまうと,予定通りならば最終報告書も同内容となってしまいます。

やむを得ないので,(体裁を取り繕うために?)実験を追加することにしました。
経過報告書には,実施した実験から新たに明らかになった課題を示し,その対策のための追加実験を行うと書きました。

まぁ,確かにすでに実施した実験だけでは不十分な部分もあったので,追加実験をする踏ん切りが付いたともいえます。
結果オーライですね。

−−−−−−−−
(*1)「05.09.30」参照。

 ++ 06.06.14 (wed) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

先日,掲載が決定した論文(*1)。

今回もまた編集委員の先生に恥ずかしいご指摘をいただきました(*2)。
やっぱり綴りの間違いで,「'Direct Drow'ではなく'Direct Draw'」と指摘していただきました(涙)。

−−−−−−−−
(*1)「06.06.06」参照。
(*2)「05.07.13」参照。ただし,前回とは別の先生です。

 ++ 06.06.15 (thu) ++ 



何となく,
「画家」−>「絵描き」
「歌手」−>「唄歌い」
みたいな言い方って,格好良くないですか?

でも我々は,
「学者」−>「役立たず」

…えーと,お後がよろしいようで(笑)。

 ++ 06.06.16 (fri) ++ 



このページのアクセスカウンターがまわっているのを確認するたびに,
「まだ世間から忘れられていないな」
と思います。

−−−−−−−−
週末は上京します。
土曜日,日曜日の更新をお休みします。
#その間に私のことを忘れないでね(笑)。

 ++ 06.06.19 (mon) ++ 



先日ご紹介した「認知科学」の特集「文理解の認知メカニズム」(*1)。

聞くところによると結構な数の投稿があったようです。
日本にもそれだけ研究者がいたということですね(笑)。

日本の研究者の動向を知るためにも楽しみな一冊になりそうです。

−−−−−−−−
(*1)「06.06.06」参照。

 ++ 06.06.20 (tue) ++ 



先日,「修正採択」となった論文(*1)を修正し,再提出しました。

もう再審査はないとはいえ,やっぱり正式に採択になるまでは安心できません。

無事,採択されることを祈っています。

−−−−−−−−
(*1)「06.06.01」参照。

 ++ 06.06.21 (wed) ++ 



先日,ある幼稚園に実験の協力を依頼しに行きました。

当然のことなのですが,幼稚園と保育所とは違うと感じました。

私はここ数年,保育所とばかり関わってきました。
バイトをしたのも,実験に協力したのも,自分が実験をしたのも,全て保育園でした。

そのような流れの中で幼稚園を訪ねてみて,結構カルチャーショックを受けました(*1)。

ご存じの通り,幼稚園は文部科学省の管轄で,保育所は厚生労働省の管轄です。
やっぱり,幼稚園は「学校」なんだと感じました。

−−−−−−−−
(*1)もちろん,幼稚園毎でも「文化」が違ったりするだろうとは思います。

 ++ 06.06.22 (thu) ++ 



投稿していた論文(*1)を取り下げました。
まだ審査結果が返ってくる前の段階だったのですが,取り下げました。

原因は「二重投稿」(*2)に対するの懸念です。

この論文はある財団からの助成を受けて執筆し,投稿しました。
しかし,投稿後に財団から研究の経過報告をするように依頼されました(*3)。
当然,報告書は投稿した論文のデータを用いて書かざるを得ません。

通常ならば,報告書は論文と見なされないので二重投稿にはなりません。
しかし,今回は報告書が財団が発行する紀要に掲載されるため,問題となってしまいました。
特に,同一データで同一集計法だった点が問題だったようです。

編集委員の先生をはじめとする関係の諸先生方にはご迷惑をおかけしてしまいました。
ただ,懸念が生じた時点で問い合わせたため,迅速なご判断をいただけ,問題を未然に防止できた点は良かったと思います。

また,取り下げた論文は別の学会誌に投稿し直すつもりです。

もちろん,それに当たっては,
・投稿先の学会に今回の経緯を報告する
・報告書のデータの集計法を変更する
・投稿論文はその学会誌の主旨に合わせるように内容を変更する
・財団からも投稿許可が下りていることを伝える
といった対策を施し,審査に入る前に二重投稿に当たらないかを判断してもらうつもりです。

再投稿の形にすることで,データを追加できたり,著者を追加できたりもするので,結果オーライだと思うことにします。

−−−−−−−−
(*1)「06.03.16」参照。
(*2)通常,論文を複数の学術誌に同時に投稿することは「二重投稿」として禁じられています。
(*3)「06.06.13」参照。

 ++ 06.06.23 (fri) ++ 



レポートを提出するときはホッチキスで留めるなりしてください。

どれが誰の何ページか分からなくなるじゃないですか。

#学生にホッチキス留めを求めるのは過剰な期待なんでしょうか?

 ++ 06.06.24 (sat) ++ 



保育所での実験を開始しました。

今回は4,5歳児を対象とした実験です。
前回の2,3歳児を対象とした実験(*1)よりもかなり楽です。

−−−−−−−−
(*1)「05.12.15」参照。

 ++ 06.06.25 (sun) ++ 



セルフポートレートを撮りました(*1)。

写真を撮ること自体は結構楽しかったです。
ただ,被写体が自分というのが「微妙」でした(笑)。

写真って,やっぱり被写体が大事ですね。

−−−−−−−−
(*1)06.06.06」参照。

 ++ 06.06.26 (mon) ++ 



先日,上京した際,少しだけ時間をいただいて電気屋に行きました。
目的は,SONY VAIO type U (VGN-UX50)を見ることでした。

何ともソニーらしい製品でした。

ちょっと常識があればあんな使いにくい製品は作れないはずです。
画面は小さいクセに高精細すぎて見にくいし,キーボードは最悪に打ちにくかったです。

けれども,元々ソニーにそんなことは期待していません。
むしろ,そんな非常識な会社だからこそ,こんな機能てんこ盛りの小型PCを作れたともいえます。

何とかお金を工面しなければ。

 ++ 06.06.27 (tue) ++ 



先日,実験の協力を依頼した幼稚園(*1)では,
・実験開始が9月になること
・各クラスの実験を1日,しかも午前中で終了すること
・調査に協力できるのは,各学年30名程度まで
等の条件があったため,また別の機会にご協力いただくことにしました。

何より,幼稚園には2歳児クラスがないため,私の実験は不可能だったともいえます。

ということで,再び別の保育園に協力依頼に行きました。
今度は実験できそうな感じです。
来週から現在進行中の実験(*2)とは別系列の実験を始めます。

それにしても,最近の保育園はどこもおしゃれですね…。

−−−−−−−−
(*1)「06.06.21」参照。
(*2)「06.06.24」参照。

 ++ 06.06.28 (wed) ++ 



自己紹介をします。
私の職業は大学教員です。
趣味は研究者ごっこです。

 ++ 06.06.29 (thu) ++ 



時々,古いパソコンをいじって遊びたくなります。

OSをクリーンインストールし,適当なソフトも入れ,そのパソコンの最適状態を作るのを楽しむのです。
この場合,実際にそのパソコンを利用するかは関係ありません。
#古い機種に何か役割を見つけてあげるのは結構楽しいですけど。

最近ですと,ThinkPadなら何でもいじってみたいと思ってしまいます。
ただ,中古に手を出し始めると際限がないので,思いとどまっています。

ここをご覧の心優しい方,古いThinkPadが余ってませんか?(笑)

 ++ 06.06.30 (fri) ++ 



論文を査読(*1)する場合,多くは自分の専門領域か,その近接領域のものです。

かなり以前,元指導教員に
「近接領域の著者はライバルではなく,仲間だ」
「仲間が増えれば,自分の領域が活性化する」
「そうすれば自分の研究がやりやすくなる」
といったことを言われたことがあります。

査読する際はその研究を良いものにするためのコメントを付けるべきです。
それによって,その論文を採録に導くことができれば,その著者の業績が増えます。

業績が増えれば,その人はよいポジションを得る機会が増えるでしょう。
それなりのポジションに着いてくれれば,今度は私の論文を編集したり,審査したりしてくれます。

近接領域の人は自分の論文を正当に評価してくれるはずです。
近接領域の人を増やすことは自分の研究の評価にも影響を及ぼすのです。

ということで,ギブアンドテイクです。
私の論文があなたのお手元に届きましたらどうぞよろしくお願いいたします(笑)。

−−−−−−−−
(*1)くどいようですが一応解説しておくと,論文は審査を受けた上で学術誌に掲載されるのが一般的です。その審査を「査読」と呼びます。

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